2024/8/5 札幌競馬場
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レース後は、いまのところ馬体面に問題はありません。3歳未勝利戦はあと4週にわたって組まれていますが、前走で優先出走権を得られなかったことで、出走が叶うかどうかは不透明であるというのが実状です。今後は未勝利のまま格上の1勝クラスへの出走を目指すことや、地方競馬へ転籍した後、一定の成績を収めてからJRAに再登録するという道も残されています。しかし、ここまで4着となった実績はあるものの、勝ち馬からは1秒以上の差が開いており、それ以外のレースでも、いずれも勝ち馬から大きく離されていることを考慮すると、1勝クラスでは苦戦を強いられる可能性が高いと考えられます。そのため、西田調教師をはじめ関係者間で協議を行った結果、このままでは維持費出資金等、会員の皆さまのご負担が大きくなるばかりとの結論に達し、ここで現役を引退することにいたしました。
勝利を心待ちにされていた会員の皆さまにおかれましては、まことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。
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【G1サラブレッドクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
日曜の結果を受けて、翌日に引退が決まりました。これまでのレース内容では仕方ないと思う反面、もう少しどうにかなったのではないかという思いもあります。確かに能力的には抜けたものはありません。ゲートも遅ければ、瞬発力もない、決め手に欠いた難しい馬だったと思います。ただ、10戦を走った中で、馬体を絞ってビシッと仕上げて出走できたレースが何回あったか。引退レースとなった一昨日は絞れてある程度動ける状態でしたが、その他大半は太目残り、緩さ残りでの出走でした。これが残念な点の一つ目です。そして次に鞍上選択。年明けの中山戦でウチパクさんというこの馬の特性に合ったジョッキーが見つかり、レース内容にも前進が見られました。しかし、その後なぜか依頼せず。ウチパクさんにこだわったレース選択をして欲しいと多くの会員さんは思ったはずです。なのに、疑問の人選ばかり。特に時間が無くなりつつある中で松岡を配した2戦は全くもって無駄でした。乗り方も、そして次走のアドバイスも的外れです。これが残念な点の二つ目。そして最後に、3月のレースの後、6月まで放牧を挟んだこと。そうでなくても調教で仕上げることができない厩舎で、しかもレースを使いつつ上昇するタイプの馬なのに、未勝利までのリミットがある中で3ヶ月もお休みという判断が理解不能でした。これが三つ目です。
能力が足りないと思われる馬こそ、陣営の工夫や選択が結果を左右します。その点で非常に残念だったと言わざるを得ません。この馬は、仲良くさせて頂いている10年来の知り合いの方が多くご一緒で、その点でも楽しみにしていた馬だけに、このような結果になり無念です。ただ、これも競馬。仕方ありません。グランドブレーカーは今後もサラオクを経てどこか地方で現役を続行するんでしょう。前途が明るいものであることを願います。これまで10戦、ご苦労さまでした。
グランドブレーカー(牡3)
父ハービンジャー
母リュートフルシティ(ウォーエンブレム)
2021年5月2日生まれ
追分ファーム生産
美浦:西田雄一郎厩舎
10戦0勝 0-0-0-1-1-8
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レース後は、いまのところ馬体面に問題はありません。3歳未勝利戦はあと4週にわたって組まれていますが、前走で優先出走権を得られなかったことで、出走が叶うかどうかは不透明であるというのが実状です。今後は未勝利のまま格上の1勝クラスへの出走を目指すことや、地方競馬へ転籍した後、一定の成績を収めてからJRAに再登録するという道も残されています。しかし、ここまで4着となった実績はあるものの、勝ち馬からは1秒以上の差が開いており、それ以外のレースでも、いずれも勝ち馬から大きく離されていることを考慮すると、1勝クラスでは苦戦を強いられる可能性が高いと考えられます。そのため、西田調教師をはじめ関係者間で協議を行った結果、このままでは維持費出資金等、会員の皆さまのご負担が大きくなるばかりとの結論に達し、ここで現役を引退することにいたしました。
勝利を心待ちにされていた会員の皆さまにおかれましては、まことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。
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【G1サラブレッドクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
日曜の結果を受けて、翌日に引退が決まりました。これまでのレース内容では仕方ないと思う反面、もう少しどうにかなったのではないかという思いもあります。確かに能力的には抜けたものはありません。ゲートも遅ければ、瞬発力もない、決め手に欠いた難しい馬だったと思います。ただ、10戦を走った中で、馬体を絞ってビシッと仕上げて出走できたレースが何回あったか。引退レースとなった一昨日は絞れてある程度動ける状態でしたが、その他大半は太目残り、緩さ残りでの出走でした。これが残念な点の一つ目です。そして次に鞍上選択。年明けの中山戦でウチパクさんというこの馬の特性に合ったジョッキーが見つかり、レース内容にも前進が見られました。しかし、その後なぜか依頼せず。ウチパクさんにこだわったレース選択をして欲しいと多くの会員さんは思ったはずです。なのに、疑問の人選ばかり。特に時間が無くなりつつある中で松岡を配した2戦は全くもって無駄でした。乗り方も、そして次走のアドバイスも的外れです。これが残念な点の二つ目。そして最後に、3月のレースの後、6月まで放牧を挟んだこと。そうでなくても調教で仕上げることができない厩舎で、しかもレースを使いつつ上昇するタイプの馬なのに、未勝利までのリミットがある中で3ヶ月もお休みという判断が理解不能でした。これが三つ目です。
能力が足りないと思われる馬こそ、陣営の工夫や選択が結果を左右します。その点で非常に残念だったと言わざるを得ません。この馬は、仲良くさせて頂いている10年来の知り合いの方が多くご一緒で、その点でも楽しみにしていた馬だけに、このような結果になり無念です。ただ、これも競馬。仕方ありません。グランドブレーカーは今後もサラオクを経てどこか地方で現役を続行するんでしょう。前途が明るいものであることを願います。これまで10戦、ご苦労さまでした。
グランドブレーカー(牡3)
父ハービンジャー
母リュートフルシティ(ウォーエンブレム)
2021年5月2日生まれ
追分ファーム生産
美浦:西田雄一郎厩舎
10戦0勝 0-0-0-1-1-8
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