なにかを掴もうとしていた

2010-06-26 23:48:02 | Weblog
身長は伸びなくなっても成長はつづき、急にできるようになることっていうのもある。

すこし前から、急に、音をはずさずに歌を歌えるようになった。

しかし、不思議なことに、音をはずして歌を歌っていたころの方が歌が好きだったんだな。

飽きることなく、ひとり、部屋でずっと歌ったりしていた。

今はそこそこで飽きる。

なんか、おとなになる、ということを知る気がする。

10代のころ、ずっと歌っていられたのは、主観的世界が強かったからではないかと思う。

そこは、成長するための空間。

たとえば、小さい子供は何度も同じおとぎ話を聞きたがるし、赤ちゃんはいないいないばぁを何度も笑う。

なにか掴もうとしてるんじゃないか、と。

純粋に自分のための時間。

おとなになって、根気がなくなるのは、自然なことで、ほどほどというのは本当によいものだと思うし、ただ、そうやって、人は生きていく、その時その時、必要な生き方をしている、ということだと思う。
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