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一口馬主ゴンザレスの日記

社台・サンデー・G1・キャロットの出資馬を中心に競馬の話題あれこれ

出資馬の近況

シンバーシア 牝4 6/28(土)NF天栄放牧
アビッサルスター 牝3 8/29(金)美浦トレセン帰厩
ウップヘリーア 牡2 7/18(金)ゲート試験合格 7/30(水)NF天栄放牧
フリッカーフェスト 牡2 6/13(金)ゲート試験合格 6/17(火)NF早来放牧
ラジャブルック 牡2 8/29(金)ゲート試験合格 8/30(土)NFしがらき放牧
ワディハッタの24 牝1 NF空港で育成中

ダンスインザダーク、老衰のため死亡

2020年01月04日 15時38分00秒 | 競馬全般
新年早々、寂しいニュースが。功労馬として社台スタリオンステーションで繋養されていたダンスインザダークが1/2(木)の夜に亡くなったとのこと。27歳でした。

ダンスインザダークはもう絵に描いたような良血馬で、デビュー前からの評判通りにクラシック戦線に乗りました。弥生賞を勝つまでは予定通りも、皐月賞を熱発で回避、プリンシパルSからダービーへ挑みます。プリンシパルSはこの年に新設されたレースで、第1回をダンスインザダークが勝ったことで、ダービートライアルとしての格と存在感が認知されましたね。ダービー本番はフサイチコンコルドの強襲で2着。そして秋は京都新聞杯1着から最後の一冠菊花賞へ。このレースは菊花賞史上でも屈指の好レースだったと思います。4コーナーのあの絶望的な位置取りで、その時点でもう目を切りましたからね。当時大学生だった私は、この日はウインズ新宿にいました。大外枠に入った1番人気なんぞ買ってたまるか!とダンスを切っていて、4コーナーではしめしめという感じ。本命のフサイチコンコルドが直線で抜け出しを図り、ロイヤルタッチが迫る。よし!これでいい、そのままだ!と思った直線半ば、1頭がもの凄い脚で伸びてきていることに気付きました。まさかそれが、4コーナーで一旦目を切ったダンスだとは夢にも思わず、何が起こったか一瞬理解できず、ダンスと分かってたまげたことを覚えています。上がり33.8秒の末脚。今では珍しくない上がりタイムも、当時はとんでもないインパクトでした。しかも、3,000の菊花賞ですからね。あのレースは衝撃でした。

菊花賞の翌日に屈腱炎を発症して、そのまま引退。無事だったらまだまだ活躍したと思います。時代はサンデー旋風の初期、同期のバブルや1つ先輩のマーベラスサンデー、1つ後輩のサイレンススズカあたりと一緒に走ったらどうなったか。ぜひ見てみたかったなぁ。昨年は名馬の訃報が多い一年でしたが、2020年になって早々に淋しいです。ダンスインザダークの冥福を祈ります。安らかに。

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終わり良ければすべて良し?

2019年12月29日 23時02分31秒 | 競馬全般
有馬記念でもこっぴどくやれれて、ホープフルSもダメ。今年の馬券収支はもはや取り返し不可能なほどボロボロですが、最後の最後にややリカバーすることができました。今日は片手間での馬券だったので、そんなにガッツリ予想した訳じゃないけど、こういう時の方が得てして当たったりするのよね。有馬記念なんて散々予想したけどアウトだもの。オメガ1着と決め打ち。パドックを見て直感でゴールドドリームを切ったのが正解でした。1万円以内で買うか、それなら外れてもまあええし。投げやりで買ったのがハマっただけの単なる結果オーライです。ということで、最後に少しだけ良いことがあった2019年の馬券でした。

