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アラシャン通信(オイスカ阿拉善砂漠生態研究研修センター便り)

阿拉善からウズベキスタンのシルクロードの砂漠化防止活動配信。肉体疲労、更年期、男女不妊には日本最濃の薬味酒、遼伝来福酒!

アガリクス麺

2016-06-05 06:34:26 | 現地情報
アラシャンで密かに流行っている麺館がある。「美味しいうどんを食べに行こう!」と町の友人がセンターまで誘いに来てくれた。いつもはセンターで自炊しているで、町の美味しい食堂などには疎いのだが、「うまいうどん屋」というフレーズに引っかかった。うどんという言葉は中国語では”搓面”という。西北地域にあるうどんは、こしがあって、とても美味しい。看板には「野生蘑菇羊肉搓面馆」と書いてあった。こちらの羊はくさみがなくとても美味しい。そして、この麺には大きい羊肉と、何とアガリクスがたくさん入っていた。アガリクスは食感がとてもよく美味しい。日本には残念ながらないので、この美味しさはこちらでしか味わえない。このアガリクスが入って16元(大:270円)。こちらでは少し高いのだが、とても美味しく、たくさんの人が食べに来ていた。日本では大阪・喜連瓜破の手打ちうどん十兵衛が安くて美味しいが、阿拉善に来たらぜひ、野生蘑菇羊肉搓面を味わってみて下さい(第一中学校近く)。
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癌を治す医者

2016-06-04 11:22:19 | 現地情報
癌を治す医者と会った。こちらでは西洋医学と東洋医学があるが、東洋医学でもモンゴル医学で薬草を調合して癌を治す薬をそれぞれの患者に合わせて作っている。その医者から日本でも癌で治らないと言われた人を連れて来たら症状によるけれどもカルテをみて判断し治せる人は治しますと言われた。はじめは信用していなかったが、医者から見放された後に治った人が次々と出てくると本当なのかもしれないと思うようになった。それで緑化資金を作りなさいということだった。もし癌で治らないと困っている人がいればtogashisatoshi@gmail.comまでご連絡下さい。助けることができるかもしれません。
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世界遺産の町ブハラ

2016-05-26 20:48:55 | 現地情報
ウズベキスタン・ブハラ。この町は全体が世界遺産である。この町に入るとかつてシルクロードの中心でラクダに乗った商人が行き交っていた様子がそのままに残っていた。時代をさかのぼってタイムスリップしたような感覚に陥った。夜、この町を歩き回ってみた。夜になると涼みに出てくる人々が、「一緒に飲もう」と呼びかけてくる。何ともフレンドリーな町だった。
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あすての森植林

2016-05-02 10:00:52 | 現地情報
27日か30日までシリンホトのホンシャンダック砂漠の王蒙志のプロジェクト地において、あすて、アイシン精機関係の皆様と5万本の黄柳や沙棘、楊柴、梭梭、障子松などの植林を行なった。砂漠化を止めるためには現地の一人一人へ植林の大切さを話しながら一歩ずつ進む地道な努力が必要だ。今年はアイシン精機関係者60名とシリンホトの民族小学校の子供達45名も参加した。次の世代はこの子供達が担ってくれるだろう。目に見える効果が出るのは早くても数年後、プロジェクトの成果はすぐには目に見えない。時にはくじけそうになる。そのような時、こうして他でも頑張っている人々や応援してくれる人々から勇気やエネルギーを貰うことが出来、再び元気になってアラシャンへ戻った。ありがとうございました。
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シリンホトでの黄砂

2016-04-30 20:23:12 | 現地情報
シリンホトにて。黄砂の時はこのように空が黄色くなる。将来は皆眺める空が青空となりますように。
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渋滞緩和策の切り札が危ない

2016-04-27 22:28:06 | 現地情報
北京からシリンホトに入った。北京では渋滞が日常茶飯事。この渋滞緩和に役に立っているのが以前紹介したこともある携帯での乗り合い個人タクシー(滴滴出行順風車)。順風車とは乗り合いという意味だ。予約すると数分後に近くにいる車から連絡があり、目的地まで安く送ってくれる。料金もタクシーよりも半額以下になりサービスはタクシー以上。何といっても車に1人しか乗らない無駄と渋滞解消に一番いい方法だと考える。このサービスにより、家庭に車がなくても乗り合いタクシーを利用することにより燃料の浪費が抑えられる。当然、利用者が急増している。日本も導入すればいいのにといつも思う。現在、空港等からの利用が多いため、タクシーも待ち時間が少なくなった。しかし、この便利なサービス、5月から法律ができるようだ。車の減価償却期間が定められることになった。利用に政府の邪魔が入ったのはセクハラ問題が起こったためだという。本来は政府が奨励すべきなのだが、どうなるのだろうか。
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本格的な春

