アンジェロ・ブレーン山口まりこのイベント万歳日記

ライター兼翻訳のかたわら、落語やジャズ、津軽三味線などさまざまなイベントをプロデュースしてます

郵便局への苦言

2012-03-31 17:28:37 | Weblog
東海地区の郵便事業会社(以下、郵便局)で配達員が面倒だから…と配達しなかった大量の郵便物を支店長自らシュレッダーにかけるように命じていたというニュースを聞いた。しかも、個人が出したものは問い合わせがくると考え、もっともらしい理由をつけて後日遅れて配達させ、企業が差出人であるものだけ廃棄させるという念の入れよう!!

さらに、シュレッダーにかけた理由として、年末の繁忙期を前に警察の調べが入ると業務に差し支えるから…と、その支店長は答えたという。もはや開いた口がふさがらない。はじめに業務遂行を放棄したのは誰かと問いたい。

モラルの欠如なのか、親方日の丸根性が抜けないのか、はたまた隠蔽大好き主義なのか…考えるのも嫌になるが、私も最近、家の近くの郵便局で非常に不愉快な目に遭ったので紹介したい。

主宰するアンジェロ・ブレーンで使う切手を買いに行った時のこと。一番端のカウンターで切手をお願いしていると、私を押しのけながら、大きなケースを横から男性がカウンターにのせたのだ。他の局からの定期便!?みたいな感じだが、お客でないから順番は守らないよ、というのはまだしも、「ちょっとすみません」の声かけは最低限のマナーではないか!!こちらは客で、しかも客にどいてほしいのなら…。男性は委託業者の人みたいだったが、私に対応していた局員からも私に対して一言もない。何も言われなくてもよけた私なのに…

局員からすると日常のひとこまで客がまさかそう感じるとは思わないのかもしれない。あるいは殿様商売よろしく、「売ってやってんだから他は我慢しろ…」というスタンスなのか?その日1日、ものすごく嫌な気持ちになった。

フードアナリスト

2012-03-30 13:43:54 | Weblog
学生時代の実用英語検定、TOEFL、ドイツ語に珠算検定、普通自動車の免許とB級ライセンスに始まり、ボケ防止の脳トレと仕事の為という実益を兼ね、数年前から受け始めた漢字や江戸文化歴史検定、日本さかな検定、スパイス&ハーフ検定など、いつの間にか、合格数が100を超えた。私って意外に凝り性だったんだと自分でも驚いている。

中でもフードアナリストは取得して良かったなとしみじみ思う資格のトップ3に入る!!フードアナリストとは何ぞや!?という人もいるかもしれないので協会の弁を借りると「あらゆる食の情報のプロ」だそうだ(汗)料理人などのプロと消費者の間ということでプロシューマーという用語で説明されることも多い。最近、鈴木亜美さんが取得して一時、協会のサーバーがパンクしたそうで、色んな意味で今、注目の資格かもしれない。

私がこのフードアナリストを知ったのは数年前で、一昨年前に無料説明会に参加して、「合格して会員になると、安価で色々なセミナーなどに参加できて勉強ができるし、色々な人に会える、本当にお得な資格だと思う」という担当の方の言葉に是非合格したいなと思い始めた。そして、昨年の春、ようやく一番下の級を受験、何とか合格した(汗)

いわば新参者で下っぱなのだが、ミステリーショッパーを始め、実に様々な体験をさせて頂いている♪東京で開かれた京・丹後グルメフェアにお招き頂き、その後、丹後の「ふるさと応援大使」に任命して頂いたし、お醤油の魅力や奥深さを学ぶセミナーに参加できて、お醤油文化大使に任命されたのもフードアナリスト協会のおかげである♪そして、今年はフードアナリスト協会の広報委員にも選んで頂いた。

まだまだ学ぶべきことも多いし、今年は1つ上の級に挑戦したいとも思っているが、この資格と出逢えたことに本当に感謝している!!

イケメンの先生お断り!?

2012-03-25 10:31:14 | Weblog
イタリア語を習い始めたと言うと、「またぁ、イケメンの先生目当てなんでしょう!?」と聞く輩がいる。

残念ながら、私は勉強の場でイケメンの先生は懲り懲りなのである!!

というのは、学生時代のテニスのコーチ、ドイツ語学校の先生、英会話スクールのニュージーランド人の先生が揃いも揃ってめちゃくちゃなイケメンでモデルとの兼業であった為、ファンクラブのようなおばさま方や先輩方に散々嫌な思いをさせられたから…

「貴女、コーチの気をひく為にわざと転んだでしょう」とか「わかっているのにわざと質問したでしょう!?」などなど…言いがかりも甚だしかったが、今よりずっとピュアだった私はただひたすらその人達を恐れるしかなかった。ドイツ語に至っては事務に直談判してクラスを替えてもらう事態にさえ発展した。

そして、導きだした結論が私にイケメンの先生は必要ないということ!!第一、イケメンの先生だと授業中、見とれてしまい、勉強に集中できない可能性も…(汗)

そこで勿論、今回のイタリア語も私より歳上で落ち着いた女性の先生に教わっている。初心者相手にかなり早口なので時々閉口するが…(汗)

とはいえ、数年来習っているお能はほぼ男性しかいない世界だし、私が好きな流派の若手はイケメン揃いで私の師も長身で素敵な方だが、怖い人達に追いかけ回されない為に私はあまりお能を習っていることも師についても話さないことにしている。前には師はお年寄りだと説明していたがそれはさすがに叱られそうで(汗)やはりイケメンの先生には苦労させられる…(汗)

春休みにおすすめ?

