思い出したこと

2007-12-20 05:53:30 | アスペルガー傾向
YouTubeでBump of Chickenの「天体観測」をくり返し視聴していた。

曲も勿論よいんだけど、ビデオの作りがまた良くて、子供時代の小さな‘冒険’にわくわくする感じがよく出ている。

それを見ていて、自分の幼少時代を思い出してしまった。


基本的に、みんなの足を引っ張る子どもだったと思う。

だいたい、子どもだけで遠出しようとかしても、わたし一人が迷子になったり、けがをしたりして、最終的に他の子が大人をよびに行くという展開だ。

普通に生きているのが精一杯なのだから、保護者のいない場面でわたしが不安にかられて失態をやらかすのは目に見えている。

それでもよく、友達は懲りずに誘ってくれたものだなぁ。

あと、お兄ちゃんとその友だちの遊びにも、小学校入る前くらいまで、よくついて行っていたものだ。


そうやって何かとやらかすんだけど、気の持ち方だけは誇り高いものだから、よく自分のやることに忸怩たるものを感じていた。

This girl degrades me.(この子がわたしを辱める。)

自分に関して、よく思っていたこと。

つい最近まで、自分のIQと社会的スキルのギャップに、いつも自分自身が当惑してしまって、大きな悩みだった。

けれど、発達障害あるいは学習障害という概念を知ることによって、自分の発育歴に適用したときに、その説明可能性の高さにおどろき、かなり納得している。

それで日常が激変するわけではない。いちいち出会う人すべてに説明してまわるわけにもいかない。

だけど、自分で了解していることで、本来自分にできないはずのことを期待する必要もなくなったし(たとえ周囲が期待したとしても)、できないことで無用に挫折感を感じることも少なくなった。

Alanisの'Sorry 2 Myself'の気分だ。
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