2018/5/26 美浦TC
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5月26日(土)東京・ダート1600m戦に57kg秋山騎手で出走し、馬体重は前走から+6kgの490kgでした。レースでは、五分のスタートから促して前めのポジションにつけました。外の3・4番手に収まると、流れに乗りながら追走。3・4コーナーで外から併せられるも譲らず、先頭集団の一線で直線へ。残り400mまでは懸命に粘りましたが、その後は徐々に後退していきました。最後は馬群に沈むように入線し、勝ち馬から1.8秒差の12着に敗れています。「すみませんでした。レース前から馬が興奮している様子で、レースどころではありませんでした。メンコを外すことも考えていましたが、あまりに気持ちが高ぶっていたため、着用したまま臨みました。道中のポジションは良かったのですが、全く折り合うことができず、一息でムキになって走っている状態です。そのため、序盤でスタミナを消耗してしまい、最後はお釣りがありませんでした」(秋山騎手)「以前あった体の歪みも徐々に無くなってきており、この中間は気持ちも落ち着いて臨めていました。しかし、いざ競馬に行ってしまうと平常心を失ってしまうようです。申し訳ありませんでした」(堀調教師)
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【G1サラブレッドクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
パドック周回中は、前と間隔を空けていたことが奏功したのか、非常に落ち着いた様子でした。イレ込むことが常だった馬。良い意味で、どうしちゃったの?という感じ。しかし、騎乗合図が掛かり、ジョッキーが跨ると様子が一変。スイッチが入ったようにイレ込み始めました。今回は馬体も490kgと何とか維持できましたし、あとは落ち着いてレースに臨むことができれば…と思っていましたが、やはりまた平常心を失ってしまったようです。気性の問題は改善が難しいですね。今度どうするんだろう。兄弟は去勢している馬が多いですが、この馬も去勢かな。でも、去勢しても本質的に気性の改善にかるかどうか。今後に向けて、展望が見えずに苦しい状況になってしまいました。
2018/5/26 東京競馬場