2012-03-22 16:39:19 | Weblog
春休みである♪

春休みは一般的に宿題がないので短いけれど好きという人も多いかもしれない。

中にはこの機会に学校や塾の勉強以外で知識や見聞を広めたいという人もいると思うので少々強引ではあるが、私のお薦めスポットをいくつかご紹介したい。

まず、知識の宝庫!?と言えば、大学である♪ご存知の方も多いと思うが、大学の中には一般の人に広く研究成果を発表する場として、資料館や博物館、美術館を持っているところがある。研究が専門的すぎて説明を読んでもちっともわからないという博物館のケースもないわけではないが、普通はわかりやすい解説がついている。しかもほとんどの所が入場無料か、非常に安い入館料である。学問の府を自認しているせいか、あらかじめ問い合わせをしておくと解説の人がついてくれたり、外国人を連れていくと言うと外国語のパンフレットは勿論、専門の学生が通訳ガイドをしてくれることもある。

様々な大学の資料館があるが、小さな子供でも見て圧倒される楽しさがあるという点では東京海洋大学は外せない♪品川駅の港南口から徒歩圏内というのも嬉しい♪鯨の実物大の模型の展示があり、大人でも単純に驚く!!附属の図書館には江戸時代の捕鯨を記した貴重な資料もある。惜しむらくは学食…せっかくなら海鮮丼でもあったらなぁと思うのだが…

品川駅高輪口に目をやると、食関連の本が揃った味の素のライブラリーがある♪勿論、誰でも利用できる。近くにある物流博物館は無料ではないが、意外な穴場かもしれない。日本の優れた物流システムを留学生に説明するなんていうシチュエーションにも使える♪難点は坂の上なので息が切れるかも!?

これからの時期、特にお薦めなのが九段下にある二松学舎大学の図書館の附属資料館♪夏目漱石ゆかりの大学だけあって文学関係の資料が充実しているし、定期的に様々な特別展も開かれている。付近には靖国神社をはじめ、桜の名所が多く、一般も利用できる展望レストランでは日本武道館を眼下に東京タワーなど一望できる。

ちなみに、靖国神社の図書室も毎日ではないが、開館しており、戦争関係の資料が多く保管されている。主に研究者の利用が多いが、私も以前、戦時中の日章旗の持ち主探しをたのまれた時に通いつめた。

他のお薦めスポットはまた改めて…

散財させちゃって…

2012-03-20 18:01:30 | Weblog
日曜日、久しぶりに休みを取った♪イベントを営んでいるので土日祝日は仕事というのがスタイルになっている。

しかし、その日曜日は当初から朝から夕方までイタリア語のレッスンが入っており、仕事は夕方から…と思っていたところ、小学校時代からの男友達がホワイトデーのお返しにディナーをご馳走してくれるというので思い切って休みに!

しかも、イタリア語を習い始めたと話したところ、イタリアンに連れて行ってくれるという。

それだけで食いしん坊の私はイタリア語の勉強に身が入らないくらいだったのだが、それを知ってか知らずか、「逃亡防止とイタリア語の話も聞きたいから…」と、わざわざ彼は休日出勤の合間に私の昼休みに合わせ、ランチまで付き合ってくれた♪

色気より食い気の私なので遠慮なく、ボリューム満点の肉料理を頂いたが…(汗)
実際には普段では考えられないほど頭を使う授業なのでめちゃくちゃお腹がすくのである!!それだけ大変で逃げ出したくなるほどなのだ。

レッスン後、頭を使いすぎて疲れ果てている私を見て「頭を使った後は体を使わないと…」とゴルフ練習場へ連れて行かれ、頭の中を空にしたと思えば次は書店へ…勝手にイタリア語の辞書まで選び、ようやく夕食…無理やりイタリア人シェフと話をさせられた時は拷問に他ならなかったが、とにもかくにも休日出勤までして、私のスケジュールに合わせ、散財させてしまったことをありがたいやら、申し訳ないやら…

忙しかったけれどとても充実した休みとなった♪

家庭教師の話

2012-03-19 13:26:28 | Weblog
最近は、生徒とのジェネレーションギャップが大きすぎて自分自身で教えることはほとんどなくなったが、以前は家庭教師をしていたので、今でも家庭教師の紹介を頼まれることが多い。

そんな中、先日持ち込まれた案件には色々考えさせられた(涙)個人情報なのであえて曖昧に書くのをお許し頂きたいが、ある中規模の家庭教師紹介センターから派遣された女子大学生とどうも教育方針が合わないので…というご家庭からのご相談から話は始まる。

