アンジェロ・ブレーン山口まりこのイベント万歳日記

ライター兼翻訳のかたわら、落語やジャズ、津軽三味線などさまざまなイベントをプロデュースしてます

嫌なジンクス?2

2011-01-29 15:08:10 | Weblog
私が大学生の頃なのでかれこれ20年近く前になるが、従兄弟が引っ越しをすることになり、私も手伝いに行った。お昼は皆で引っ越し蕎麦を食べたが、夕方、荷物もだいぶ片付いて従兄弟がお礼に鮨をご馳走してくれると言い出し、いそいそとついて行った。

当時、従兄弟の友人がある鮨店で職人をしており、その店に向かったのだが…。

従兄弟の車に彼の後輩達が乗り、私の車に彼の友人が…と車を連ねて駐車場に入っていくと、従兄弟の友人の職人が店を飛び出してきた!
「何事か?」と身構えると、言いにくそうに「シャリ炊くの失敗しちゃって…」

え、鮨屋にご飯がない!?

お腹を空かせた一行の落胆は大きかった(>_<)特に後輩達は「あー鮨、食べたかったなぁ」とあからさまに…(>_<)今考えれば大食漢の客を何人も逃した店の損害も大きかったと思うが…。

それから数ヶ月後、その鮨屋は潰れた。今回、そんなことがないように祈りたいと思うが…!

嫌なジンクス?

2011-01-27 19:32:02 | Weblog
先日、あるイベントの打ち上げで皆で居酒屋に入った。私は呑兵衛ではあるが、打ち上げ以外で居酒屋には行かないので今回も初めてのお店だった。

個室でお洒落な感じは良かったのだが、お酒よりも食欲!という出演者がご飯物をオーダーしようとした時、事件?は起きた。

「ご飯が足りなくなってこれから炊くので40分程かかりますが…」

開店してまだ2時間位の時間帯である。満席でもなし、メニューにも定番のお茶漬けやおにぎりに始まり、ピラフ、石焼きビビンバ、そばめし等、ご飯物が沢山載っているのに…(;_;)

「居酒屋はご飯食べに来るんじゃなくて主に飲みに来る所だから、こういうこともあるよ」と、とりなす人がいて結局、彼は麺のメニューで妥協した。

店側からのお詫びがなかったのがちょっと気になったが、〆のご飯をやはり食べたいという他の人の要望で二軒目に行く途中、私は「以前、似たようなことがあった」ことを思い出していた!

ジャム作り♪

2011-01-26 16:51:36 | Weblog
少し前から「何か足りないなぁ」と思いつつ、それが何かがわからなかった。

そんな折、ある新年会で鍋物を柚子のポン酢で頂いていて思い出した(^_^;)

「そうだ、柚子!」

毎年、冬になると叔母が柚子ジャムを大量に作って送ってくれるのだが、昨年末はそれが届かなかったのだ。
直ぐに叔母の姉である母に電話をすると意外な答えが返ってきた。

材料となる柚子は母の実家に実るものだが、それが昨年は全く実らなかったのだという(ToT)
「猛暑の影響?」「うーん、それもあるかもしれないけれど何年かに1回は不作の年があるのよ」と言う。

ま、仕方ないと思ったものの、やはり物足りない。

そう思うと、いてもたってもたまらないのが私の悪い癖(>_<)
結局、階下のスーパーで材料を買い込んできて自分で作ることに(^_^;)深夜、1人でキッチンコトコト煮込む姿は昔話に出てくる山奥の山姥にも思えなくもないが、とにもかくにも無事完成(^o^)/

新春恒例の落語会♪

2011-01-23 17:15:42 | Weblog
昨日、新春恒例の落語会が戸田市の上戸田公民館であった♪
私が関わるようになって今回で3回目だが、年をおうごとに地域の方に愛されるイベントとなっており、感謝している。

特に、今年は昨年に比べ、寒いし、インフルエンザも流行しているので心配していたが、大変多くの方においで頂いた♪

この会は会場のセッティングは公民館の方が、片付けはお客様ご自身がして下さるし、司会もいるので会が始まってしまえば出囃しの音出し以外、私は何もすることがない(^_^;)今年は立川らく里さんの落語を舞台袖でゆっくり拝聴させて頂いた。

しかし、会の前は結構バタバタである(^_^;)一番慌てたのは昨年、一昨年のネタ(演目)が全く思い出せないことだった(>_<)

かすかに記憶があるような、ないような…(ToT)一昨年の出演者の立川談奈さんに電話しても「さぁ?」という反応だった。
ちなみに、これが何故必要かというとネタがかぶらない為である

職業体験に思う2

2011-01-21 20:56:37 | Weblog
その不思議ないでたちで掃除をしていた女の子は明らかにやる気がなさそうだった。店から出てくるお客が「ご馳走様」とか「ご苦労様」などと声をかけても「ありがとうございました」という挨拶がないのだ(>_<)
おそらく学校行事の一環で半強制的に参加しているのでモチベーションも何もないのだろうが、受け入れ先には迷惑な話である。中には「こんな店二度と来ない」と怒るお客だって皆無というわけではあるまい。

挨拶は本来、家庭のしつけの根幹であるが、今回のように職業体験で接客という非日常的な体験をする際にはやはり事前に親子で話し合っておくとか、先生が指導しておくなどの対策が必要だと感じた。
勿論、職業体験をしているうちに自分自身の頭で考え、直すことができればそれが一番だとは思うが、指示待ち世代には望めないかもしれない。