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有馬記念、リスグラシュー圧巻V

2019年12月22日 23時01分28秒 | 競馬全般
今年の有馬記念は内馬場から観戦しました。直線でリスグラシューが突き抜けて後続を離してゴールするシーンもはっきりと確認。改めてレース映像を見直してみても、リスグラシューの強さは恐るべしですね。イン追走から直線入口でスーッと外に持ち出し、大外からノーステッキで5馬身差とは。この勝ちっぷり、化け物クラスでしょ。これで春秋グランプリ同一年制覇、オーストラリアを含めてG1を3連勝で引退。まさに今が充実期という感じで、引退が勿体ないなぁ。しかし、2歳から強い馬だったけど、ここまでの馬に成長するとは・・・ハーツクライの成長力の凄さよ。ジャスタウェイにしても、ハーツの一流馬は軌道に乗ると恐ろしい変貌を遂げます。いや本当に凄いモノを見ました。今年も現地観戦で馬券はズタボロにやられたけど、記憶に残るレースでした。あー、もう有馬記念が終わっちゃった。年末ですなぁ。
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外国馬のいないジャパンカップ

2019年11月24日 12時09分40秒 | 競馬全般
史上初めて外国馬ゼロのジャパンカップ。国際招待競走なんて名ばかりだよね。近年は外国馬が数頭来たとしても形ばかりで勝ち負けなんて到底無理という感じだし、とりあえず招待したというだけ。レース自体の存在意義が問われている状態で、これは真剣に対応策を検討しないとマズイでしょ。創設当時と比べて香港など他の選択肢ができたことも影響していると思うけど、やはり多くの人が指摘している馬場の問題をクリアしないと誰も来ないよ。昨年はアーモンドアイが2.20.6というスーパーレコード。それ自体はもの凄いことだし、讃えられるものだけど、この競走に参加しようとする外国馬はそらおらんわな。絶対無理だもん。日本の競馬は日本の競馬でいいという意見もあるけど、それならジャパンカップという名ばかりの競走なんてやめちまえ、となる。やっぱり日本に国際G1はあって欲しいし、検疫態勢の見直しやトレセン施設の開放、同日複数G1の実施とか、まずはできることから手を打って、外国馬にとって魅力あるレースにして欲しい。そして馬場の見直しも。かつては、トップクラスの外国馬が参加してワクワクしたジャパンカップだけど、近年どうも盛り上がらなくて淋しい限り。何とかならんもんかね。
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マヤノトップガン、老衰により死亡

2019年11月05日 21時00分05秒 | 競馬全般
マヤノトップガンが日曜に繋養されていた優駿スタリオンステーションで老衰のため亡くなったとのこと。27歳でした。

やはりトップガンと言えば、一番印象に残っているのは天皇賞(春)。サクラローレル、マーベラスサンデーを大外一気で差し切った直線は痺れました。G1馬だけど、どこか地味な印象があったトップガンが、前走の阪神大賞典を後方からの競馬で勝ち、本番では更に鮮やかに大外一閃。田原の肝が据わった騎乗っぷりも凄かったし、それに応えたトップガンも凄かった。このレースは鮮烈に印象に残っています。



この日は府中にいました。お目当てはメトロポリタンS。エアダブリン、ヤシマソブリン、フェアダンス、シーズグレイス、カシマドリーム、インターフラッグ、テンジンショウグン、ザフォリアと、なかなか渋いメンバーが出走していたんですよね。勝ったのはマウンテンストーン。そのレースを見届けてから、ターフビジョンで天皇賞(春)を見たのを思い出します。もうあれから22年も経つなんて信じられない。

今年は名馬の訃報が特に多い気がします。2月ロイヤルタッチ、イクノディクタス、3月サクラキャンドル、キングヘイロー、4月ウオッカ、ヒシアマゾン、6月シルクジャスティス、7月ディープインパクト、8月キングカメハメハ、9月チョウカイキャロル、そしてトップガンよ、お前もか。最後にトップガンに会ったのは昨年6月。優駿スタリオンのいつもの放牧地で元気にしていました。マヤノトップガン、その姿はいつまでも忘れることはありません。安らかに。

