庭の片隅の石臼に、いつしか苔が生え、シダが繁っております。水があれば、苔が育ち、石を彩ります。水を与える人があるという幸い。この夏の一日もまた、与え続ければ、いろいろなものが生まれ、育っていくでしょう。
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今日のタイトルは五七調になっております。
やはり、どうも、気になっているようです。
実は来月、ある方々よりお誘いがあり、初めて句会というものに参加することになっているのであります。
私こと、句会以前に、俳句そのものもよくわかっておりません。
にもかかわらず、熱心なお誘いと、お笑い持込可という条件に、ついつい、調子よくハイとご返事。
調子よく 参加表明 庭師かな
アタマが完全に五七調になってますが、やっぱり季語が大事ですね。
季題はサルスベリとのご案内に、さっそく一句浮かびました。
サルスベリ 句会出ますと 口すべり
い、いかん、、川柳になってもうた。
まずは、アタマでこねくるよりも、旬の自然さんを素直に体感することですよね。
ということで、六代目庭師・酒井一臣さんの庭に立ち寄りました。
日よけのネットで養生したスペースには、楽しい鉢植えがお出迎えです。
先日話題にさせていただいた、ナツハゼの実が、こちらの鉢でも色づいています。
庭の隅っこにも、要注目です。
当世人気の苔玉らしきものが悠然と憩っております。
丸く平たい苔のステージの真ん中に、一株のシダをお手植えという斬新な構図。
これは、一臣さんだけの作ではなく、自然さんが生んだ風景でありました。
苔たちが語り始めます。
昔むかし、笠間の里に、おじいさんとおばあさんと石臼さんが住んでいました。
石臼さんは、意地悪ではなく、正直な臼でしたから、皆と仲良く暮らしていました。
石臼さんは、毎日一生懸命に働きました。
そして、おじいさん石臼になっても皆を愛し続けましたから、皆に愛され、お庭で楽しく暮らしました。
これでおしまい、ではなく、続きの話があります。
一臣さんは、毎日大事な鉢の木さんに、愛情をこめて水をあげていました。
石臼さんにも、のどが渇いているようなときには、一緒に飲ませてあげていました。
しばらくすると、どうでしょう、苔の一種、ハイゴケさんが石臼さんとお友達になりました。
真ん中の穴からも、シダさんが伸びてきました。
一臣さんも、嬉しくなりました。
石の上にも三人になったからであります。
仲間が少しづつ増えていくということは、とても素晴らしいことです。
人生、少しづつでいいですから、良い出会いをしたいものですね。
一臣さんは、石臼さんと出会い、石臼さんに水をあげたら、さらに素晴らしい出会いが生まれました。
きっと石臼さんに何かをやってもらおうと思わずに、こちらから働いたのが良かったと感じます。
おてんとうさまのように、日々与えることを続けることは何事でも大切です。
自然さんは、正直に返事をして下さいます。
私も何かしないと。
真夏の夕方、生き生きとした苔さんシダさんを見ながら、良い気分になりました。
鉢の木のナツハゼさんもご紹介いたします。
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今日のタイトルは五七調になっております。
やはり、どうも、気になっているようです。
実は来月、ある方々よりお誘いがあり、初めて句会というものに参加することになっているのであります。
私こと、句会以前に、俳句そのものもよくわかっておりません。
にもかかわらず、熱心なお誘いと、お笑い持込可という条件に、ついつい、調子よくハイとご返事。
調子よく 参加表明 庭師かな
アタマが完全に五七調になってますが、やっぱり季語が大事ですね。
季題はサルスベリとのご案内に、さっそく一句浮かびました。
サルスベリ 句会出ますと 口すべり
い、いかん、、川柳になってもうた。
まずは、アタマでこねくるよりも、旬の自然さんを素直に体感することですよね。
ということで、六代目庭師・酒井一臣さんの庭に立ち寄りました。
日よけのネットで養生したスペースには、楽しい鉢植えがお出迎えです。
先日話題にさせていただいた、ナツハゼの実が、こちらの鉢でも色づいています。
庭の隅っこにも、要注目です。
当世人気の苔玉らしきものが悠然と憩っております。
丸く平たい苔のステージの真ん中に、一株のシダをお手植えという斬新な構図。
これは、一臣さんだけの作ではなく、自然さんが生んだ風景でありました。
苔たちが語り始めます。
昔むかし、笠間の里に、おじいさんとおばあさんと石臼さんが住んでいました。
石臼さんは、意地悪ではなく、正直な臼でしたから、皆と仲良く暮らしていました。
石臼さんは、毎日一生懸命に働きました。
そして、おじいさん石臼になっても皆を愛し続けましたから、皆に愛され、お庭で楽しく暮らしました。
これでおしまい、ではなく、続きの話があります。
一臣さんは、毎日大事な鉢の木さんに、愛情をこめて水をあげていました。
石臼さんにも、のどが渇いているようなときには、一緒に飲ませてあげていました。
しばらくすると、どうでしょう、苔の一種、ハイゴケさんが石臼さんとお友達になりました。
真ん中の穴からも、シダさんが伸びてきました。
一臣さんも、嬉しくなりました。
石の上にも三人になったからであります。
仲間が少しづつ増えていくということは、とても素晴らしいことです。
人生、少しづつでいいですから、良い出会いをしたいものですね。
一臣さんは、石臼さんと出会い、石臼さんに水をあげたら、さらに素晴らしい出会いが生まれました。
きっと石臼さんに何かをやってもらおうと思わずに、こちらから働いたのが良かったと感じます。
おてんとうさまのように、日々与えることを続けることは何事でも大切です。
自然さんは、正直に返事をして下さいます。
私も何かしないと。
真夏の夕方、生き生きとした苔さんシダさんを見ながら、良い気分になりました。
鉢の木のナツハゼさんもご紹介いたします。
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