一口馬主ゴンザレスの日記

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ジャストコーズ、引退

2019年09月18日 12時43分43秒 | 【引退】13年産出資馬
2019/9/18 栗東TC
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レース後変わりありませんが、近走は二桁着順の完敗が続いています。もともと自分からハミをとって進んでいくタイプではありませんでしたが、このところさらに走りに対しての前向きさに欠けており、浮上のキッカケが掴めない現状です。このままでは今後も苦戦が予想されることから、これ以上の続戦は厳しいものがあると判断し、岡田調教師とも協議した結果、本馬を引退させることにいたしました。会員の皆様にとりましてはまことに残念なことと存じますが、なにとぞご了承賜りますようお願い申しあげます。
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【社台サラブレッドクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】


月曜の結果を受けて、ジャストコーズの引退が決まりました。1,000万に昇級してから頭打ちの競馬が続いていましたし、引退という判断は仕方ありません。この辺りが潮時だと思います。

募集時は社台5位の91票という人気でしたが、そんな中で当選して出資が決まったラリーズンの13。この年の一次募集はアンブロワーズの13と2択で、ギリギリまで迷いに迷ってこちらを選択しました。その後、アンブロワーズの13はテオドールという名前で走り21戦5勝、準オープンまで勝ったことは見て見ぬふり(苦笑い)ジャストコーズの競走生活は順調とは程遠く、入厩してゲート試験に合格し、デビュー戦も鞍上も決まって、追い切りを始めた矢先に骨膜が剥がれて全治3ヶ月。結局デビューできたのは3歳3月の終わりで、経験馬相手に未勝利戦でデビューしたものの17着(1頭競走中止で実質ビリ)という悲惨なスタートでした。3戦目に地方交流戦を何とか勝って現役続行となったものの、500万では常に善戦止まり。中央で初めて勝てたのは20戦目、5歳の春、ダービーデーの京都でした。このレースがジャストコーズのNo.1のパフォーマンスだったな。和田騎手を背に後方から直線一気の末脚爆発。ダービー観戦のため府中にいましたが、モニターの前で叫んだよね。ジャストコーズらしからぬ末脚にビックリ。今でも良く覚えています。

この馬の最大のネックは気性でした。セン馬になっても根本的な改善はされず、難しい面は相変わらず。レースではテンからの行きっぷりが悪く、向こう正面から促して促してやっと加速するような馬で、スムーズにレースできた試しがありません。行きっぷりは年々悪くなり、最後は競馬に参加することができずに後方侭というレースを繰り返すようになってしまいました。この辺りが改善できていれば、1,000万クラスを勝つことができたかもしれませんね。

今後はサラブレッドオークションで売却される予定です。新しいオーナーの下、地方で現役続行することになるでしょう。あの行きっぷりだと厳しい気がしますが、レースレベルは下がりますし、相手なりにやれると思います。29戦をタフに走った丈夫さは、きっと役立つはず。第二の馬生の活躍を祈ります。ジャストコーズ、ありがとう。お疲れさまでした。

ジャストコーズ
 父マンハッタンカフェ
 母ラリーズン(Labeeb)

2013年2月18日生まれ
社台コーポレーション白老ファーム生産
栗東 岡田稲男厩舎

通算成績29戦2勝 2-1-6-3-4-13
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