化石の日記Ver.2

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Cheikha Rimitti - Nouar (une legende)

2011-10-09 21:58:52 | 音楽の話
モロッコへは、エールフランスで行きました。

機内番組、いろいろあるのですが、

多くの人が映画を観る中、ひたすらアラブ音楽を聴いてました。

気にいったのはこの人。

(アーチスト名でネット検索すると、YouTubeで拾えるのは便利すぎる)



Cheikha Rimitti - Nouar (une legende) "rimitti" "rimitti" (haute qualit醇P)



飛行機の中で聴いたときは、おじさんが歌ってるのかと思いましたが、

女性だったんですね…



ウィキペディアによると、アルジェリア出身。1923年5月8日生まれ、

2006年5月15日没(享年83歳)。

第二次世界大戦!あたりから有名になりはじめ、

1952年に初のアルバムを出して、

2年後にCharrak Gattà というヒット曲を出すが、

若い女性に処女性を失うのを奨励するような内容で、世間に衝撃を与える。

アルジェリアでのフランスから独立戦争のときは、独立派からの支持は得られず、

1962年にフランスから独立したとき、当時の政府は彼女の歌を放送禁止に。

しかし、貧しい労働者階級の間では人気があったので、

結婚式などの私的空間などで歌手活動を続ける。


1970年くらいまではフランスのアルジェリア人コミュニティで活動。

1971年に交通事故で重体に。

4年後にメッカ巡礼を果たし、禁煙、禁酒の生活に切り替える。

80年代中ごろのライ(アルジェリアの音楽の1ジャンル)ブームで世界的に大ブレイク。

80年代にはパリへ移住。

彼女の曲はRed Hot Chili Peppersや、Khaled などの新世代のライアーチストがカバーをするようになる。

80歳を過ぎても精力的に活動、4500人の聴衆の前でコンサートを行った

その2日後に、パリで心臓発作で亡くなる…


…という波乱万丈の生涯を送ったそうです。


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