2018年6月




2010年6月


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府中芝2,000

2019年10月25日 12時20分20秒 | 競馬全般


もう良く知られたことですが、天皇賞(秋)が行われる府中芝2,000は、圧倒的に内枠有利、外枠不利です。1コーナー奥のポケットからスタートして、2コーナーまでの距離が短いのが原因。そのため、外枠は大きなコースロスが生じます。これ、本当に半端なくデカいんですよ。内枠からスタートして2コーナーに入る馬と、外枠から馬群の外々を取り付く馬とでは、同じように出して行っても向こう正面に入る時点でのポジションにかなり差が生じます。身をもって痛感したのが、イスラボニータで挑んだ2回の天皇賞(秋)。距離適性からしてもココは勝負という大一番で、何としても内枠を引きたかったんですが、泣きたくなるほどのクジ運の悪さで、2014年は7枠15番、2015年は8枠16番と最悪な枠を引きました。

2014年パトロール

2014年レース映像

この時のレース映像を見ても、如何に外枠が不利なのか良く分かります。対照的に1枠からスタートしたジェンティルドンナとの位置関係を比べると分かりやすい。2コーナーに差し掛かるあたりでほぼ横並びだったのが、向こう正面に出る頃には3馬身程度遅れています。枠順の有利不利の影響はモロに成績にも表れており、過去の枠番別の成績にも極端な偏りが出ています。天皇賞(秋)の過去10年の馬番別成績は以下の通り。

1番 (0-1-0-9)
2番 (1-2-0-7)
3番 (1-0-0-9)
4番 (2-1-0-7)
5番 (0-0-0-10)
6番 (0-0-2-8)
7番 (2-2-1-5)
8番 (2-0-2-5)
9番 (0-2-0-8)
10番 (0-0-1-9)
11番 (0-0-0-10)
12番 (2-1-1-6)
13番 (0-0-0-10)
14番 (0-1-1-7)
15番 (0-0-1-8)
16番 (0-0-1-7)
17番 (0-0-0-8)
18番 (0-0-0-7)

如何に外枠が不利か一目瞭然。7枠8枠は死に枠です。つまり、勝つためには内枠を引く運が必要ということ。まさに運も実力のうちです。振り返れば、ジェンティルドンナは好枠を引くことが多かったですし、引退レースの有馬記念でも抽選で1番に希望枠を選ぶ権利を取って、内枠から勝ちました。キタサンブラックもいつも内枠に入っていた気がしますよね。歴史に名を残すような名馬は、好枠を引く運も持っているものです。さて、今年の天皇賞(秋)。アーモンドアイは最高の枠を引きましたね。スピルバーグのような馬が今年いるかどうかはさておき、馬券圏内から外れることはまず考えにくいと思います。サートゥルナーリアも悪くない枠。力は発揮できそう。対してワグネリアンは厳しい枠を引きましたね。そう考えると、大外18番から楽に勝ち切ったシンボリクリスエス恐るべしです。ダノンプレミアムもいるし、スワーヴリチャード、アエロリット、マカヒキ、多士済々のメンバー構成で、久しぶりにワクワクする天皇賞(秋)。楽しみだなぁ。馬券的な妙味は鞍上込みでスワーヴリチャードかなぁと思っていますが、日曜までジックリと考えます。
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チョウカイキャロル、肺炎により死亡

2019年09月12日 17時00分07秒 | 競馬全般
今日午前、チョウカイキャロルが亡くなったとのニュース。28歳でした。

あぁ、チョウカイキャロルまで。。1994年クラシック世代は特別で、早くに亡くなってしまったブライアン、アメリカで繁殖生活を送ったヒシアマゾン、この2頭には会うことができず、チョウカイキャロルにだけはどうしても会いたくて、昨年6月にようやく会いに行くことができました。だいぶ年を取ったけど、まさしくチョウカイキャロルでした。元気そうに見えたけど、もう28歳だもんな。暑さで急激に体力が落ち、肺炎にかかって亡くなってしまったそうですが、春に亡くなったヒシアマゾンを追い掛けたのかもしれません。

