松本隆さんが
アイドルに初めて書いた
作品
「ポケットいっぱいの秘密」
この作品で
歌謡界へ
殴り込みをかける
狼煙があがったわけだけれど
松本隆という
日本語のロックを標榜して
ぱっぴいえんどという
バンドで実験的にそれを披露しながら
作詞家としての道を歩む
ステップアップした作品
このポケットいっぱいの秘密
には
秘密が隠されて
いるという
ちょっとした
遊び心
♪ あなた草の上
ぐっすり眠ってた
寝顔 やさしくて
"好きよ"ってささやいたの
歌詞の頭をつなぐと
「アグネス」になります
(何でこんなことをしたのかというと、「秘密」というタイトルだったからどこかに秘密を隠しておこうと思って。歌がベストテンに入って流行っている時は誰にも言いませんでした。
じっと黙っていて、知ってるいるのは僕ひとり。 遊び心です。)
松本隆談
可愛いから
少々ヘタでもいいか…ってなってたのが
当時のアイドルだったのか?
天地真理、アグネス、麻丘めぐみ、などはまだ
それほど
聞くに堪えないほどではなかったが
そこそこ
歌として
アイドル歌手としての
道を広げていったひとたちだけれど
その後
大御所
浅田美代子さんの登場により
可愛ければいいという
なんでもありのアイドル路線へと
進んでいくわけだが
アグネスはその分岐点の歌手だったような気がする。