骨折日記（経過良好）

よそんちの梅（病院までの道）

今日の入院部屋は、ペットホテルとして利用のビーグル君がすごい声で吠えている。
私ではなくて出入り口に向かって吠えてるので、誰かを呼んでるみたい。
あまりに大きな声なので看護士さんが気を使って、私とあんずを待合室へと誘導してくれた。
先日と違い、昼間の待合室はポカポカと暖かくたっぷり陽がそそいでいるので日光浴にちょうどよい。
あんずも陽を浴びながら身を乗り出して外の景色を眺めていた。

あんずは３日置きに創の消毒をしてもらっている。
体の中にある骨は空気中の菌感染に弱いらしく、現在皮膚の上から骨へとピンをさしている状態なので消毒が必要らしい。
そして今日は消毒以外にレントゲンを撮られていた。
あんずをケージに入れてからレントゲンを見せていただく。
骨折した箇所のまわりにモヤッと霧のように骨が出来てきてるのがみえる。
先生にも「かなり順調な回復ですよ」と言ってもらった。

最初は元の骨より新しく形成された箇所が太くなるが、何年もするうちにどこが骨折したのかわからなくなるのだそうだ。
だから多少ずれてくっついたとしても骨が自然ときれいなラインに形成されるらしい。
最初の手術の不具合みたいに骨の向きがねじれてさえなければいいのだ（涙）。

ピンを抜いて退院するまではまだまだ先なので日数を指折り数えるのはやめておこうと思うけど、ついついカレンダーを眺めてしまう。
今で三分の一を過ぎた頃かな。
順調に治ってくれさえすればいい。