アンジェロ・ブレーン山口まりこのイベント万歳日記

ライター兼翻訳のかたわら、落語やジャズ、津軽三味線などさまざまなイベントをプロデュースしてます

只今、留学中!

2009-02-26 10:15:13 | Weblog
今月半ば、知らない番号から電話が鳴った。仕事依頼の電話にしては不自然な時間だったので訝しく思いながら出ると、聞き覚えのある声がした。ソウルに住む韓国人の男友達だった(^o^)/「でも、これ日本国内の番号だけど…?」と思っていると…。

会社の方針で今月から3ヶ月間、日本に留学するとのことだった。

日本に知己が多く、毎年何回も日本に来ている彼だが、正式に日本語を勉強したことはない。単純でゆっくりな会話なら何とか理解できるが、当然、読み書きは全くできない(;_;)私もハングルはかろうじて読めるが、挨拶程度の会話しかできないので二人のコミュニケーションはいつも英語だ。
「お、これでこれから日本語でコミュニケーションがとれるかも!」と、ほくそえんでいたのだが、他の友人に「これはチャンス!と、韓国語まじめに勉強しようとか思わないの?」と言われ、ショボン(>_<)

そうだった、そう考えないといけなかった。反省!

公の場という意識

2009-02-25 13:47:15 | Weblog
先の雨降りの日、電車でとんでもない光景を目にした。

いつものように座って本を読んでいると膝のあたりに冷たさを感じた。エアコンの水漏れ?みたいなことで雫が落ちてきたのかなと気にも止めなかった。
が、次の瞬間、又!さすがに目を上げると…。

ドアの前に陣取った中年女性が自身の傘の雫をはらおうと振っているではないか!

しかも彼女は私に背を向けて立っているので後ろに雫が飛んでいることに全く気づいていない!

唖然としていると、彼女は何事もなかったかのように傘をたたみ、次の駅で降りて行った(>_<)

もしかすると、彼女には電車内は公共の場所、他人がいる所という意識がないのかもしれない。どこぞの大臣と一緒である(>_<)でなければとてもそんな行為ができるとは思えない。

確かに濡れた傘を持つとか、畳むのは不快だが、車内という、一応、屋内でやることはないと思うのだが…。電車が泣いているように思えた

飽くなき向上心!

2009-02-24 17:48:16 | Weblog
妹は配偶者の転勤で新潟県の糸魚川市に住んでいる。幸い、転勤してまもなく地元図書館の臨時職員にも採用され、環境にも慣れ、充実した毎日を送っているようだ。
その図書館の館長が妹より少し若い女性と聞いた時も少し驚いたのだが、その館長が非常に勉強家であり、努力家だと知って大いに驚き、感心した(^o^)/
というのも妹から電話があり「館長が東京出張するのだけど、空いた時間に書店を見たいらしい。どこがお勧め?」と、ライターの私に聞いてきたのだ。東京の大手書店などを回り、よい点は図書館に積極的に採り入れたいとのことだった。

勿論、張り切って、カウンターが高級ホテルのフロントを思わせるジュンク堂をはじめ、私のお勧めをいくつか教えたのだが、正直、公立の図書館の館長がここまでするか!スゴイ!と唸ってしまった!
どんな状況でも現状に満足せず、向上心を持ち続ける大切さをはからずも彼女から教えられた(*^_^*)感謝

自己嫌悪とチャレンジ2

2009-02-24 15:39:51 | Weblog
脳に負荷をかける意味もあり、昨年から様々な検定試験に挑戦しているのだが、毎月何らかの試験を受けるという自分に課した目標が4月は達成できそうになかった。
というのも、ホームステイを二件受け入れる上に、残りの週末は地方の仕事が入っており、身動きがとれないから(>_<)本当は日本経済新聞社主催のビジネスパースン向けの試験を受けたかったのだが…(;_;)

どんな理由にせよ、私みたいな怠惰で意思の弱い人間は一度途切れるとサボり癖がつきそうで怖い!

そんなことを考えていた私にふと思い付いたことがある!会場に行かなくても受けられる検定を探そう!

以前、銀座のホステスさん向けの教養講座の企画の為に取り寄せていた資料の中に通信添削で受験できる「マナー検定」があるのを思いだし、早速、手続きをすませた(^o^)/

3月は中国語と家事能力検定、4月はマナー検定(^_^)v結果はともかく、頑張るぞぉ!と至極単純な私である(^_^;)

自己嫌悪とチャレンジ

2009-02-23 13:05:37 | Weblog
先日、本当にあり得ないミスをした。ある落語会の資料を紛失してしまったのだ。不幸中の幸いというべきか、社会人として当然というべきか、場所や時間、担当者など必要事項はメモしてあったし、頭にもきちんと入っていた。が、アルバイトを含め、仕事を始めてから資料が見当たらない、無くしたということがこれまで一度もなかった(ToT)
当の落語家さんには「お忙しいし、そういうこともありますよ。大丈夫です」と慰められたがその日1日中、激しい自己嫌悪でテンションが上がることはなかった(ToT)打ち上げもせず、その後、顔を出すつもりだった知り合いのピアニストのコンサートにも行かずじまい(>_<)

やはり歳かなぁ、脳が老化してるなぁとつくづく感じ、翌日から脳に関する本を買いまくり、読みまくっている(^_^;)

中でも「脳には常にある程度負荷をかけた方がいい」という茂木理論には大いに共感し、あることを実行しようと思い付いた。それは…?

