後半戦からの流れもメルセデスに追い風、そして今回の鈴鹿も金曜のフリー走行から予選まで完璧な組み立て。何かアクシデントがない限り、ほぼメルセデスのワンツーで間違いないだろうという雰囲気でした。ハミルトンがスタートを無難に決めた時点で勝負ありだったかな。対するフェラーリは噛み合ってない。予選Q3をインターでアタックさせようとする時点で何かおかしいって。車の速さはあるのにモッタイない。ポイントもかなり差が付き、今年もハミルトンのワールドチャンピオンで間違いないでしょう。ドライバーもチームも、フェラーリより一枚上だと感じさせました。
予選6番手、7番手で期待したトロロッソ・ホンダは痛恨のノーポイント。スタート前にFIAからPUのプログラム変更を土壇場で却下されるという予想外の出来事もあったようですが、スタートでハートレーが出遅れて後方に下がり、ガスリーも序盤は速かったものの、タイヤ交換のタイミングを引っ張り過ぎてフォース・インディアにアンダーカットを食らい、そこから巻き返そうと必死で頑張りましたが、タイヤにブリスター発生で万事休す。ギリギリ10位を走っていたところ、最後の最後にサインツに交わされて11位。もう悔しくて仕方ないけど、来年のレッドブル・ホンダに楽しみは持ち越そう。
ということで、金曜から日曜まで満喫した鈴鹿の様子を振り返って。今年は昨年比で観客も大幅に増えたようで、とても盛り上がっていました。F1鈴鹿30周年でイベントも盛り沢山で楽しかった。サーキット全体がお祭りの雰囲気。やっぱりF1は最高だ。
金曜のグランプリスクエア。まだ空いています。ドライバーの顔のフラッグがカッケー。
今年もグランプリスクエアに展示されていたマルボロカラーのマクラーレン・ホンダMP4/6
この頃のマシンが私のF1の原点です。
ブラジル国旗にSenna、MarlboroにPowered by HONDA。何度見てもテンションが湧き立つ。
今年のトロロッソ・ホンダのマシン。ブルーのカラーリングがカッコいいよね。
コックピットをこの角度から見れるのは貴重だ。
金曜の鈴鹿ホームストレート。メインスポンサーHONDAの看板がズラリ。カッコいい!
土曜の予選後のホームストレート。雨で路面が濡れています。
日曜の決勝前。6番手に「28HAR」7番手に「10GAS」が。感無量。後ろの8番手に「5VET」がいるなんて信じられん。
決勝スタート前のグリッド。メカニック作業中。手前の柵前で白い帽子でインタビューを受けているのがガスリー。
決勝スタート直前
決勝が終わり、メインストレートが解放。大勢が雪崩れ込む。