東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

村山葉山 大鳥居~東斜面~北斜面 2015.02.08

2015年02月12日 | 山スキー
先月車のトラブルで行きそびれた葉山に出かけ、東斜面本と北面1本をトレースしてケリを付けておいた。出来れば南面もちょっかい出したいところだったが、そこまでのモチベーションも体力もなくさっさと下降し、閉店直前の「おんどり蕎麦」に飛びこんで板そばを注文した。

8:00AMに大鳥居の除雪最終点に付いて準備していると2人のスキーヤーがやってきた。東斜面狙いのようだったが、結局、この日のお客さんは他に無くほぼ貸切状態で、しかも途中までは昨日のトレースが残って楽して上がれた。

東斜面の後半からはノントレースだったが、底が締が締まっていてラッセルもくるぶし程度。順調に927mピークに辿り着いて東斜面を1本。昼ころになると日が当たりやすい東斜面の雪は雪質が変わりやすく、最初の1本はこの東斜面が定石となっている。

後続の2人は東斜面1本滑って下降した模様で、ノントレースの尾根を上がっていって北斜面と南斜面の様子を覗う。1030m付近からの南斜面の尾根筋もスッキリしていて魅力的だが、午後になっても雪質の良さそうな北斜面も捨てがたい。

結局、何時もの北面コースより1本手前の斜面を選び、ゆるい斜面からルンゼ状の急斜面に飛びこんであっという間に谷底に達する。期待通りの雪質でルンゼ内の浮力感も楽しめるが、単独の場合ルンゼ状の急斜面はやはり緊張する。降雪中やその直後だったら絶対入ってはいけない。

登り返しは慎重を期して尾根筋をたどるため、急斜面でのキックターンは難儀なためモンキーラッセルで枝を掴んで切り返す。尾根上に辿り着くと風が出てきて視界もやや悪くなり、後はすぐさま東斜を再び下って大鳥居に辿り着いた。

東斜面はまだブロックの崩壊がなく斜面は安定しており、ターンのタイミングも取りやすく快適なパウダーランを楽しめた。














































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