ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

恒例の道祖神祭のご奉仕です

2018-01-08 07:36:23 | 里の歳時記
 正月恒例の、小さな祭礼。



地域の最小単位の十戸余で、道祖神さんをお祀りしております。
皆様のご協力により、滞りなく準備が進んでおりますが。
昨年たまたま祭礼中に通りかかって感動されたという、H市在住のHさんが、今年も再訪。



こんなふうに、お祭りカメラマンとして、熱心に撮影されておりました。
昨年も全員の集合写真をお送り頂きましたが、本年は、その場で全員分を焼き増し。
さらに後日、ポスターと全画像CDもお送り頂くとか。



新年早々の、有り難いご縁に感謝しつつ。
宮司さん以下、ある種の使命感ももって、一同でご奉仕させて頂きましたが。



お陰様で、例年通りに用意が整いました。
ご覧頂いておりますように、ごく簡素な碑に道祖神さんは降臨されております。
地元の石にご神名が刻まれただけの神様を、信じる信じないよりも、大切なのは神事る力。



小さくとも、その歴史は長いですから、やはりお祭りが持続することが大切です。
特に、小さな持続の力こそは、我が日本国の基本の大切と感じる今日この頃。
宮司さんのチェックも完了、これよりお祓いと祝詞奏上になります。



常日頃と同様、ブログ主はこの時点でカメラをオフにしましたが。
特例により、Hさんには、宮司さんと全員の承認の下、撮影を続行して頂きました。
そして。



Hさんにも、玉ぐしを捧げて頂き。
宮司さんからは、御神札も渡されました。
ちなみに、道祖神さんこと猿田彦さんの三文字のうちの二文字が、Hさんのお住いの地名に合致。



そんなご縁も、小さな持続のお陰様と感じますが。
今は極細に見える、旧県道。
曲がりくねったこの細道には、先人さんの喜怒哀楽がしみ込んでおります。



それらをすべてご覧になられていた、道の神様の祭礼。
戦後の混乱で、一時途絶えたこともあり。
途絶えたとたんに、幸いも途絶えがちになったところで、亡父世代により祭礼が復活。



以来、こんなふうに、祖先の初心そのままのお神酒を頂きつつ。
皆さんもまた、小さな福の神として持続するかもという、小さいけれども有り難い恒例行事。
お天道様に感謝して、今年も働かせて頂きます。
☆今日も有難うございます*よろしければ人気ランキングも↓オン願い申し上げます。
茨城県 ブログランキングへ
にほんブログ村 環境ブログ 里地里山へにほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