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アラシャン通信(オイスカ阿拉善砂漠生態研究研修センター便り)

阿拉善からウズベキスタンのシルクロードの砂漠化防止活動配信。肉体疲労、更年期、男女不妊には日本最濃の薬味酒、遼伝来福酒!

久々のブログ

2024-08-18 01:32:12 | ウズベキスタン
しばらく認証などができず、幽霊ページのようになってしまっていました。今年は4月末までウズベキスタンで昨年春からNGO連携支援無償資金のプロジェクトに関わっていて、監査で4月末までウズベキスタンにいた。そこからあっという間に夏になったが、今、取り組んでいるのは”さつまいも栽培”です。また薬味酒の方も近く作りたいと考えております。ウズベキスタンでの植林もまだ緒に着いたばかり。水だけでなく塩害がひどい場所で塩害対策を考えねばならず、水の方も考えなければならない。日本は台風が連続して起こっているが、ウズベキスタンや内モンゴルに飛んでいかないかなといつも考えてしまう。
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銀行による為替差

2023-04-05 14:29:10 | ウズベキスタン
ウズベキスタンへ入った。今は日本円が安くなっているため、為替差による物価高で、何でも物が昨年よりも高く感じる。さて両替しようと思い銀行に行く。国立銀行に行くと日本円100円で7000スムという。随分下がってしまったなあと思いつつ、ネットレートを見ると8300スムになっている?このレートで交換すると、日本円→ドル→スムに両替するよりもレートが悪くなってしまうではないか。知らない人がそのまま日本から旅行に来て、このレートで銀行から両替した場合、1ドル133.2円の現在、1万円両替すると75ドル*11370=853603スムだが、1万円→700000スムだと差額153603スムと1700円ほど日本円で交換した方が安くなってしまう。なぜレート変更していないのか聞くとレートの上下が激しすぎて変更していないそうだ。別の銀行に行くと、日本円が100円で8100スムになっていた。逆にドルは低い。どこも同じと思っていたが、ウズベキスタンへ旅行へ行く人は銀行を何件か見て回ったほうがいいです。
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雪の降り始めのウズベキスタン

2022-11-08 12:38:31 | ウズベキスタン
10月26日よりウズベキスタンに入り、28日の植林は雪で中止になり、11月11日のポッキーの日の植林に向けて大学でゼミ講義しながら準備を進めているが、今年は寒くなるのが早いのか、あちらこちらで雪の情報が入ってくる。さすがに雪が降ってしまうと植林が逆にできなくなるため、神様に祈っているところですが、こうしたハプニングはこちらでは当たり前、問題が起きるのを前提として、そこをどのようにして乗り越えていくかがプロジェクトの鍵となる。先日、韓国でたくさんの人々が圧死してしまうという悲しいできごとがあった。人が多くてもぜひハロウィーンに行きたい、目的を達成したいという状況を判断せずに突撃してしまうのも、矛盾しているのかもしれないが、こうした普段のハプニングがあまりないことにより、警察含めて危機意識が薄いことが、逆に引き起こしてしまうのかもしれない。人々は時間には正確で、決められたことを必ずやらなければならないという呪縛から、できなかったね、というゆるーい部分があることで、社会の緩衝になることもある。この国では一歩ずつという姿勢が大切だ、急いではいけない。さて今日の講義はなかった。あれっ。
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アラル海の縮小(アラル・ウズベキスタンフラッグプラン)