せっかくの貴重な体験を生かしきれていないなぁ、それどころか働くことに嫌悪感を持たないといいが

職業体験に思う

2011-01-21 11:12:14 | Weblog
先日、近くのマクドナルドにコーヒーを買いに行くと言った友人が中々戻らないので心配していたところ、「あー参ったぁ」と、だいぶ経ってからうんざりした顔で帰ってきた。

聞くと、地元の中学生が職業体験で接客などをしており、慣れていないので大行列だったという。

「段取りが悪いし、挨拶もろくにできない」とこぼす友人に「少しぐらい大目に見てあげれば…」と、一応とりなしてはみたものの、単なる野次馬根性と職業的好奇心も手伝って数時間後、私もそのお店の前を通ってみた(^_^;)

これでもライターとして、教育関係の記事を書き始めて長いのだ。興味があるではないか…(^_^;)

店の前で1人の女子中学生が摩訶不思議な服装で掃除をしていた(^_^;)マクドナルドの帽子をかぶり、名札はついているものの、上半身に着ているのはまぎれもない中学校指定のジャージ、下はマクドナルドの制服、そして中学校のスニーカー…一瞬、唖然とした(^_^;)

観劇日記―影絵2♪

2011-01-19 20:52:32 | Weblog
これまで北京や上海を中心に中国には何度も足を運んでいるが、皮影戯ー影絵を見たことはなかった。雑技団や京劇だけでなく、こうした芸術も旅行者にとって魅力だなぁと思っていると、数少ない人形師が「皮影戯を知ることを通して日本と中国がもっともっと仲良くなってほしい」といったことを少したどたどしい、しかし、力強い日本語で話してくれた。

今回、ご招待に対して友人やスタッフではなく、あえて母を連れて行ったのには訳がある。

年配者の率直な反応を見たかったのだ。

もし、反応が良ければ、私が主宰するアンジェロ・ブレーンが各地の老人ホームで請け負っている行事で是非、入居している方に皮影戯を楽しんでもらいたいと考えたのである。

結果は満足以上のものであった(^o^)/母はすっかり皮影戯のファンになった(^_^;)「西遊記」という題材も子供のみならず、大人の鑑賞にも十分耐えられる(^O^)。また実現したいことが増えた♪

常識と合理性の狭間

2011-01-18 00:25:33 | Weblog
昨夜、取引先の会長のお通夜があった。父と同世代の方で色々と考えさせられた。

お焼香に向かう直前、母から電話があり、ちょっとした騒動になった(>_<)

話題が香典袋に及んだ時のこと。

私は小さな頃から中学卒業までは書道を習っていたが、現在、毛筆には全く自信がない。しかし、祝儀袋にしろ、香典袋にしろ、ペンで書くよりはいいだろうととりあえず毛筆で挑戦するのだが、失敗が怖い(>_<)まさか修正液を使うわけにもいかないのでいつも余分に袋を買って書き損じに備えているのだ。

それを話すと、母は烈火の如く怒り出した(`ヘ´)

「祝儀袋はともかく、香典袋を用意してあるとは何と縁起の悪い、人が亡くなるのを待っているようで無礼極まりない…」というのが母の怒りだ。

確かに常識がないと謗られても仕方ないが、時間のない時、書き損じてもわざわざ買いに行かなくてすむのはありがたいのだが…。常識と合理性の狭間で悩む!(T_T)

観劇日記―影絵

2011-01-16 16:11:27 | Weblog
これまた書くのが大変遅くなったが、先月、劇団影法師の「西遊記~三打白骨精の巻~」を三鷹の武蔵野芸能劇場で母と拝見した♪
中国の影絵人形劇である。日本の影絵や人形劇は誰もが人生のどこかで一度は見たことがあると思う。実際、会場には子供も多かった。しかし、だからといって中国の影絵も似たようなものだろうと思うと大間違い。

私はおもいっきりカルチャーショックを受けた(^_^;)とにかくダイナミックなのである(^o^)/
一番の違いはモノクロの日本の影絵と異なり、中国のは極彩色がついていることだろう。また、人形が動物の皮で作られていることも初めて知った。その為、中国語では「皮影戯」と呼ぶ。

人形師によると、はるか昔は紙で作られていたそうであるが、大型化するにつれ、より頑丈なものをということで動物の皮になったらしい。しかも、今では作れる職人がほとんどいないという。今回登場した80体もの人形は本当に貴重なのだ

美しい日本語と…

2011-01-15 15:30:58 | Weblog
今朝、いつものようにバタバタと自宅マンションのエレベーターに乗り込み「早く、早く」と焦っていると途中の階で初老の女性が乗っていらした。「おはようございます」と扉を開けておくと「お寒うございますねぇ」と何とも優雅なお答え(^_^;)

花粉症の話になり、エントランス階で別れる時には「どうぞお気をつけて行ってらっしゃいませ」

あー日本語とは何と優美な言語なんだろうと改めて感動した。日本語話者として生まれて良かったと思う瞬間である!心が温かくなる(^O^)
しかし、一歩外に出て脆くもその思いは崩れた。

幼い男の子を連れた若い母親が「このバカ、さわんじゃねーよ」と子供に喚いていた!

正直、男性が使っても不快に思う言葉遣いである。それを外見は小綺麗にしている若い女性が自分の子供に浴びせるとは…(`ヘ´)

美しい日本語を聞いてこの国もまだまだ捨てたものではないなぁと思ったが、やはりこの国の未来は…!(ToT)