今年度最後の隠岐の島海士町諏訪苑での勉強会が有りました。
これまで、座り直しや寝返り、起き上がり、ポジショニングケアなど様々やってきました。
今回のテーマでは座る。
今回の座位では、食事や排泄、またQOLにも繋がります。
座る姿勢で大切なのは、しっかり体重を身体で支えることです。点ではなく面で支えることがポイントになります。
まずは面で支えられた時の関節の動きやさを体験しました。また座位の苦痛体験、奥までしっかり着座することでの背もたれ意義を感じてもらいました。
しっかり背もたれを活用し、足底部を床面につけることで、利用者様の筋緊張が下がり効率的な座位の獲得が出来ます。
座位の苦痛は二次障害に繋がり拘縮や誤嚥性肺炎を引き起こしてしまいます。
なのでしっかり配慮あるケアが必要になります。
その後背もたれを活用するために、持ち上げないように座り直しのケアを行いました。
またリフトを使用した奥座りも確認、体験しました。
普段ケアからきずきを忘れず、しっかり観察し考えてケア出来ると笑顔が増えると思います。
またケアの主体は利用者様です。ケアする側が主体になるときずきが無くなってしまいます。ケアには答えが無いので、観察力と考える力、実践力が利用者様の笑顔、家族の笑顔、スタッフの笑顔に繋がると思いました。
今年度4回海士町にお世話になりました。関係者の皆様に熱く感謝申し上げますありがとうございました!