食べ物の本3

2009-02-22 19:19:24 | Weblog
声をかけてきたのはインドネシア人のウェイターだった。「そんなユニークなタイトルの本をこれまで見たことがありません。よろしかったら少し見せて頂けますか?」アクセントは強いが、礼儀正しい英語で乞われ、私は本を手渡しながら、大好きなボブ・グリーンのことなどを話した。

全く食べ物のチーズバーガーと関係がないのだが興味津々の彼に「読み終わったらあげる」と約束した。

バンクーバーのカフェでのことだったが、その日、大学院時代を過ごしたビクトリアへ一旦移り、帰国前に又バンクーバーで一泊する予定だったので私には大した手間ではなかった。

が、彼は恐縮してしまったのだろう。実際、バンクーバーに戻り、帰国前の朝食をとりにそのカフェに行くと「自分の奢り」だと言ってどうしても代金を受け取ってくれない。

下手したら一時間の時給分が飛んじゃうんじゃないかなぁと心配しながら店を後にした。数年経つが今でも懐かしい

食べ物の本2

2009-02-22 14:20:04 | Weblog
ボブ・グリーン(ボブ・ディランではない。念のため(^_^;)という、私の大好きな書き手の「チーズバーガー」(^_^;)

断っておくが、この作品はチーズバーガーの歴史などを解説した本ではない。むしろ、かたい内容である(T_T)

当時、シカゴ・トリビューン紙を中心に作品を発表していた氏を駆け出しの物書きであった私は崇拝していた(^o^)/

ちょうどカナダを仕事で訪れた時「チーズバーガー」(原文)を読んでいたのだが、朝食の為入ったカフェのウェイターの視線が私から、いや、正確には私の本から離れない!

最初は何を見られているのかわからず、ちょっと気味が悪かった。客である私から「何かご用ですか?」と聞くのも可笑しいし、レディのすることではないと叱られそうだし…

そんなことを考えながらも読み続けていると、コーヒーのお代わりをつぎながらウェイターが意を決したように「大変失礼ですが、マダム…」と口を開いた。 Yes?

食べ物の本

2009-02-22 13:33:29 | Weblog
先日、いつものように電車の中で本を読んでいた。が、常とは違い、視線をやたら感じた。
「眉毛書き忘れた?スカート短かすぎて大根足が出てる?ネイルが派手すぎて歳相応に見えない?…」色々考えたが、原因が思いあたらない(ToT)

そこで逆にその視線の先を探ってみると…

なんと私が読んでいた本のタイトルが注目の的だった!

その日読んでいたのはお好み焼きについてのエッセイ♪いかにも美味しそうなお好み焼きのイラストが大きく背表紙を飾っている(^_^;)

時間もちょうど夕食時で皆、お腹がすいている頃だった。

「今晩、お好み焼きを食べようかな?」と思った人もいるかもしれない。

とまぁ、他人からするとちょっと不思議に見える「食べ物」についての本をライターという仕事柄、私はかなり読んでいる(^_^;)

お好み焼きの前は「蕎麦の極意」を読んだし、次は「すしの歴史」を読むつもりだ。

しかし、一番印象に残ったのは…

芝居の話

2009-02-21 10:11:52 | Weblog
主に落語会の仕事が多い私なのでプライベートで見に行くのも落語が多いのでは…と聞かれるが、いつも答えに窮する(;_;)

というのも月や時期によってバラバラなのだ…(^_^;)

昨年末ぐらいからは映画やクラシックコンサート、そして芝居が多い気がする。

今思えば、その傾向のはじめとなったのが「愛しのゴースト」という家族愛を描いた作品であり、これについては以前書いた。

そして、先日観た白血病をテーマに描いた劇団リトルスマイルの「ヘリコプター」♪何故、題名がヘリコプターなのかは観てのお楽しみ♪

その次に、母にせがまれて観たのがミュージカル「タカダヅカ狂想曲」(^O^)
一組の結婚式を通して、いわゆるドタバタ劇の要素もあったが、とにかく楽しめた(^o^)/思わずCDかDVDを買おうと思った位だ(^_^;)
当の母いわく「この歳になると、単純であまり考えないでわかる明るい作品がいい」そうな(-.-;)この母にしてこの子あり

天からの警告?

2009-02-20 21:17:32 | Weblog
先日、松雪泰子さん主演の映画「余命」の試写会にご招待頂いたことは前に書いた。テーマは重いのだが、離島の自然の美しさは心洗われるので是非多くの人に見てもらいたいと思う。当日はテレビ関係者と拝見したのだが、取り上げられている乳ガンのみならず、ガン全般の恐ろしさ、そして命の重みについて終演後、しみじみ語り合った。ガンは早期発見が大切。とりあえずは「お互い面倒くさがらずに検診に行こう!」ということでその日は終わった。

が、それからまもなく、今度はある劇団の旗揚げ公演に招かれた。

全く予備知識のないまま、新宿にある公演場所に伺うと…

なんと、白血病がテーマの芝居であった。白血球、骨髄移植、ドナー…といった言葉が飛び交う。

終演後、普段は楽天的な私もさすがに考えこんでしまった。期せずして、ガンがテーマの2つの作品をこんな短期間に見ることになろうとは…。何かを暗示しているとしか思えない!(T_T)