2014/6/1 戸田厩舎
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1日の東京競馬ではまずまずのスタートを切りリズムを整えるように後方からじわっと進める。直線に向いて追われると伸びを見せるものの前との差を詰めるまでにはなく12着。「うまく乗れなくて申し訳ありません。以前のこの馬の感じから折り合い面に気を遣わないといけないタイプだったので無理して出していくことはしなかったのですが、今日は返し馬からおとなしくてすごく乗りやすかったんです。今後のことを考えると難しいのですが、もっと攻めていた方が今回に限っては良かったのかもしれません」(福永騎手)「稽古の感触は良かったし、体も重すぎることもなかったので、どれだけ動けるかなと見ていました。ただ、祐一が言っていたようにちょっとおとなしすぎたのかもしれませんね。休み明けの分スイッチが入りきれなかったのでしょうか…。本来ならもっとグーンっと来てもいいはずですからね。いい結果を出せなくて申し訳ありませんが、使った分の良化を見込めるはずだし、またいい競馬ができるようしっかりやっていきます」(戸田師)前回後は立て直しを図るため時間をかけて調整してもらい、悪くない状態で帰厩、そして稽古を重ねていって臨んだ復帰戦でした。稽古で見せる力強い走りからも休み明けでも格好をつけてくれるのではないかと期待していたのですが、この馬のいいときのスイッチが入りきれなかったか、グッと来ずに終わってしまいました。能力的にはこんなものではないはずですし、使いつつ復調させていければと考えています。今後については出馬状況ならびに馬の状態を見つつ判断していくことになります。
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【キャロットクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
ダービー後、まだ半ば放心状態のままクロムレックのレースが始まりました。見ていたような、覚えていないような、という感じでしたが、クロムレックは後方追走のままで12着。一瞬伸びかけたようにも見えましたが、全くダメでしたね。それにしても、近走のクロムレックを見ると、どうも良い頃の雰囲気がありません。100%個人目線での意見ですが、折り合いに専念しすぎるが故に、クロムレックの良さである軽快なスピードが殺されているような気がします。未勝利→500万を連勝した時のように、スタートから持ち前の先行力と軽快なスピードで押し切るような競馬が向いているのでは?このままダメになっていくのは淋しいですし、素質馬だけに今後の巻き返しに期待したいと思います。
2014/6/1 東京競馬場