Penelope & Eloise | Bad Blood

2023-07-02 11:06:22 | 音楽

Penelope & Eloise | Bad Blood

今になってNetflixのBrigertonにハマっている。

ペネロピには若い頃の自分を思い出して叫び出しそうになる。

才能があって容姿が悪いという点で。

 

コロナ禍でマスクをつけていると引き寄せられるように男性がどんどん寄ってきて、かつ最近外していると態度が変わる人が多くて、そんなに顔(の下半分)が悪かったのかとショックを受けている次第だ。

 

才女なので人に執着されることは昔からわりと多かったけど、not quite in a romantic wayなんだよね。

(こうやって自分で「才能あります」って感じの悪いこと言わざるを得ない心境に、最近ちょっと傷ついたことがあってなっている。だいたい人が感じ悪い時って何かあった時なんだ。)

みんな私のことをちょっと見下しながら"あなたの才能に気づいているのは僕だけだ"みたいな態度で接してくるので、"Ooooh, you're so unoriginal..., そういう方、たくさんいらっしゃいますよ"といつも言いたくなっていた。

...うーん、まあ半分以上は被害者意識の強さだと書いてて思うけど。

 

「結婚とかどうでもいいから女性の権利運動の話をしよう」と言うエロイーズに対して、ペネロピが"What if I'm interested in marrige?(私が結婚に興味があったらどうするの)""Not everyone is a pretty Brigerton!(みんながみんな美人のブリジャートン家の一員じゃないんだよ)"って言うセリフが、まあ本当にそのまま昔の親友に言いたかった言葉で、一気にペネロピファンになった。

(私もごりごりのフェミニストだけど、それは別として。)(ペネロピも方法が違うだけで、フェミニストではあると思うし。)(エロイーズも大好きなキャラクターだけど)

注釈すると、今の心性で言うとマリーナがいちばん自分と近いキャラクターだと感じるんだけど、アラサーで化粧を始める前の若い頃がまじでペネロピだった。

そして誰かが書いていたけど、ペネロピとエロイーズの友情が壊れるシーンがブリジャートン家シリーズの中で他のどのカップルが別れるよりもいちばんheartbreakingなつらいシーンなんだよ。

 

友情って難しくてだからこそ尊いわけだけど、社会の中でひとりひとり持てるものが本当に違っていていろんな側面があって、ある面で共通して、別の面での優劣の差があって、まあまあ差があまりにも大きくなりすぎない人同士が友達になる場合が多いと思うんだけど、まあ難しい。

一方でないものを求めるカップリングというのもあると思うんだけど、それは友情ではたぶん難しいんだろうと思う。

それで恋愛になるんじゃないかと思う。

恋愛とか結婚っていちおうリソースの共同保持みたいな気分にさせるよね。

それも幻想だとして、幻想を抱くことを社会が了承してくるというか。

 

最近は恋愛というより親友みたいなパートナーがほしいとか思っている。(急に願望)

いや、それは昔から思ってるけど。

 

原作によるとペネロピはずっと思いを寄せていたブリジャートン家の三男コリンと将来結婚するみたいなのでフィクションの世界は優しい。

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