2022-11-06 12:38:31 | ウズベキスタン
まもなくCOP27がエジプトで開かれるが、今回も脱炭素が焦点になると思われる。授業中にアラル海は緑にしたほうがいいか、それとも水で戻した方がいいか?と学生に聞くと、当然のことだが、水で戻したいという意見が多い。アラル海の上の部分、カザフ側ではダムを作って堰き止めた結果、塩分濃度が海水だと3.5%平均だが、2倍ほどの7%以上になり、魚が住めなくなった状況から水を貯めることで、塩分濃度を下げることで魚が戻ってきているという。ウズベキスタンでは当然に水が足りないため、干上がった場所に植林を行っているが、やはり湖として戻す部分があってもいいのかなと思う。やはりウズベキスタン国旗のように青と緑のバランスをとってこそ、美しい国が戻ってくると考える。今、まさにカザフ側は青、真ん中が塩害地の白となると、ウズベキスタン側は緑で国旗プランが完成する。「宇宙から見える唯一の国旗はどこでしょう?」なんてクイズができたりする。ある程度、上部の水を戻していけば、漁業も復活できるし、下側の緑化も広がると思う。その分岐点はどのあたりかと考えるに、1960年頃の1%は無理としても、最低目標として、少なくとも40年前の1980年代の海水3.5%を目標とした塩分濃度に戻すべきだろう。ここまで戻れば、少なくとも海水魚は生きられるし、海からの多様な恵みを受けることができる。ここに注いでいる2つの河川のうちアムダリアの方は農業用水が逼迫していて注ぐほどの量がないので、やはりカザフ川のシルダリアの方から少しづつ注ぎ込んで増やしていく。ウズベキスタン側では西部に少しだけ残っている湖を保護しながら少しずつ蒸発を防ぐなどの対策をして増やしていく。そのバランスを取りながら、アラル海に塩木と呼ばれるサクサウールやタマリクスを中心に植林をしていきながら徐々に環境を戻していくことで、22世紀はきっと美しいアラル海になるだろう。
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春がきた(コロナが終わった)

2022-03-27 11:00:18 | ウズベキスタン
春が来るとともに植林の準備がスタートする。とは言っても、コロナが治るかと思えば、今度はウクライナ問題が出てきた。一難去ってまた一難だ。ウズベキスタンに入ると、皆、マスクをしていない。3月1日からは実質、withコロナに転換していた。たぶん、まだたくさんのオミクロン感染者がいると思うが、風邪にしてしまったのだろう。モスクワからも沢山の人たちが来ていた。ホテルでも普通にベラルーシなどの人もいる。日本での報道では、プーチンが悪者になっているが、こちらの方ではウクライナの方が、ちょっかいをかけている、むしろプーチンはいい者になっているという意見が多いのが、複雑な情勢、このままでは終わらない状況を映している。ただ、状況としては昨年よりも開かれているので、植林はやりやすい。状況を見ながらこれから現場に入りたい。
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G-shockでアラル海を緑化しよう

2022-03-02 15:14:19 | ウズベキスタン
カシオとオイスカの共同事業で、G-shockを購入してアラル海を緑化しようという試みがスタートしました。G-shockを購入してオイスカのアラル海緑化プロジェクトを推進しようということで、購入も特別価格で販売していただき、売り上げの一部を緑化に回そうという試みです。企業ともこうした連携ができれば、消費者ー企業ーNGOの取り組みの三方よしの活動につながるのではないかと期待しています。購入したい方はご連絡ください。
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アラル海にて植林(秋植林)

2021-12-12 10:13:27 | ウズベキスタン
12月4日から5日にかけて、アラル海(北緯44°11ʼ48” 東経50°51ʼ24” 海抜40m)にて8ha、7000本のサクサウールの植林をからカルパクスタン農大の学生32名が参加して行った。本来は11月中に行う予定だったが、アラル海でまさかの雪が降り、現場に入る道路がぬかるんで入れなくなってしまったため、大幅に遅れた。準備はリモートで行い、本来はもっと細かい実験を行う予定だったが、現場で手に入らず来春に延期、それでも寒い中、学生たちにより植林を無事に終えた。現地では100mほどしか降らない雨が冬に降るため、同じような環境でも内モンゴルよりも場所によっては植林の条件は良い。オイスカで10年計画4万haの計画も決まり、これから本格的に植林を行う予定だ。
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ニクジュヨウの不法採取