2016-04-10 07:53:19 | 現地情報
現地では気温も10℃を越えるようになり本格的な春がやってきた。各地で羊や山羊、ラクダなどの赤ちゃんが誕生している。人間もそうだが、動物の赤ちゃんは何にでも興味を持つ。時々寄って来たりするのはかわいい。自然界では春がはじまりの節目になっている。日本は新年が一つの節目であるが、桜が咲いてのスタートが、「これから頑張るぞー」という気になるのは、自然と同じだ。こうした自然界から学べる法則はないだろうか。
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農村の燃料

2016-04-08 22:14:35 | 現地情報
農村のエネルギーは基本的に自給自足である。エネルギーをたくさん使う町の暮らしは実は不安定だ。電気は独立電源である風力発電とソーラー発電だが、煮炊きに使う燃料は梭梭の枯れた枝となんと「牛糞!」を使う。肉効率で考えるとニワトリの肉を食べた方がいいと考えてはいたが、動物の立場に立てばいい悪いはない。最近は牛を飼う人が増えて来ているのは、この煮炊きに使うフンの利用ができるからかもしれない。きっと臭いだろうと思われるかもしれないが、草食動物なので全く臭わない。それどころかいい香りが漂って来たりする。乾燥地ではフンがカラカラに乾燥するため、臭い匂いがほとんどしない。こうしてシンプルに動物たちとも共生して自給自足の安定が成り立っているのを目にすると、ウルグアイのムヒカ大統領ではないが、もの言わぬ牧民たちから勉強しなくてはいけないのはむしろこちらなのではないか。
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スペイン地区

2016-04-01 06:43:30 | 現地情報
阿拉善左旗の町は発展が著しい。現在の町は第一環状線内に収まっているが、近く県城といわれる町からアラシャン市になるという。そうなると国からの財政支援が増え、第二環状線、第三環状線と町が拡大していく。センターは第一環状線の外にあるが、そのうち将来は町の拡大に飲み込まれてしまうだろう。また今年からモンゴルとの国境口も開かれるようになる。モンゴルからの資源を入れる鉄道もできるようになるため貿易町として栄えそうだ。そして中央政府からアラシャンの町ー銀川までの新幹線計画(銀川から北京はまだなく、銀川ー西安線は工事中である)の許可も下りたという。200kmといわれる高速鉄道で約30分で銀川に行く事が出来るようになる。そうなれば現在13万人といわれる環状線内の人口も増えて行くだろう。昨日は中学校の先生から新しく引っ越した家に招待された。場所は?と聞くと「スペイン小区にある」という。スペイン区?聞いた事もなかったので迷ってしまったのだが、こちらではヨーロッパのマンション名を付けたりする。すると価格も高級地区に見えて高騰するらしい。そのうわさのスペイン区に行って来た。たしかにスペインに見えなくもないが、家は120平米くらいあった。エレベーターは日立だった(日立、三菱、東芝が多い)。この自慢のエレベーターに乗る。ただ「エレベーターの電気代、毎月37元も取られるんだよ」なぜスペインなのかが分からないが、物価の高騰とバブルが激しい。
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中国のアマゾン(本)

2016-03-23 23:03:24 | 現地情報
日本では田舎にいてもアマゾンのようなネットから書籍を購入する事が出来るが、こちらでは本屋がなく電話線もない所なので、この情報格差は大きい。ネットカフェも外国人は入れなくなり、通信も4Gにはなったが電波のある町に行かなければならず、情報を得るのに苦労している。時々無性に紙の本が読みたくなることがある。そんなとき、これまでは諦めていたのだが、これからは地方でも本を読める時代になった。当当網というサイトで本をネット注文できるようになったためだ(中国語のみ)。当当網http://www.dangdang.com 便利な時代になった。
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