受験の影に母の懺悔あり

無事終了した今となってしまえばたいしたことではないのだが
実は受験生の息子にインフルエンザの予防接種を受けさせるのを
すっかり忘れていたのだ。

インフルエンザといえば苦い思い出がある。
３年前柔道教室主催のスキー合宿に
息子二人と私の３人で参加を表明していたところ
直前にインフルエンザの猛威に襲われてしまったのだ。

結局かろうじて復活した長男だけを参加させ
私と次男は涙を呑んで見送るはめとなった。
しかもちょうど主人が海外出張中だったため
残された次男坊と私は誰に看病されることもなく
まさにサバイバル状態に陥った。

しかし喉もと過ぎれば熱さ忘れるとはこのことである。
去年はかろうじて子供たちに予防接種を受けさせたものの
あろうことか、受験が待ち構える年になったというのに
私の能天気病が再発してしまったのである。

ほんと無事終了した今だから笑えるが
風邪ひとつひかずにすんだのは奇跡だった。
ま、でもこんな私のことだから２年後の次男坊のときも
また危ない橋を渡っているのは間違いない。
懲りないやつなのである。