島のまにまに~インドネシアの小径~

海洋国インドネシアのあちこちでで出会う、美しい村、美しいもの。自然とつながる暮らし。

道端の売店とサロン姿の奥さんたち

2012-10-26 | 

フローレス島では今もサロンという布を身にまとった人が多い。日本の「ござ」ぐらいの大きさの布の両端を縫い合わせたものである。フローレスでは東に行けば行くほどサロンを見ることが多くなる。東の方ではまだまだ手織りのサロンをみんな腰に巻いている。
よく見るとその大きさは地域によって違いがある。この人たちが着ているのは結構幅(筒の直径にあたるところ)が大きくて、横綱白鵬さんでも着られそうだけど、東のクリムト山のあたりに行くとぐっと狭くなって、体重100kgを超える人はちょっと入るのが無理、80kgでぎりぎりってぐらいだろうか。フローレスの人は飽食してないからそんなに太った人はいない。
この布はチェックで、手織りだと言っていたような気がするが、うろ覚え。確かではない。
……そういえば、サロンエプロンという言葉があるけど、あのサロンってどういう意味だろう。

ここはフローレス島の真ん中より西、レンボとルーテンの間の幹線道路だが、9月頃、フローレスを縦断する幹線道路は大々的な拡幅工事をしていて、この写真の売店はすべて撤去されていた。ここの人たちどこへ行ってしまったんだろう……って、家にいますよね。でも日銭を稼ぐ場所がなくなって辛いだろう。
フローレスでは乾季に道路工事をするらしい。
日本と同じだ。
そりゃまあ、インドネシアの雨季に工事なんかとてもできない。
日本では太平洋側の乾季、すなわち冬に、農家の人たちが暇になるため。今、日本の我が家は四方八方道路工事で包囲されてしまって困っちゃっている。

フローレスでも、ジャワ島でも、10月半ばにはすでに雨季に入ったらしい。



写真/フローレス島で(2012年)

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