アンジェロ・ブレーン山口まりこのイベント万歳日記

ライター兼翻訳のかたわら、落語やジャズ、津軽三味線などさまざまなイベントをプロデュースしてます

悲しい時代

2009-03-31 09:54:04 | Weblog
早いもので3月も終わろうとしている。つまり、1年の4分の1が過ぎようとしているわけでただ毎日追われるだけで何もなし得ていない私は焦るばかり(∋_∈)

特に今月はホストファミリーと2つの検定試験-中国語と家事検定挑戦があったので本当にあっという間であった(;_;)

気づけば、今月に入って一本も映画を観ていない!多い時は試写会だけでも月数回行くのに…!
逃した魚は…ではないが、行けなかった中で今も気になっているのが「ドレイ工場」の上映会である。
若い世代は何だそれ?と思うに違いない。何しろ、私の大叔父である宇野重吉(寺尾聡の父)が中年の頃の作品である(^_^;)あの前田吟さんが若き労働者を演じているのだから時代がわかろうというもの(-.-;)

率直に言って、前田さんや大叔父の代表作でも出世作でもないし、とにかく暗く、重い内容である(>_<)

私も上映会の案内を頂くまで思い出すことなど一度たりもなかったが…(;_;)

お役に立ちません!

2009-03-29 19:57:48 | Weblog
自他共に認める天才的な方向音痴な私であるのに何故かやたら道などを尋ねられることが多いことは前にも書いた。

今朝も駅のホームで黒人の男性に声をかけられた。他に沢山人がいるにも関わらずである!
もうひとつ不思議をつけ加えておくとカナダの大学院時代から私はとにかく黒人に「モテる」(^_^;)もしかすると、彼らが考える「日本人女性顔」なのかもしれない(^_^;)
閑話休題。かなり強いアクセントのある英語で聞かれたのは停車駅についてだった。あいにく普段使う路線ではなかったのでやたら背の高い彼とやたらチビの私で車内の路線図とにらめっこする羽目になった(>_<)

幸い、彼が行きたい駅にも止まることがわかり、一安心。もう仕事は終わったと本を読んでいると、チラチラ視線を感じる。
顔を上げると「これはどうやって発音するの?」と見せられた本はスペイン語で書かれた日本語入門のようだった。

車内で即席の日本語教師も務めた!

複雑系エコロジー?2

2009-03-28 17:07:26 | Weblog
ベストセラーになり、物議?も醸した「偽善エコロジー」によると、例えばスーパーのレジ袋を廃止するとどのくらいCO2排出量を減らせるかなど、生活者がフツーに知りたい数値を環境省は公にしたがらないのだという。著者はレジ袋の生産を中止しても代わりにエコバッグの大量生産が始まれば、逆に環境に悪影響だと訴える。というのは、これ又、企業や役所はオープンにしていないが、レジ袋とエコバッグは素材が違うのでこれまでさほど必要とされていなかった素材を大量に作り出す為に新たな環境汚染が生まれかねないという。
そういえば、割り箸も間伐材を利用しているので使用した方が森林の為には良いという説明が以前はなされていたように思う。しかし、いつの間にか、割り箸を使うことは反エコロジーでマイ箸を持ち歩くことこそが地球環境の為であるみたいな風潮になりつつある。これも私の中では大きな疑問である。あーますます訳が分からない!(∋_∈)

複雑系エコロジー?

2009-03-26 11:03:52 | Weblog
私が住む川口市は昨年秋から主なスーパーでのレジ袋有料化を実施している。とはいえ、駅近くのスーパーでは仕事帰りの買い物客にエコバック持参を強制できないなどの理由で当初から有料化の輪に参加しなかった上に、参加店の中にも売上がかなり落ちたとの理由で実施数ヶ月で早くも脱退するところが続出するなど、お世辞にも足並みが揃っているとは言えない(ToT)

私は地球環境を子々孫々まで守る為、身の丈にあったライフスタイルを心がけるという基本理念には大賛成だが、どうも巷に溢れる「エコロジー」に疑念を持たざるをえない。

例えば、レジ袋や割り箸を廃止して一体どれくらい地球環境に良いのだろう…もしかして他にもっとできることはないのか…そんな素朴な疑問を持ち続けてきた。

その答えのヒントにでもなれば…と読んだのがベストセラーになった「偽善エコロジー」である。そして、その衝撃的な内容にますます分からなくなってしまった

みんな頑張れ!

2009-03-22 11:54:39 | Weblog
東京マラソンの日である!およそマラソンとは相性の悪い体型をしてはいるが、マラソンとの縁は浅くはない。カナダの大学院に留学時代は友人に誘われてバンクーバー国際マラソンでボランティアをしたこともあるのでいつかは、いや、痩せたら!バンクーバーのみならず、ホノルルやゴールドコーストマラソンにランナーとして参加したいという思いはある!

そのホノルルマラソンに今年は友人達がかなり参加するという(私も通訳兼ガイドでついていこうと虎視眈々(^_^;)そして、その中には前哨戦?として今日の東京マラソンを走っている人もいる(^o^)/
本来なら箱根駅伝のように沿道で応援したいところだが、あいにく私も今日は中国語検定受検で身動きがとれないし、正直なところ、私も応援してほしい位、苦戦している(ToT)ま、私の場合、単にセンスがない上に勉強不足なのだが…(;_;)

とにもかくにも、みんな頑張れぇ!終わったら美味しいお酒を飲もうね!

