2024/3/16 美浦TC
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3月16日(土)中山・芝2200m戦に56kg☆原騎手で出走し、馬体重は前走から-4kgの514kgでした。レースでは、スタート直後に躓くような形となり後方から。1コーナーを最後方で通過します。コーナーワークで少しポジションを上げると、道中も焦らずリズムを整えます。1000m通過が1分2秒台と、ややゆったりとしたペースで進み、3コーナーから徐々に全体の流れが速くなりました。本馬も進出を開始し、4コーナーでは14番手で直線へと向きます。ここから上位進出を図りたいところでしたが、なかなか差を詰めることができません。最後まで止まってないものの、じわじわとした伸びにとどまり、なだれこむような形での入線。勝ち馬と1.7秒差の13着でレースを終えています。「ゲート内で落ち着きすぎ、ゲートが開いて反応はしたのですが、体がついていかず、躓いてしまいました。道中は動いていきたかったものの、動くに動けない位置にハマり、後ろにつくだけになって、進度取りがうまくいきませんでした。申し訳ございません。馬はすごく良くなっており、終いも余力があったので、中団くらいから競馬ができていれば、上位に来るだけの力は持っていると思います。序盤がうまくいかなかったです」(原騎手)「休み明け3戦目で、気が1番入っていましたので、念のため、返し馬は先出しにしました。ただ、実戦では1歩目で躓き、それがすべてになってしまいましたね…。位置が後ろになるのは仕方ないものの、動くに動けない位置にハマったことが残念でした。使える脚に関しては、事前にジョッキーに説明していたので、うまく外に出すなど、工夫して乗ってほしかったところです。馬自体は1戦ごとに良くなっていますが、ひと絞りできるのも事実ですね。今回はテンションを考えながらの調整で、なかなか絞れませんでしたが、もう少し締まらせてもいいかと考えています。このあとは一旦、放牧に出して、リフレッシュを図りましょう」(西田調教師)
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【G1サラブレッドクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
残念な競馬でした。ゲートを五分に出て中団で追走できれば可能性があると思っていたので、何とかゲートだけ五分で出てくれと願っていましたが、ダメでした。実質スタートで終了。挙句に道中は外から他馬に被されっぱなしで動くに動けずという最悪の展開でした。せっかくウチパクで競馬内容が良くなってきたのに逆戻り。放牧を挟むようですが、次はウチパクさんが乗れるレースありきで選択して欲しいです。追い切り内容からも馬の方は良くなっているだけに残念でした。
2024/3/16 中山競馬場