2021-05-03 09:09:14 | ウズベキスタン
先日、ウズベキスタンにてニクジュヨウの不法採取をしている人のニュースの知らせがあった。6560kgもの根を違法に採取したという。ウズベキスタンでは、以前はこうした問題にたいして甘かったが、近年は甘草などの採取についても厳しくなってきている。それだけ植物資源も逼迫してきていることだろう。今年も植林と一緒に種子をとって栽培する方法を教えてきたのだが、栽培よりも採取が多くなると将来的に減ってしまうため、栽培手段の早い確立が急がれる。
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隔離期間を終えて

2021-04-28 08:47:06 | ウズベキスタン
ウズベキスタンのインターナショナル病院にて前々日にPCR検査を受けてから、トルコ・イスタンブール経由にて無事に帰国した。帰国前までは、感染してしまうと、飛行機チケットも無効なため、厳重に感染対策をとってはいたが、内心ハラハラしていた。タシケントから逆方向のトルコ・イスタンブールを経由、ここで13時間ものトランジット時間があり、そこからさらに12時間のフライトで羽田に夜19時に着くと、検査より72時間以上経っていることから無効と疑われたが、トランジットであると分かると「大丈夫です」とのこと。PCRを受けてようやく外に出られるかと思いきや、「検査内容が違います」と言われる。改めて書類を確認すると病院では、nasal swabしかなかったのだが、同じ鼻でもnasopharyngeal swab(鼻咽頭ぬぐい液)という検査方法でなければならず、とnasal swab(鼻咽頭綿棒検査)という検査方法はダメだということがわかった。そのまま3日間空港近くのアパホテルにて隔離になってしまった。ここでは、規則正しく起こされ、朝、昼、夜と弁当が出るのだが、もし14日隔離されると思うとゾッとする。幸い、インターネットもあり不自由はしなかったが、部屋から一歩も出られない体験は、まるで刑務所の予行練習のようだった。費用はすべて政府持ちということで、他の国では隔離期間も費用が取られることを考えると、改めて「ありがとう、日本政府」と感謝する。レンタカーを借りて無事に帰宅してから残り11日は携帯にGPSソフトをセットされ毎日、検温して報告する。時々、GPSでの位置確認の連絡メールが入るが、14日の隔離を終えると、外に普通に出られることが、こんなにもありがたいことなのかと実感した。
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平和主義のイスラム教徒

2021-04-07 15:57:34 | ウズベキスタン
「スタン」と聞くと「危ない」というイメージのある人が多いかと思う。ウズベキスタンは「ウズベク人」の土地という意味だ。実際には、ウズベキスタンの他に、スタンという言葉がつく国は、カザフスタン、タジキスタン、アフガニスタン、トルクメニスタン、パキスタンなどがある。ここの宗教は主にイスラム教だ。緑色の屋根のモスクの前を通ると、皆、瞬時にお祈りをする。今月12日から1ヶ月はラマダンなので、日が登ってから沈むまでは食べたり飲んだりすることができない。このたまに食べないという習慣は、たまに行うと身体にもいいそうだ。昔の人は3食きちんと食べられたわけではなかったので、人間性を取り戻すにもいいのだろう。さて、イスラム教の話に戻す。イスラム教は平和主義であり、基本は人を殺したり自殺したりは絶対にしてはいけない。なので、ISなどの報道に見られるような覆面を被っている人たちは、実はイスラム教ではない。そう聞くと驚く人も多いだろう。報道では、いつもイスラム教〇〇派が殺害などという話題がよくニュースに出たりするからだ。でも、そうした人たちは、イスラム教のイメージダウンを図るために、覆面を被ってあえてイスラム教の人々に紛れ込んでテロや殺害を行なっていることを知っている人は少ない。例えば日本人に扮した人が、テロを起こしていれば、「日本人は危険だ」となるだろう。それと同じことをされている。「敬虔なイスラム教徒は決して殺人はやらないよ」という。過去にも中からの戦争をしたことがない。こうしたことは、この国に来るまでは分からなかった。モスクの前を通るたびにお祈りをするやさしい人々を見るたびに風評被害は怖いなと思う。
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