2010/4/3 クラブレポート
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3日の阪神競馬では後方からゆったりレースを進め、直線は馬場の内めをジリジリ伸びたものの11着。「スムーズにレースを進めることができたのですが、今日はペースが遅かったこともあって最後はジリジリとしか伸びてくれませんでした。直線に坂がある阪神コースよりも、平坦なコースのほうが合っているようですね。馬体はふっくらしていい雰囲気でしたが、少しイレ込んでいるようでしたし、そのあたりも苦しかったのかもしれません」(池添騎手)「馬体は維持できていましたが、パドックでの発汗が酷く、いい精神状態とは言えませんでした。やはり滞在競馬が合っているのだと思います。平坦の小回りで滞在できる北海道シリーズがベストの条件ですから、そこに向けて調整します。間隔があきすぎるので、1戦挟むことも考えています」(大久保龍師)先行有利な流れの上、久々の実戦で落ち着きを欠いた状態でレースに臨んだこともあって、力が出せませんでした。滞在競馬なら本来の能力が出せるはずです。このあとは目標とする札幌競馬までに1戦挟むことも検討していますが、優先出走権がないとなかなか芝のレースに使えないため、一度短期放牧に出す可能性もあります。
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【キャロットクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
まだレースを見ていないので、詳しい内容は分かりませんが、クラブレポートからは、特段の見所なく惨敗だったようですね。昨日書いた通り、輸送による馬体減りやイレ込みが課題の馬ですが、今日は発汗も激しく、精神的にレースを走れる状態ではなかったとのこと。能力で惨敗であれば仕方ありませんが、こうして能力を発揮できないのはもどかしいですね。気性面も含めての競走馬ですから、言い訳できる話しではありませんが、何とか巻き返してほしいと思います。