ホストファミリー顛末記

2009-03-21 11:48:38 | Weblog
突然電話で「銅像の中国語を…」と言われたにも関わらず、楽生師匠は自ら彼女に説明してくれた(^o^)/後で聞くと「銅メダルの銅に…」といった説明だったらしいが…(^_^;)師匠は親切にも当日の自身の落語会に彼女を招待してくれるとまで言って下さったのだが、夜は友人達が日本のしゃぶしゃぶを体験してもらおうとてぐすねひいて待っていたのでご遠慮した。

この他、心優しい隣人や以前の家庭教師先の生徒やご両親方の助けもあり、今回も無事に?(とりあえず事件、事故もなく!)ホストファミリーを務めることができた。
こうした私の周囲を巻き込んだ奮闘ぶり?が彼女には興味深かったらしく、ホームステイ後の研究発表の場で私のことを話したらしい(^_^;
どう美化してくれたのか聞いていた日本語の先生まで「私もそれは羨ましい」とおっしゃったそうでフェアウェルパーティーでは「噂のホストファミリーですね」と妙な声のかけられ方をした。ヤレヤレ

2008年度終了!

2009-03-21 00:50:59 | Weblog
昨夜、ホームステイで受け入れた中国人留学生のフェアウェル(お別れ)パーティーに出席した。そして、彼女は無事、今朝早く、家族の待つ中国山西省に帰国した。
これをもって私の2008年度のホームステイ受け入れが終了した(^o^)/とはいえ、来月はじめにはカナダからそして相次いでフランスからのホームステイを引き受けるのだが…(^_^;)

毎度のことだが、今回もホストファミリーをした際に実に多くの人に助けてもらった(^o^)/
私がマンション住まいでどう考えても典型的な日本家屋に住んでいない為、日本の住文化を見せに実家には必ず連れて行く。父は辞書片手に家を案内、母は和食を作って迎えてくれる。
そして、今回は私の拙い中国語の為に北京に留学経験のある三遊亭楽生師匠まで煩わせた(>_<)

実は、東京を案内しようと上野に行ったのだが、西郷隆盛の銅像の説明がちっとも通じない(ToT)困り果て、半泣き状態で師匠にSOSの電話をかけた

微妙な言葉2

2009-03-20 13:51:50 | Weblog
以前にも少しふれたことがあるが前田義子(のりこ)さんの「強運に生きるワザ」の中にこんな一節がある。

「若いわねと言われるのが昔から嫌だった。未熟だと言われているような気がするから。若さを言い訳にしたくない。はやく大人になりたいとずっと思っていた」

少し前に読んだ本なのでうろ覚えだが、だいたいそんな内容だった。

先年ホームステイでお預かりしたフランス人留学生も同じようなことを言っていた。いつまでも「マドモアゼル」と呼ばれるのは子供扱いされているようで嫌だ。自立した女性として「マダム」と呼ばれたい…と。

これも実は微妙である。東洋人で若く見え、しかも背も低い私はなぜか20代前半から「マダム」と呼ばれることが多かった。英語は話すが、フランス語はちんぷんかんぷんでもである。

色々考えたが、「若い」とか「変わらない」という言葉は実に難しい(ToT)私にはとても使いこなせないなとしみじみ思った!

微妙な言葉

2009-03-17 12:31:01 | Weblog
先日、20年来の友人に久しぶりに会った。開口一番「変わらないねぇ」と言われた。基本的にノー天気な性格で「何も悩みがなさそう」に見える上にぽっちゃり体型のおかげでシワはほとんどわからない(-.-;)確かに外見からするとあまり変わらないのかもしれない。

しかし、この言葉は非常に微妙である!他意はないとわかっていても言われた方からすると「全く成長していないのでは?」と思ってしまうのだ。

似たような言葉に「若いのね」がある。日本人は概して若さに価値を見出だす傾向があると思うので、誉め言葉なのかもしれないが、時として「若い」=「未熟」と受け取られることもあるのは頭に入れておいた方がいいかもしれない。

私は以前から落語会などのイベントで主催者に挨拶に行くと「あら若いのね」と言われることがあり、かなり違和感を覚えてきたが、うまく説明できなかった。

それを明確にしてくれたのが前田義子さんの言葉である!

小市民的幸せ

2009-03-15 00:05:15 | Weblog
私はよく他人から「些細なことで幸せを感じるんだね」と半ば呆れ、半ば感心される(^_^;)
基本的に美味しい物を食べたり、好きな本を読んでいる時はいつも幸せなのでものすごく単純な人間と言えよう。

今日もそうした「小市民的幸せ」(友人のネーミング)をしみじみ感じた(・_・;)

仕事やらプライベートやら諸々あって夕方から実家の相模大野に向かったのだが、たまたま新宿駅で相模大野停車のロマンスカーに乗れた(^o^)/全席指定席の特急である。到着時間は普通の急行と10分と変わらないが、差額400円でゆったり座れ、大きな窓で景色も楽しめる!
しかも今日は食べ損なったランチの代わりに車内で大好きなヒレカツサンドとコーヒーも…(^o^)/

食後はゆったり読書タイムである!あー幸せ(*^_^*)

ちょうど雨も上がり、夕方でも空はまだ明るい。これ以上何を望むというのか?

こんな幸せを友人達は「小市民的幸せ」と笑うが、本当に幸せだ