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アラシャン通信(オイスカ阿拉善砂漠生態研究研修センター便り)

阿拉善からウズベキスタンのシルクロードの砂漠化防止活動配信。肉体疲労、更年期、男女不妊には日本最濃の薬味酒、遼伝来福酒!

羊は悪者か

2009-07-26 06:14:56 | つぶやき
センターに2匹の子羊がやってきた。もちろん食用?だ。羊は本当に可愛い顔をしているが、その実、この羊やヤギの過放牧によって、草原が荒らされたという事実がある。一匹一匹はいいものだが、これが400頭にもなると、貧弱な草原の環境に芝刈り機があちこちで稼働しているようなものだ。羊肉というのも、慣れるとおいしく、習慣性があるのかもしれない。これを食べないと無性に食べたくなるから不思議だ。羊はやはり悪魔の使いなのか?ともあれ、羊を眺めながらいろいろと考えてしまう。
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これは何でしょう?

2009-07-19 16:26:56 | つぶやき
これは何でしょう?ジャンボ馬糞ウニのようですが、ここには海はありません。転がして遊ぶと楽しいです。
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田中さんの力作

2009-07-19 07:21:53 | つぶやき
時間の合間にエミューの卵を使って作ってくれた力作、さすがです。ちなみに普通の人はなかなかできません。きれいでしょう?ちなみにエミュー羽根細工も得意です。
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税務局より

2009-07-08 22:47:58 | つぶやき
こちらに来て頭に来ることはしょっちゅうあるのだが、普段はできるだけ冷静に抑えている。でも、最近の税務署はひどい。なぜなら脱税が多いので、かなり厳しくするしかないのだそうだ。税務署の外資企業等に対する監査はとても厳しく、ボランティア組織なので、本来は民政局になるが、ここでは、WWFなどの政治とからんでいる大手しか外資での民政局の登録は採れず、会計上カウンターパートで登録していないのでセンターは北京工商局の免税の第3類として登録している。そのために、マネーロンダリングをしているのではないかと本来的には疑いの目で検査してくるのだ。一枚一枚数人でチェックされる。それも何度も丁寧にめくり返す。そして、不備を見つけて罰金を取ろうともくろんでいるのがわかる。そして、見つけた!「この労務費という項目は1人あたり800元以上は20%の税金がかかります」「そんなこと、知りません、そもそも8人です」というと「サインが1名しかないです」こうしたことを誰が知っているだろうか?おまけに罰金として×1.5倍を支払わなければならない。そして他の不備はなく、2日間の戦いが終わった。「はあ...」怒りを抑えていると、「数百元なんて優秀だよ」という。その前に見た他の会社は8万元払ったそうだ。ここの区だけで、何億元もの税金を没収しているという。ああ、いやだいやだ。その実、税務局職員が補助で海外旅行に行っていたりする。この不公平社会を何とかならないか?と言っていると、いつもながら「没方法」、仕方ない。この没方法という言葉は大嫌いだ。何とか、こうした税務署からの被害が起きないような講習会みたいなものをしないといけない。そうでなければ、今後もこうした被害を受けて泣き寝入りする企業が後をたたないだろう。
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農民起業家李さん

2009-07-06 20:17:47 | つぶやき
1人の農民起業家がいる。その名は李さん。彼は典型的な成金で、玩具工場を経営している。輸出先はヨーロッパやシンガポール、アメリカにまで輸出している。その成金事業家を今度はこちらが訪問した。昔は1人の農民だった。いつも鍬と籠を担いで畑に出てせっせと働いていた。ある日、道ばたで1人の中国語を話すドイツ人と出会った。「楽器を作らないか?」そして、そのドイツ人は李さんの人柄に惚れ、楽器の作り方を教えてあげたそうだ。普通であれば、ここで終わってしまう話だ。しかし、李さんは、知識がない分、すんなりと入ったそうだ。そして、その技術で起業しようと思った。そして、ついに小さな部屋で、楽器の製作に励んだ。そして一人一人とを大きくしていき、村人にも教え、ついに村の一大企業になった。今では現地の村役人をアゴで使う程、立場的にも偉くなった。しかし、人柄は昔の農民のままだ。今、こうした10年程前に起業した村起業家達がたくさん竹の子のように出て来て成長し、輸出をするまでになっている。その李さんは、阿拉善まで15時間かけて砂漠化の話を聞きにきた。何とかしなくてはならない。それだけの余裕はないと思っていたら、年売上高を10年で4億5千万円にまで増やしたという。誇らしげだった。
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偽物