小学生の算数をお願いしていたのだが、計算問題を解くのに電卓や携帯の電卓機能を使い、自分の頭で解かないというのだ。高校などによっては関数などの計算に電卓を使うのを許可している学校もあるとは聞くが、生徒さんはこれから基礎力をつけないといけない小学生である。しかも、生徒さんが通う私立学校には特に漢字の読み書きや計算力を重視しているらしく、算盤の授業もあるという。

やんわりと家庭教師に話をしたらしいが、「どうせいつかは電卓を使うんだから…」とスタイルを変える様子はなかったらしい。ことによると、彼女自身が計算ができないのでは…とまでご両親は疑い、センターに問い合わせたところ「そんなことはあり得ません」の一点張りで途方に暮れてツテを頼って私共へご連絡頂いたという訳だ。

結局、そのセンターとの契約は打ち切って頂き、改めて私から知人の大学院生の息子を紹介させて頂いた。彼自身、読解と計算に力を入れた学校の出身なので前の轍は踏まないと思う。しかし、私の時代には考えられなかった問題が起こるものだと思う。学校という場で電卓を堂々と使えるのは理系の大学生だけだというのが私の時代の認識で「読み書き算盤」は当時もベースにあった。実際、我が家では算盤初段の妹に始まり、母が1級、銀行員だった父が2級、そして出来の悪い私でさえ3級を持っている。それがいつの間にか「時代遅れ」になり、近年また復活の兆し…歴史は繰り返すのか…

本当に様々なことを考えさせられた。

傘とおもてなしの心♪

2012-03-03 22:45:35 | Weblog
先日首都圏を襲った雪の日、私はお昼近くから打ち合わせが入っていた。

おつきあいの長いクライアントなら事情を話して後日…ということも考えられたが、私が主宰するアンジェロ・ブレーンにとって新規のお客様だったので覚悟を決めて横なぐりの雪の中、出かけた。

打ち合わせは無事に終わり、帰る頃には雪ではなく、雨に変わっていてホッとしたのだが、ご挨拶をして帰ろうとした時、ちょっと驚いた。若い女性スタッフが私にコートを着せかけてくれたのみならず、サッと私の傘を広げ、私が濡れることなく、外に出られるようにして見送ってくれたのだ♪

社員教育が行き届いていると言ったらそれまでだが、心温まるおもてなしだった(^_^)v

傘をめぐるおもてなしではこんなエピソードを倫理法人会のリーフレットで読んだことがある。ある個人経営の小さなスーパーの話なのだが、そこのオーナーは「人の弱みにつけこむ商売はしたくない」という強い経営理念があり、雨が降ると店の入り口に傘を用意し、「ご自由にどうぞ。ついでの時にお返しください」と貼り紙をして傘を貸してくれるのだという。勿論、お客もオーナーの思いに感謝してきちんと傘を返しに来て喜んで買い物をしていく…

本当のおもてなしとは何か、人に喜ばれる仕事とは何か、改めて考えさせられる。

面接の夢と…

2012-03-03 14:36:53 | Weblog
今朝は久しぶりに悪夢で目が覚めた(涙)

いくぶん若くなった?私がテレビかラジオの番組のアシスタントの面接を受けているのだ!! 私一人に対し、面接官が十人近くというかなり威圧感を感じるシチュエーションである。

しかも、そのうちの数人は明らかに私ではなく、他に本命がいるようで私の話には興味がない様子…(涙)いわゆる出来レースで今の言葉で言えばガチでないのでは…と段々わかり始めると夢の中の私は過呼吸かパニック症候群のように息苦しくなり、周りが真っ白になりかけた時、目が覚めた。

当然、脂汗と激しい息遣いで本当に死んじゃうんじゃないかと思った(涙)

夢には解明されていない部分が多いらしいが、一説には「夢は内臓の疲れ」とも呼ぶそうだ。だとすると、暴飲暴食のツケが回ってきたとも言えそうだ(汗)

それはさておき、面接で思い出したのが学生時代に家庭教師で指導していたある女の子のことだ。いわゆるお嬢様学校をお受験することになったのだが、家庭環境が複雑なこともあり、面接のある学校は避けた方が無難ということになった。しかし、志望校に次々落ちてしまい、面接のあるキリスト系の学校を残すのみとなった。

しかも、緊張からか、想定問題集では「言ってはならない、評価が低い」とされる答えを連発してしまったらしい。本人をはじめ周囲は諦めモードだったが詳しく生徒から話を聞いた私は「もしかしたら受かるんじゃないか」と思った。それは緊張しながらも彼女が試験官を実によく観察しており「ほとんど話を聞いていない試験官もいた」と言ったからだ。

その試験官は彼女の合格には懐疑的だったかもしれないが、それを何となく感じ取りながらも一生懸命に面接をうけた生徒を評価してくれる試験官もいたに違いない。結局、彼女は無事その学校に受かり、既に社会人として海外を飛び回っている。

悪夢のおかげで久しぶりに思い出した