磯田道史氏の「武士の家計簿」を読んで興味を引いたのが親類との付き合いと家庭内の儀礼行事の多さだ。
まだ国の福祉が無いので親類がその役目をはたしていているわけだが、家の儀礼行事にも毎回呼んで交際を深めている。
そのため祝儀交際費が親類56.6%と半分以上を占めている。
我が家の場合、終戦で日向に引き揚げてきて、まだその時は親戚の集まりが多く、姉の結婚相手が決まった時も親戚を呼んで内諾を得る?集まりがあった。
(尤も飲み食いをするのが主目的だったのだろうが)
我々の代になり兄弟も全国に散らばり甥姪の顔も判らなくなったのは淋しい限りである。
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