「ニルヴァーナ: グランジの伝説」

(KAWADE夢ムック 文藝別冊) 河出書房新社


私は洋楽をリアルタイムで聴いていたのが、1985年くらいまで。

1990年過ぎてから日本で知られるようになってきた

ニルヴァーナは

バンド名と、ヴォーカリストが自殺して、

Oasisの"Live Forever"はそのこと（だけじゃないらしいけど）

について書かれたことくらいしか知りません。


バンドのことをまったく知らないといっていい状態で

読みはじめたのですが、


バニーズが今、アメリカで受けてる理由がなんとなくわかったわ。

私はアメリカのヒットチャートについての認識は

産業ロック全盛期の80年代で止まっているのですが

90年代で、内省的な感じになり、

ファイト！一発！みたいのが恰好悪いみたいなことになったのか…

ううむ。

アメリカもいろいろ大変だったんだな…


ていうか、「閉塞感」としか表現できないのですが、

それって、世界共通なものなんだな。って思った。


というわけで一曲。

Nirvana - Smells Like Teen Spirit


でも。このバンドがアメリカ、というか全世界で

めちゃくちゃ流行ったという事実にはびっくり。



Oasisが流行ったのは、

曲とかPVとかギャラガー兄弟の逸話などを知り、

なんとなく理解できたのですが、

ニルヴァーナは…時代の気分にハマりすぎたのかなあ、なんて思う。