今年は本当に名馬の訃報が多くて淋しいです。チョウカイキャロルの冥福を祈ります。安らかに。







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瞳に夢を。

2019年09月07日 20時02分11秒 | 競馬全般
アーモンドアイに出資している友人から、ヒーロー列伝のポスターを頂きました。



早速ポスターフレームを購入して額装。昔からヒーロー列伝シリーズのポスターが好きで、入手のチャンスがあれば集めていました。ずっと一番欲しかったのはナリタブライアンで、これも数年前に入手できましたし、他にもヒシアマゾン、マヤノトップガン、グラスワンダー、ディープインパクトなどを持っています。新たな仲間だ、嬉しいなぁ。

何度か書いたこともありましたが、一口馬主としての夢の一つに、「ヒーロー列伝に採用されたい」というのがあります。ポスターのデザインもキャッチコピーもカッコ良いし、これに採用されたら最高だよなぁ。アーモンドアイクラスの馬なら採用も当然ですが、ヒーロー列伝シリーズは、G1を1勝でも採用されることもあるし、G1を複数勝っても採用されないこともあるし、その採用基準はナゾです。そんなミステリアスさも魅力的。この夢が叶う日はいつ訪れるんだろう。あのレースを勝ちたいというような目標も良いけど、こういう目標も面白いよね。
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キングカメハメハ、死亡

2019年08月10日 15時47分28秒 | 競馬全般
ディープに続いてキンカメまでも…。

キングカメハメハが昨日、亡くなったとのニュース。18歳でした。

近年はずっと体調が良くないということでしたし、最後に見学をさせてもらった今年4月も、だいぶ老け込んだというか、しんどそうな雰囲気でした。目も見えなくなっていたようで、放牧地ではジッと動かずに立っている姿が印象的でしたね。ここまで種牡馬としてハードな日々だった思いますし、エネルギーを吸い取られてしまったような感じ。それだけに、種牡馬引退が発表され、これから少しでも長く穏やかな余生を過ごして欲しいと思っていましたが、残念です。

キングカメハメハのNHKマイルカップは、仕事の合間にウインズ新橋で馬券を買って、レースを見たのを覚えています。ダービーは現地でした。あのダービーからもう15年、時間が経つのは早いよなぁ。ディープインパクトが亡くなったのが7/30(火)、それから10日でキングカメハメハまで旅立つとは。競走馬としても種牡馬としても偉大な馬でした。キングカメハメハの冥福を祈ります。安らかに。

(2019/4月見学時)
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ディープインパクト、頸椎骨折により死亡

2019年07月30日 18時08分02秒 | 競馬全般
ディープインパクトが亡くなったなんて信じられないというのが正直な心境です。あのディープが。。

今朝、頸椎骨折により安楽死の処分が取られたとのこと。17歳でした。

突然のニュースで、驚きと、ショックと、呆然と。何だかゴチャゴチャで良く分からない感じになってしまいましたが、まず思い出すのは、やはり現役時代のディープです。本当にワクワクさせてもらいました。一番後ろから行って全部交わすという勝ちっぷり、爽快だったもんなぁ。1頭だけ異次元の脚でぶっ飛んで来るんだもん。展開がどうとか、馬場がどうとかそんなの全然関係なく、1頭だけ別の競馬。この馬なら世界中どこに行っても負けないだろうと思えた馬でした。

先月のツアーは雨で種牡馬展示が中止になり、会うことができなかったのが残念です。最後に会えたのは、4月に馬仲間と牧場見学に行った時。ディープインパクトは放牧地にいましたが、元気に走り回っており、スタッフの方も、「今年は大事を取って種付けを中止したけど、馬は元気一杯。本人は種付けしたいと思っているんじゃないかな(笑)。来年にはまた元気に種付けを再開する予定ですよ」と仰っていました。関係者が心配するくらい放牧地で走りまくっていると聞いて、まだまだ元気で大丈夫だと思ったのに。また会えるさと、あまり写真を撮らなかったことを今になって後悔しています。あれが最後になるとは。

日本競馬史上に燦然と輝く名馬。あなたの7つのG1勝ちを全て現地で目撃できたことは幸せでした。心から冥福を祈ります、この言葉をディープに言う日はまだ来て欲しくなかった。本当に残念です。その走りはいつまでも記憶の中に。合掌。

(2019/4月見学時)


(2011/8月見学時)


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