2009-06-01 22:11:44 | つぶやき
今日はスタッフのウハスさんがうれしそうな顔をして携帯電話をみせびらかしていた。「これ、もらったんだ!」「えー!」皆、うらやましそうな顔をしている。何せ、一台5000元くらいするような金ぴかの携帯だからだ。得意そうなウハスさん。「ちょっと、待って...」「これ、SAMSONG」と書いてあるよ。「サムソンだよ、韓国製の」何の疑いもない顔をしている。でも、本物はSAMSUNGなのだ。「これ、偽物だよ」と言うと、真っ青になり、「やっぱりな~、だからくれたんだ」そして、数時間も経たないうちに液晶が動かなくなってしまっていた。ちなみに北京のJETROにある展示資料室にはそっくりな偽物がたくさんおいてある。被害額も相当のようだ。あるある...。有名なHONGDAのバイクからそっくりな松竹梅の酒、マキタの電動のこぎり、panosniecの携帯まで。例えばプラグ。デンソーと書いてある現地で売っていたプラグは日本のメーカーだと思って使っていたのだが、毎月一回はかならずプラグがダメになってしまう。おかしいなあと思っていたのが、ここに来て偽物とわかった。最近はさらに巧妙になって来て香港松下などの香港の商号をとり、中国でライセンス生産するケースが多いそうです。そういえば日本ヤマハというバイクもあったなあ。提案ですが、ここでいろいろと集めて種類を増やして、JETRO偽物博物館をオープンさせれば、きっと北京で一番の国際観光名所になると思います。世界遺産になるかも?その売り上げの一部を偽物対策にあてれば、きっと偽物も減ると思います。そして偽物がレアになって、ニセモノマニアが殺到して価値のあるものになる可能性もあります。ぜひご一考を。たぶんやらせないかなあ?そこで、私達のような環境NPOに一部寄付してもらえば、環境も良くなり、偽物もなくなって一石二鳥という理由がたつではないですか!あと、一ヶ月研修等で日本に行くのでブログを休みます。
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飛行機からの眺め

2009-04-04 22:01:44 | つぶやき
今日は飛行機からの眺めです。今の時期、宁夏回族自治区の銀川から首都北京へ行く途中に窓から下を眺めると、いつもこのような景色です。黄土色の大地がずっと果てしなく続きます。そこから見れば自分たちの植えている所なんてほんの少しです。地球は小さいと言ってもやはり広い。常々無力感を感じてしまいます。
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ナレン・すなをさんおめでとう

2009-04-01 01:11:21 | つぶやき
22日に結婚したナレンとすなをさんの結婚式には日本からをはじめ、現地のたくさんの友人の方にも来てもらいました。静岡県支部の方も花を添えてくださりありがとうございました。こちら阿拉善では初めての外国人夫婦になり登録番号001だそうです。すなをさんはとても素敵でした。ナレンもシュアイガー(カッコいい兄)でした。ここでの生活は文化の違いもあり、はっきり言って大変です。気候も厳しく大変な事もしょっちゅうあります。ナレンもラクダの手綱には乗り馴れているだろうけど家庭の手綱だけはいつまでも手離さずに。ナレン、よろしく。家庭あっての仕事ですからね。いつまでもお幸せに!
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農村にて

2009-02-07 22:37:58 | つぶやき
農村の道ですれ違った鳥飼いのおばあちゃん。これを何に使うの?と聞くと、リヤカーを止めて、額の汗を拭い、微笑みながら「鳥のエサするよ」と答えてくれた。何だかほっとした。人間、後ろ姿に人格がにじみ出るというが、まさにそう感じた一瞬だった。
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トングリ砂漠の村にて

2009-02-03 06:43:34 | つぶやき
今は春節が終わったというのに、まだまだ始動モードにない。今回は査拉湖村というトングリ砂漠の村に入った。阿拉善は日本の2/3の面積がある為、車で砂漠に入ると1日の走行距離が500km走る日もざらだ。この砂漠の中の村は人口350人、放牧等で食べているのだが、交通が不便で豊かになれない。こういった交通の便の悪い所で「何とかして欲しい」という要望が多い。とは言え、植林だけでは食べて行く事は出来ない。村の人が望んでいるのは経済開発なのだ。その経済開発をする若い人はこの村にもほとんどいない。皆、町に出稼ぎに行っている。その方が収入が高いからだ。今冬の中国全土に広がる50年に1度の旱魃がとても心配なのは、農業放棄する人が急速に増えている事だ。日本でも農業を支えている人の58%が65歳以上という調査結果があるが、こちらでも同様だ。こうした村の家での話し合いの際、何もできない自分と村の要望とのギャップにいつも悩む。
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