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『写真散歩のすすめ』

2005年09月13日 | 本と雑誌

050913 『散歩写真のすすめ 』   文春新書
樋口 聡 (著)

インターネット書店が充実した今でも、
街の書店に行くことは、いわゆるひとつの冒険です。

特に目当ての本や、ジャンルが決まってない時は、やはり街の本屋さん。
どんな本に出会うか分かりません、という意味で冒険。

この本は、散歩の帰りに立ち寄った書店で、

このブログは、散歩(車)と写真がないと
ほとんど成り立たないわけで、

ブログをやってなければ、手にすることはなかったはずで、

手にとったにしても立ち読みですませたはずでしたが
買ってしまいました、Y660E+税、分のブログネタ。

「しかし散歩という世界は深く、写真という世界もそれはそれは奥深い。」
「散歩写真とは、身辺の日常断面を切り取り、自分のまなざしを残す行為である。」

アリストテレス(逍遙学派)もニーチェもカントも、
夏目漱石も森鴎外も西田幾太郎も志賀直哉も、
みんな散歩が好きだった(ことになっている)。田中一村だって。

しかし、この本は、そういうことについて書かれたものではなく、
たかが「散歩して写真を撮る」ことについて書かれている。されど、についても。

散歩の途中、たまたま空の雲の写真を撮った帰り、手にしたこの本で
偶然、「日常写真の光景」の「空」のページを開いた。

そこに、『空の名前』(高橋健司著)の紹介、空に名前があるなんて。
うーん、「身近な抽象」かぁ、でY660E+税。

本の最後から二枚目の写真(白黒)

原宿の古い小さな店の入り口前。原付バイクと自転車二台。
老舗らしい木枠にガラスの引き戸が入り口で、
そこに手書き文字のポスター、新聞紙を拡げた大きさ。

マジックで

”フロムエーを読みながら
餃子をたべるのは、
絶対にやめて下さい!!

店主”

名瀬にだってあるぞ、何々、しないで下さいの手書きポスター。
カテゴリ、シリーズができそうな。

いったいなにが面白いのかわからないところがおもしろそう。
これが、散歩写真とこの本の感想。(これから読むのですが)

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photo-memo 空の雲 (1) (2)