Hiroの雑記帳

日常興味を引いたことを気ままに書き込みます。

戒名とお布施

2017年09月26日 | 一般

折角なので同時に借りてきた「お坊さんが困る仏教の話」に書いてあった戒名とお布施の話。

江戸時代幕府は切支丹対策として「寺請」制度を作り強制的に仏教徒として管理し、葬儀を菩提寺で行うこと、「過去帳」に戒名を書き込むことにした。

この死後戒名が制度化し、お布施さえはずめば格別な戒名を頂くことができるようになった。

ところが近年戒名料を含めた葬儀のお布施が収入の大部分を占めるお寺が高額なお布施を求めるようになった。

事態を更に悪くしたのが葬送の主体がお寺から葬祭場業者に移り、お寺さんが儀式の一員になり下がったこと。これでは「葬式仏教」と言われても致し方ないだろう。

筆者はお葬式と戒名を切り離すことを提案しています。


輪廻と解脱

2017年09月24日 | 一般

「六道」までは判ったが、「輪廻」についてもっと知りたく「輪廻と解脱」という本を読んだ。

「輪廻」の思想は古代インドで発生、死後六道をさまよい永劫の転生を続け、煩悩と苦しみに満ちた“迷いの世界”を抜けて平安な“悟りの世界”に脱出することが「解脱」である。

仏教ではこの「解脱」に到達したものを「仏陀」と呼び、すべての仏教徒がこれに向かって努力することが説かれた。

ところが日本の仏教の全ての宗派は“この世に生きている間に仏陀になる”とする「則身成仏」か、“次の世界では西方極楽浄土に往生して、そこで仏陀になる”とする「往生成仏」のどちらかの立場をとるようになったため事実上「輪廻転生説」を否定することになった。

叉、「六道」の天道は輪廻の世界の一部なので、キリスト教の「天国」とは異なり理想の世界ではない。

仏教の世界には「地獄」も「天国」も無いことを初めて知った。

我々世代は「悪いことをすると地獄に落ちる」「嘘をついたら閻魔様に舌を抜かれる」と言われて育ったが今はどうなんだろう?


死出の旅

2017年09月11日 | 一般

死んだら善人は極楽に、悪人は地獄に行くと簡単に思っていたがどうも違うようだ。

9月29日の「ぶらぶら美術・博物館」「地獄絵ワンダーランド」によると

●死出の旅

死亡すると、誰でも先ず6日間、ひたすら歩かなくてはならない。 

七日目には三途の川の辺に到着する。 1、橋コース2、浅瀬コース3、激流コースの3つがあり、前世の行為(業)にしたがって、それぞれに ふさわしい流れを渡ることになる。

船もあるが料金六文、だから六文銭を持たせる。(地獄の沙汰も金次第)

ようやく最初の審問をする裁判官に出会う。

●冥界で10人の裁判官「十王」による裁判。

初七日➀ 秦広王、14日目②初江王、以下③宋帝王④五官王⑤閻魔王⑥変成王⑦泰山王⑧平等王⑨都市王、3回忌⑩五道転輪王と続く。

十王による3年間の裁判後、行くべき「六道」が決定する。(残された人は少しでも罪を軽くして貰うべくこの間追善供養をする)

●六道

六道とは仏教において迷いあるものが輪廻するという6種類の苦しみに満ちた世界とのことで

天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道がある。

番組では「地獄絵」六道の描かれた「曼荼羅」の説明はあったが、残念ながら六道に行った先の説明はなかった。

さて、六道から解脱する方法は?

 


くねくね体操

2017年09月04日 | 一般

8月30日の「下記ためしてガッテン」で筋肉を制御する神経に働きかけて体の動きをよくする体操「くの字体操」「Sの字体操」「がにがに体操」の3種類を紹介していた。

転倒や寝たきり防止にもなるので、毎日でなくとも時々1種類でも行うことをお薦めします。

番組の一部を録画しましたので下記をクリックしてみて下さい。

録画が見にくい点はご容赦を・・・

https://youtu.be/upxawH5zqgQ


萬鉄五郎展

2017年09月03日 | 絵画

9月2日散策の会は葉山だったので解散後「萬鉄五郎展」を見に行った。

油彩画、水彩画の他に水墨画もあり400点あまりの作品が展示されていたが、やはり人物画が印象的だった。