アンジェロ・ブレーン山口まりこのイベント万歳日記

ライター兼翻訳のかたわら、落語やジャズ、津軽三味線などさまざまなイベントをプロデュースしてます

イタリア映画祭

2009-04-27 11:08:21 | Weblog
映画の話をもうひとつ。先日、突然、イタリア映画祭のチケットが送られてきた(^_^;)

不勉強で全く知らなかったが、熱心なファンが多い映画祭なのだという。
たまたま後援企業に友人が勤めており、イタリア語を勉強し始めた私を思い出し、批評が書けるようにと招待してくれたのだった。とはいえ、3月から始めたばかりなのだが…(^_^;)
「まだ初心者だし、全く聞き取れないと思う」と正直に話したが、「生きたイタリア語の勉強になるから…」と励ましてもくれた(^_^)v

友人の厚意に甘えてありがたく拝見しようと思っているが、この件で感じたのは「見てくれている人は必ずいるなぁ」ということだ。

頑張っていれば、努力していれば必ず見ていてくれる人はいる(^_^)v

たとえ、すぐには報われなかったとしても諦めずに続けてさえいれば評価してくれる人はいつか必ずどこからか現れる…

世の中連休中なのに全く休みがない自分へのエールである

蟹工船

2009-04-26 13:19:56 | Weblog
先日、人に勧められて映画「蟹工船」を観てきた。昭和28年の芸術祭参加作品?とテロップにあったので恐らく27年か28年あたりの作品らしい。勿論、白黒である。

私は何事にせよブームとは縁がない人間なので原作ははるか昔、学生時代に読んではいたが、映像化すると、さらに「暗い、重い、救いがない」ように思った。

確かに、似たようなこと、いや作者の小林多喜二が拷問によって亡くなったことを考えると、映像よりさらにひどい状況が日常茶飯事だったのだろう。暗黒の時代である。
しかし、その暗黒の時代とも言うべき、辛く悲しい時代を経て21世紀を迎えた今、多くの人々が決して幸せではなく、中でも前途あるべき若者の中に自らを「蟹工船」の虐げられた労働者に同化させている人が少なからずいることを思うと本当に救いがないと絶望的な気持ちになってしまう。

歴史は繰り返すというが、歴史から何も学ばない愚かさを思い、気分が沈んだ(ToT)

頑張れ、プレッシャーズ!

2009-04-23 09:57:33 | Weblog
私のマンションはオフィスも兼ねており、お客様が多いので万一の為にと人に勧められ、置き薬をしている。

先日が数ヶ月に一度の交換の日で担当者が来たのだが、彼の後ろにもう1人男性がいた。私が怪訝そうな目で見ると「うちの新入社員です。今日は勉強の為に…」と言う。
へぇーと私が思っている間にも担当者は手慣れた様子で薬を入れ替え、私に様々な耳寄り情報を教えてくれる。例えば前回聞いたインフルエンザワクチンの値段の話は病院選びで非常に役に立った(*^_^*)

しかし、今回は意外な方向に…(^_^;)

私の爪を見て「綺麗ですね。ジェルネイルですか?」と尋ねたのだ!

一般的に男性でこうしたファッションに詳しい人は少ないからとても驚いた。一方で、一見、仕事とは直接関係のない知識や話題を自分の引き出しとして持っていることはビジネスパーソンとして大きな武器だろうと思う。

新入社員君も良い先輩を見習って頑張れ!(^o^)/

情報発信の大切さ!?

2009-04-20 17:23:04 | Weblog
先程、ゴルフ仲間の男性で設計会社を営む人から電話があった。クライアントから来月の東京ドームの中日戦のチケットをもらったので私にくれると言う!
私は大のジャイアンツファンでそれを公言してはばからないのだが「何でも言っておくものだなぁ」とつくづく思う(^o^)/
「○○が好きです。何かあったら誘って下さい」といった類いの言葉は物欲しそうで嫌だと言う人もいると思う。

しかし、私は自分から発信しないとそのことを他人にはわかってもらえないし、他人にも私に伝えて欲しいと考えている。

仕事柄、私も落語や映画など様々なチケットやサンプルを頂くが「これ誰々さんが好きな物だな」と思うとすぐに連絡したくなる(^_^;)

貰いっぱなしだと心苦しいが、こんな関係は楽しいのでは…と勝手に考えている(^_^;)

ちなみに今回の男性にはゴルフコンペでブービー賞の巨人戦のチケットも頂いた!景品わかってたらブービー狙ったのに!(^_^;)

卑屈にならざるをえない?

2009-04-20 14:16:06 | Weblog
先日のカナダの高校生のホームステイの時、こんなことがあった。

二人で外出から戻り「郵便受けを見てくるから…」とエレベーター前で彼女を待たせていたのだが、戻ってみるとしきりに管理人さんが何か言っている。
「あのぉ?」と聞いてみると、どうやら彼女が防火扉に寄りかかっていたので注意したかったらしい。私が通訳している間に管理人さんは「サンキュー、サンキュー」と言いながらその場を逃げるように離れてしまった(><。)。。
残された私達は唖然、ポカーンである(^_^;)特に、私は知らないとはいえ、悪いことをしたのだから彼女に謝らせようと思っていたので拍子抜けである!
私のマンションは埼玉県のプロジェクトの1つなので管理や警備に県からの天下りや退職者が多く、全くサービス精神はない(ToT)

それどころか、入居者に対し、やたら高飛車である。それが英語ができないという理由だけでここまで卑屈になるものなのか…(>_<)

