大相撲春(大阪)場所十二日目(水)
奄美出身力士全13人の結果 星取表 goo大相撲より
(太字はきょう取り組みのあった力士 赤色は勝った力士)
十両
旭南海(きょくなんかい) 東7・天城町
●○●●● ●○○○● ●○ 5勝7敗
幕下
薩摩響(さつまひびき) 東12・宇検
●--●○ --○-○ -○ 4勝2敗 勝ち越し東幕12 薩摩響 4勝2敗 ○ 寄り切り● 3勝3敗 鬼嵐 東幕20
随所に薩摩響のよさが出た一番だった。立ち合い、画面左、薩摩響が左へ飛んで注文をつけようとしたのを先に読んだ鬼嵐(おにあらし)も左に90度変化した。しかし、それで落ちる薩摩響ではない。低い姿勢で相手の中に入って食らい付く。小さい体で足の運び動きが俊敏だ。鬼嵐の再三の叩きにも耐え、最後はトビウオが海面を跳ねるように跳んで、そのまま鬼嵐(おにあらし)を土俵下まで突き飛ばして寄りきり。
里山(さとやま) 東26・笠利
-●-○- ○-○●- -○ 4勝2敗 勝ち越し東幕22 持丸 3勝3敗 ● 押し出し ○ 4勝2敗 里山 東幕26
立ち合いの踏み込みは里山が勝(まさ)った。里山、いったん押し返されるが、長身(189センチ)の持丸(もちまる)の腰は高い。それを見た里山が、腰を落とし再び前に出る。と、持丸はあわてて上から叩いたのがいけなかった。里山 は速い足の運びで一気に土俵際に相手を追い詰め、仕上げは大きい相手を下から突き起こしての押し出し。大きい相手の足元に入り込み、相手に相撲を取らせない、好調時の里山の相撲。今場所は勝機を逃さず速い相撲で決定力が増した。 あと一番も勝って、来場所に勢いをつなげたい。
若乃島(わかのしま) 西37・龍郷
●--●○ --○●- ●- 2勝4敗
三段目
慶(けい) 東30・瀬戸内
●-○-○ --●●- ●- 2勝4敗喜ノ国(よしのくに) 東34 ・喜界
○--○● --○○- -○ 5勝1敗東心山(とうしんやま) 東47・徳之島母間
○--●○ -●-○- ○- 4勝2敗
序二段
徳州山(とくしゅうざん) 西28・天城
○--●- ○-○●- -● 3勝3敗若三浦(わかみうら) 西43・瀬戸内
-○-●- ○-●-● ●- 2勝4敗喜乃富士(よしのふじ) 西63・喜界
-○-●○ -○-●- ●- 3勝3敗朝奄美(あさあまみ) 東110・徳之島大原
●--○- ●●-○- -● 2勝4敗 負け越し奄美岳(あまみだけ) 西111・笠利
-○●-- ○○--● -● 3勝3敗
序の口
舛奄美(ますあまみ) 東9・名瀬
○-○-○-●--○ ●- 4勝2敗
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■星取表の表示記号の見方
○ 勝 ● 負 □ 不戦勝 ■ 不戦敗
や 休み × 引分 △ 痛分 - 取組なし(幕下以下)