化石の日記Ver.2

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「ライヴ・イン・ジャパン」コレクション 1966‐1993

2014-12-22 00:01:56 | 読んだ本とか
鈴木 道子 (編集)  河出書房新社

http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-1966%E2%80%901993-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E9%81%93%E5%AD%90/dp/4309275230


日本で行われた洋楽アーチスト、パンフレットに掲載された文章のダイジェスト。

今や大御所となっている人も、あの時はこんな評価だったのか…とか。

当時はこんな時代だったのか…みたいなことが端々に感じられます。


今や、ビートルズの曲はスタンダードナンバー中スタンダードナンバーですが。

1966年の来日時では、どうやら、アイドル扱いだったようで

「彼らが作るメロディの素晴らしさに注目しましょう!」

みたいなことがパンフの文に書いてあって衝撃。


あとクイーンは初来日のパンフだと、ブライアン・メイのギター中心バンド

だったみたいで、そこらへんもびっくり。


ネットで外国アーチストの情報が容易に拾える今と違い

70年代くらいだと、「私は○○のコンサートはアメリカで見たことがあるけど

本当に偶然で、ロスにいたとき、たまたま行われることを知り…」

みたいなことが書いてあり、大変だったんだな…みたいな。


バブル期だと「調子はずれの手拍子はやめてください!」みたいなことが

パンフレットに書いてあり、

あまり、音楽が好きでない人がコンサートに行っちゃう時代だったのかな…


…とかいろいろ思いました。


90年代のがあまり掲載されてない理由は、

当時のパンフは文章がなくて、ほとんど写真集と化していたからだそうです。



一番面白かったのが、オノ・ヨーコのパンフで、彼女の音楽性にはまったく触れず。

(ジョン・レノンをメロメロにした)彼女はいったいどんな女性なのか?

ということばっかり書いてあったもの。

音楽評論家の文でそれはちょっとなんだけど、確かに世間の関心はそこ。鋭いと思った。


残念ながらバニーズのパンフの文は掲載されてなかったです。


動画は本文と関係なく(日本のライブのやつが欲しいんですけど…)



ECHO AND THE BUNNYMEN - Show Of Strength - 2006

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