ドライブの終りは

ちひろ美術館は私は何度か訪れているのですが、男性組は未訪だったのでお二人の希望で行きました。しかし、食欲の後に控えていたのは芸術への向上心ではなく大盛のお蕎麦による睡眠欲。二人は今一つの印象のまま美術館を後にしました。
その後、仁科神明宮をお詣りし、私の希望で『大王わさび農場』でわさびの茎を買って(二人組はワサビソフトクリームを食べ)最終にして本来の目的地である温泉に行きました。

今回はKさんのお薦めの『クリンビュー室山』に。
小高い山の上にあり、松本平が一望できる絶景のロケーション。
温泉の肌触りはツルツル！私は個人的にはさらっと系のお湯が好みですが、女性全般には受けがいい気がします。

夜勤明けの強行軍の半日ドライブの疲れをしっかり落とし、松本平の夜景も満喫してなぜか帰りの車のハンドルは私が握り、グリーン道路(？)サラダ街道を夜のドライブしながら帰りました。

朝のイライラな気持ちとは裏腹に夜布団に入る時は安曇野の景色に満足して、連れ合いが隣に来たのも知らないくらいにバタンキュー！の眠りです。

石松庵続き

お腹がぺこぺこで辿り着いた『石松庵』

なぜだか看板が地面に置いて草に隠れかけてました。ご亭主の意図があるのかしら？

男性組は盛りを、私は温かいお蕎麦をいただきました。食している時は特に不満もなく、本当に美味しい食べたのですが後々に納得出来た事は一人分が大盛だということ。いつまで経っても腹持ちがよく、蕎麦ののど越しや挽きの論議でなくて値段の割に量が多くてお得感があるという結論になりました。

さて、食欲が満たされたところで芸術に目を向け『ちひろ美術館』に行きました。

石松庵のお蕎麦

平日ドライブのいいところは、観光地が空いているということ。ゆっくり楽しみたいからどうしても、あの人混みは避けたいものです。
その分リスクもついてまわり、大きな観光地ではアトラクションが少なかったり展示スペースが減らされていたり、従業員の態度が素っ気なかったり(気のせい？)

そして【休業日】の看板があること。

連れ合いは安曇野と言えば行く蕎麦屋を決めていて、まずは池田町の『翁』。有明山を眺めながら静かに過ごせる絶景もご馳走の美味しいお蕎麦屋さん。しかし、ちょっと離れているから却下され、連れ合いが良いと言うお店に向かいました。三人ともお腹を空かせ、その店に行けば休業日！男性二人は残念と言うより逆ギレしていて「観光地は休んではいけない」等と無茶苦茶な話をしながら、お蕎麦屋さんの新規開拓。来た道を戻り、ケータイのブログで情報を集めながら見つけたのがこの看板です。

穂高神社

昨日はしぶしぶのドライブ同行でしたが、『終り良ければ全て良し』という感じで安曇野を満喫しました。

連れ合いの同僚のKさんがどても知識人でしかも、まだまだ知りたい意欲の性格。いく先々で、新たな発見や再認識をすることが出来ました。

新しい神殿になったばかりの穂高神社。

ここは、三十年位昔に実家の父の運転でドライブした時に来た覚えがあり、あの時は古い社屋でしかも、今ほど観光スポットと言う風になってなかったから「大きな神社」位の思い出しかなく、今回の建て替えでとても立派なお宮になっていて驚きました。

一通りめぐったあとに二人から出た言葉は「腹ぁ減ったなぁ～」

そう言えばお昼時、二人はついさっきまで仕事をしていたんだっけ。

と言う事で三人は美味しい蕎麦を求める放浪の旅に…