ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

知られざる名園の春を楽しむ

2012-04-02 05:39:15 | 里の歳時記
 春うらら、知られざる名園にやってまいりました。
常陸太田市町屋、M子さんN子さん手作りのお庭も、いよいよ6年目に突入です。
王冠のフォルムを描く、地べたのニラさんにも、どことなく貫禄が。
春の陽光を浴びて、青い葉っぱさんの背中は、夢を背負っています。



夢を背負って真実一路のM子さん。
プラムのつぼみさんたちと青葉が、耳を傾けて聞き入ります。
背景には、里川の春の川風。



お庭の大工さん仕事でも何でも、自力で手早くこなされます。
どんな夢でも、やっているうちにうまくいく。



ついに、お庭の石工さん仕事も、デビューです。
ご近所の長老さんの手を借りて、初仕事。
成せば成ったこの成果は、人間力の記念碑です。



こちらのフキノトウさんは、どことなく楽しそうです。
枯れかけたキャラボクの切り株さんも、宴に参加しています。



フキさんの地下茎は、どこまでも前進します。
間もなく、ナツツバキさんの根元へ。



フキのベビー葉さんたちです。
冬場に、絶品の手作りキャラブキを頂きましたが、故郷はこちらでしたか。



お勝手菜園のすぐ脇に、ワビスケ系ツバキさんが散りこぼれていたり。
小さな苗を、愛情こめて育てました。



その隣で、草花さんや資材がせめぎ合って、混雑するスポットもありますが、大丈夫です。
なぜかは不明ですが、すべてにおいて楽しいのは確かです。
愛と気合が隅々にみなぎっていれば、何とかなる。
この庭は、シンプルで力強い真実を、現実の世界で証明しております。



種から育てたクリスマスローズさんが、そこかしこで花のてんこ盛り。
これから、この庭が、どのように育っていくのか。
それは、M子さんもN子さんも青葉も、誰も知らない。
一日一日を大切に、動きながら知り続けるのみであります。
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