本年納めの石工事でした。
筑波石さんを、運んで据えるその前に撮影。
ただ今は苔むしておりますが、ずっと昔は熱かった。
それもそのはず、地球さんの内部のマグマ由来ですので。
そういう記憶を、確かに宿しつつ。
生まれた後はただ一筋に、黙して語らず苔むすのみ。
やがて、地球さんの身体の一部の巌さんを離れ、個別の石となって運ばれる。
巨石さんもさざれ石さんも、個別の石となれば、山カンム . . . 本文を読む
ロウバイさんが開花。
今年は、早いです。
葉っぱがついたまんまで、枯れ落ちず。
あまりにも急な寒波のためか。
葉から水分が抜ける前に、そのまんな凍結した印象。
一方で、こちらも早い。
ウグイスカグラサンも。
風に打ち震えながら、ちらほら咲き始めました。
株の北側が早いのが、ちょっと不思議な感じ。
もひとつおまけに、白梅さんの近況ですが。
なんと、頭上に一輪見えました . . . 本文を読む
お店の駐車場です。
駐車場に芝があると良いね、というお話から始まりましたが。
いろいろと考案しました結果(→他県の現場レポート)、こうなりました。
メインの部分は舗装にして、その周りの彩としてあしらいました。
タイヤが乗るところは、大谷石の原石を敷いて。
通常の規格よりも大ぶりなぶん、耐久性はございます。
奥からの見返りは、こんな感じです。
路盤が斜めですので、以前の砕石敷のま . . . 本文を読む
何事も、石の世界も、適材適所は大原則です。
画像の右端は、飛び石の良材でしたが。
長年の間、隣の縁石に並んで、なぜか縦に埋まったまんまでした。
もったいないので、据えなおし開始ですが、リニューアル現場では、よくあるお話。
その他、不思議な下積み状態だった皆様も、なんとか。
適所に収めつつ、次のお役目をお願いいたしました。
これからは、花と緑の皆さんとも、仲良く働いて頂けますように。
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いよいよ、仕上げです。
現場の石のそのまんまでは、お庭用には角が強すぎ。
このコミュニテイ空間では、安全のためにも、丸く収まるのが望ましいということで。
試しに叩いて頂きましたが、本番では防塵のマスク・手袋・作業着の着用をお願いします。
時に道具は、以前にご紹介しましたが、びしゃんと呼ばれます。
角を丸めるくらいならば、女子の皆さんでも取り扱い可能。
ぎっしりと、超合金の角が埋め込 . . . 本文を読む
お陰様で、つながりました。
昔から、石あるところ道ありと申します。
お陰様で、ブログ主本業も二十年。
石の上にも三十年とも、申しますが。
衝撃的なアルバイトからこの道に入ってからは、既に四十年。
すべては毎日の、一歩一歩のご縁ですが。
ひとまず、カフェさん現場も、こんなふうに。
つながったお陰様で、コミュニティさんのほうも、議論は収まったようですが。
石あるところ未知あり、でも . . . 本文を読む
珍しい状況でした。
一昨日午後から、風雲急な現場での作業。
とりあえず足元の片付けから始まり、こんがらがった庭木さんの枝ほぐしなどから。
足元に散乱する瓦礫の処理などから始まり。
そこいらに斜めに埋まっていた石も、全部掘り起こしました。
こんな感じで、何か所かに仮置きしましたが。
平らなお庭ながら、地盤に無意味な起伏多く、切り株も散在する状況でしたが。
昨日の昼前から再訪 . . . 本文を読む
石畳の記録です。
ある歴史の有る街。
その街のシンボルの土蔵の裏に、御影石系の古材がありました。
かつての建築に使用されたものが、保存されておりました。
ある時にご要望を頂き、敷石として再生させて頂きました。
元の形をそのまま生かして、車椅子さんも渡れるように。
既存の古木の根を避けながら。
排水を妨げぬよう、モルタル不使用で。
節目には、石のこしかけなどもしつらえつつ。 . . . 本文を読む
つくば学園都市の、森林総合研究所さんに伺いました。
但し用件は、その内部ではなく、外オンリーですが。
百十余年に及ぶ、長い歴史がございます。
ブログ主も以前、三宅島噴火のその日に、炭焼き銀治こと杉浦銀治先生を訪問させて頂きましたが。
百周年の祝賀にも、お手伝いをさせて頂きました。
お久しぶりです。
裏側から失礼いたしますが、それは、記念の碑の建立事業でした。
すべては、筑 . . . 本文を読む
コンクリート門柱です。
当初の設計は、打ち放しコンクリート製でしたが、一皮剥きました。
元の印象とは異なり、周辺環境にふさわしい、自然な風合いになります。
内側も、こんな感じで。
電動のエアコンプレッサーに取り付ける工具で、手早く仕上がります。
縁取りは貫板を当てがって、養生して施工しました。
小刻みな打撃を加えますので、縁をきっちり保護することが大事です。
ついでにその . . . 本文を読む