2014/2/9 吉村厩舎
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9日の京都競馬では五分のスタートから中団後方を追走。向こう正面からジワッと進出し、4コーナーでは前を射程圏に入れて直線を向くと、しっかりと脚を伸ばして3着。「道中はスムーズに折り合っていい感じで走れていたのですが、馬のリズムに合わせて動かした時にちょっとハミを噛んでしまいました。終いはとてもいい脚で伸びていただけに、そこだけがもったいなかったです。勝ち切る力がある馬ですし、結果を出せず申し訳ありませんでした」(尾島騎手)「体も維持してデキはとても良かったし、馬場入りも落ち着いてできていたので、これならいいと思っていました。レースではちょっとハミを噛んでしまうところはあったようですが、ちょっとアテにしづらい気性の持ち主だけに、2戦続けてこれだけの競馬ができたことは自信になりますね。能力は高いですし、自分のリズムでスムーズに走れればチャンスは近そうです。このあとは短期で放牧に出してリフレッシュさせる予定です」(吉村師)前走がいいきっかけになったのでしょう。ややハミを噛むところがあったとは言え、最後までしっかりと脚を伸ばして差のないレースをしてくれました。馬体を維持できるようになっているのもいい傾向ですし、このクラスの卒業は近そうです。このあとは短期放牧に出して次走に備える予定です。
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【キャロットクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
前走で久しぶりにまともに走って4着だったとはいえ、気性面に問題を抱える馬だけに半信半疑で今回のレースを迎えました。鞍上が未知数の地方ジョッキーというのもあって、さて、どんなレースを見せてくれるかという気持ちでしたが、いやはや、今日は良いレースでしたね。向こう正面で若干噛み気味でしたが、後方追走からスルスルと上がって行き、4コーナーで先団に取り付くと、そのまま直線も持ったままで先頭。圧勝まであるかという感じでしたが、さすがに最後は脚色が鈍り3着でした。まあ、今日の走りができれば500万はすぐに卒業でしょう。2歳時から能力は買われている馬ですから、気性面がクリアできれば一皮剥けると思うんですよね。良い意味で期待を裏切る好走をしてくれましたので、今後が楽しみになりました。
2014/2/9 京都競馬場