手はかかったけれど…

2009-04-17 17:44:52 | Weblog
今朝までカナダ・オタワ近郊の女子高校生のホストファミリーを務めた。
川口市にはたった4日間の短い滞在で次の目的地名古屋へと旅立った。4日とは言え、送り迎えに食事の用意…と普段しなれない生活にヘトヘトだが(ToT)

昨日はホストファミリーと過ごす1日となっていたので神奈川に住む両親に会わせがてら横浜と鎌倉を案内してきた(^o^)/

ラーメンを食べてみたいというので久しぶりに新横浜のラーメン博物館にも足を運んだ(^_^)v
欧米人にありがちだが、熱い食べ物に慣れていない上に箸の扱いに悪戦苦闘したが、初めてのラーメンを堪能したよう(*^_^*)

ランドマークタワーの展望台では見晴らしの素晴らしさにおおはしゃぎし、横浜中華街のスケールの大きさに圧倒され、大型電器店ではiPodをまとめ買い、あげくに洋服も欲しい…と「初めての日本、初めての家族にすごく緊張している」との言葉とは裏腹に日本をおもいっきり楽しんでいる模様!

犯人探しをするつもりはないけれど…2

2009-04-17 12:07:50 | Weblog
はっきりとはおっしゃらなかったが、あえて新聞に投稿したのは周囲の強い勧めもあって「せめて名乗り出て謝って欲しい」というお気持ちがあったからだと思う。
さる3月14日の日曜の夜、赤羽駅構内で小柄な老婦人にぶつかり、急いで立ち去ってしまった男性に声を大にして言いたい!
多分そんなにひどい怪我だと思っていなかったのかもしれないが…。彼女は決して補償云々なんて言う方ではないし、求めてもいない。

単に「本当に申し訳ありませんでした。どうか許してください」という心からの謝罪が欲しいだけだ。でないと他人が信じられなくなってしまうのだろう。そんな悲しい思いをさせないためにもどうか勇気を持って名乗り出て欲しい。
急激に高齢化している日本ではこれからこうしたことが増えてくるに違いない。

若い世代も自分もいつか歳を重ねるのだときちんと認識し、いたわりの心を持って日々、お年寄りに接して欲しいと切に願うm(_ _)m

やみつきになりそう…

2009-04-17 09:11:41 | Weblog
落語の仕事で訪れた熱海の「古屋旅館」は黒澤監督の影武者の撮影に使われた門があったり、皇室の方や東郷平八郎、川島芳子などさまざまな文化人・著名人がこよなく愛する由緒正しい宿だった。
私が泊めて頂いた部屋は「一人で使っちゃいけないでしょう」という広さの和室だったが、タオルや浴衣の用意の他に足袋ソックスが添えられていた(^_^;)しかも炭を練り込んでいるとかで保温と消臭効果もあるという(^_^)v

温泉旅館に泊まったことがある人なら感じたことがあるかもしれないが、温泉からあがって浴衣で館内を歩く時、裸足にスリッパや下駄では辛い季節がある。かといって、ただの靴下では味気ないし旅情も風情もなくなってしまう…

この足袋ソックスはまさにピッタリ(^_^)v

しかも汚れが目立たないようにあえて真っ白ではなく、優しいクリーム色という心遣いも憎い!

これまで履いたことのなかった私だが、あまりの心地よさにやみつきに!

犯人探しをするつもりはないけれど…

2009-04-15 08:58:46 | Weblog
熱海の仕事を終えて帰京し、自宅のリビングで新聞を読んでいた私は思わず絶叫してしまった。

投稿欄に私の落語会のお客様の投書が載っており、それによると駅で走ってきた若い男性にぶつかられ、転倒した際に複雑骨折し、全治4ヶ月と診断されたという。

その男性はお詫びもそこそこに立ち去ったそう。「その場で名乗るなり、名刺を置いていくかしてほしかったし、老人は弱いものだから気をつけて欲しい」と結んでいた。
慌ててお見舞いのお電話をしたが、いつもは気丈でてきぱきした方なのに本当に弱々しい声であることにまず驚いてしまった。そして、人が信じられなくなっている様子も感じられた。

さすがに私に数十分間思いを話されると少しスッキリしたのか、声に張りが出てきて安心した。

しかし、かといって怪我がよくなるわけではない。食事の用意は勿論、近くの病院にリハビリに歩いて行くのさえ痛くて辛いらしい。お気の毒でならない

こちらも結婚記念日

2009-04-14 15:49:53 | Weblog
天皇・皇后両陛下が金婚式を迎えられた。誠におめでたいとのんきに思っていたが、友人から「もうすぐ両親が結婚記念日で45周年なんだけど…」という電話を受け、ハタと気がついた!私の両親も8日の花祭り(お釈迦様の誕生日)に結婚45周年を迎えたのだった(^_^;)

毎度のことながら、時すでに遅し…!

優しい友人は「良かったら合同で食事会でも…」と提案してくれた(*^_^*)

友人は金婚式の時は落語家さんに宴席で一席やってもらいたいので私にアレンジを頼むとも言ってくれた(^_^)v

こんな思いやりのある息子を持ってご両親はさぞかし鼻が高いだろうと思うが翻って我が身は…(;_;)

だらしなくて情けなくて、もう笑っちゃうしかないが、おくればせながら両親に電話をした後、新潟・青海に住む妹にも電話をかけ聞いてみた。

「えっ、結婚45周年なの?全然知らなかった!」
妹よ、そのノー天気さが今回は本当に姉にとって救いである(・_・;)