蝸牛の歩み

「お話」を作ってみたくなりました。理由はそれだけです。やってみたら結構面白く、「やりたいこと」の一つになっています。

どちらが安いか

2015-08-07 07:28:53 | 日記
 テレビを見ていたら、瀬戸内海の島の風景が紹介されていて、海の幸を旅する二人が堪能していた。そのなかで、島の人だったかが、「口だけ持ってきてもらわんと」と言っていた。現地に足運ばんと、美味しいもんは食べられへんでという意味なんだろう。男性タレントが、「口だけ小包で送ったりして」と言っていた。

 郵便局に訊ねると、「うちではやってません」との答え。どこでやってるんですかと訊ねると、「ヤマトさんならやってそうですね」と返事が返ってきた。ヤマトに電話すると、やってるという事なので、やり方を訊ねるために近くにある店舗を訪ねた。
 なんでも、口を取り外して、クール宅急便で送るんだそうで、たいていの場合、観光協会が宛先になっているそうだ。食べたいもののリストを書いて同封しておくこと。「お任せコース」の場合は、季節の旬のものを価格に応じて食べさせてくれるという。食べたい食材(たとえば鱧)と調理方法(白焼き、たれ付け、梅肉添えとか)をメモして送るんだそうで、たいていの観光協会のホームページには載ってますよ、とアドバイスしてくれた。

 ただ、問題はあるようで、最近は、目も一緒に送る人も多いらしい。
 「やっぱり、自分の食べているものをちゃんとみたいじゃないですか」
というアドバイスは正しいと思ったので、価格を聞くと、口と目をクール宅急便で送る場合4000円。それに、口と目を送っている間、レンタルの目と口とは3000円で借りられるようだ。

 食べている時、料理を見ている時の感覚は、直接脳に届くようになっていて、その機材の価格が5000円。目の前の風景は、視野の上の方、食べたり飲んだりしている方は、視野の下の方に反映される。
 
 うーん…トータルで12000円かぁ。直接行った方がいいかなぁ。