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天神丸風力発電計画地へ(2)

2018年05月23日 | 日記
5月22日(火)晴
 「天神丸風力発電計画地のうち、一番北にある砥石権現。また、ファガスの森から高城山への稜線のようすを見てきました。

 先日、県の「環境」「自然エネルギー」担当課にお話を伺ったところ、「計画は民間がおこなっているもの」ということで、詳細がよくわかりませんでした。特に、現地の状況を県が把握しているのか、疑問でした。
 5月1日に、環境影響評価配慮書の縦覧があり、自然保護団体や登山者の団体などから、「立地選定から検討しなおすべき」等の意見が出されています。配慮書に対する知事意見は今月28日に出されるということです。
 「風車だから主に稜線に建てられるものと思われる」ということでしたので、今回、計画地の稜線の一部を歩いてきました。
 

岳人の森からみた山なみ。

砥石権現への登山道。稜線はブナの巨木など、原生林が続いています。
 
背の高いつつじが満開でした。

砥石権現(1375m)頂上にて

砥石権現登山道から高城山を望む


高城山への登山道。稜線沿いの植物。ここもブナの巨木が目立ちます。

稜線沿いにあったシャクナゲの群生地
 

スーパー林道沿いにあった「徳島森林管理局」の案内板

案内板の説明文より
「この付近の国有林は、那賀川流域の重要な水需給地域として位置づけており、水資源かん養機能の拡大強化と、土砂流出防止などの国土の保全を図るため、複層林の造成(植付、下刈、間伐等)天然林の造成、国土保全施設(谷止工、山腹工)等の一体的な整備を実施し、生活用水の確保及び良質な水資源の確保、保全に努めています。」

 原生林また整備林ともに、壊してはならない貴重なものだと思います。動植物も、この自然環境なくしては生きていられなくなるのではないかと思います。
 巨大な風車が42基といっても、積み木のように風車だけポンと置けるわけもなく、作業道路、設置場所の整備など、途方もなく広大な自然を失うことになるであろうことは、素人の私にも容易に想像がつきます。




 

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