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■ 岩間温泉 「岩間温泉旅館」

 

岩間温泉 「岩間温泉旅館」
住 所 :山梨県甲州市塩山上萩原1411 (旧 塩山市)
電 話 :0553-32-2705
時 間 :10:00〜19:00(要事前確認)
料 金 :500円
紹介ページ (山梨の温泉宿(求人ジャーナル社))
紹介ページ (富士の国やまなし観光ネット)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

延喜式内社である岩間明神、通称神部神社(湯山明神とも)の境内から湧き出づる霊泉をつかう湯宿。
(延喜式内社とは平安期、延長五年(927)に編纂された全国の神社一覧、『延喜式神名帳』に記載されたお社のことで、相当の格式をもちます。)

山梨の温泉宿(求人ジャーナル社)によると「岩間明神、通称神部神社の境内を泉源とし、古代より絶えることなく湧出している。この霊泉を明治41年、旧神金村の依頼により同館の館主の曾祖父、徳良佐治郎が同年、岩間鉱泉として創業し、祖父の代に岩間温泉と改め、現在に至っている。」とあるので、古くから鉱泉宿として営業していたようです。

 
【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 バス

ここは前に二度ほどトライしましたが、いずれも人気がなかったので営業しているかどうか?でしたが、三度目で入湯成功。
鉱泉なので入れるタイミングが限られるようです。
ただ、この日は真新しい送迎バスが停めてあったので、意外と寄り合いなどにつかわれているのかもしれません。

神社の境内のおくに民家風のつくり。B級入っているかと思いきや、館内はきっちりと清掃され一種清冽の気が流れています。
さすがにお社のなかのお湯です。

 
【写真 上(左)】 扁額
【写真 下(右)】 内湯の湯口

由緒ある鉱泉らしく、館内には数々のいわれなどが貼り出され、明治四十一年の鉱泉分析書も掲示されていました。

廊下のおくに浴場。おくが女湯、手前が男湯です。
こぢんまりとした脱衣所。木の脱衣棚に掛けられた手拭いが、いい味をだしています。

 
【写真 上(左)】 手拭い
【写真 下(右)】 男湯

あかるすぎず暗すぎず、おちつきのあるいい浴室。
窓の外は荒れた畑(?)で野趣あふれるもの。

手前に石枠水色丸タイル貼2-3人の冷水槽と、となりあっておくに同4-2人の主浴槽(ややぬる)の2槽。
壁面には石膏らしきクリーム色の析出がでています。

 
【写真 上(左)】 冷水槽
【写真 下(右)】 男湯主浴槽

カラン5、シャワー・シャンプーあり。ドライヤーなし。
日曜14時で独占。

 
【写真 上(左)】 洗い場
【写真 下(右)】 女湯主浴槽の湯口

主浴槽はうすく茶色に変色した石の湯口から適温湯の投入+熱湯側面注入で、大量のオーバーフローがあります。
冷水槽は、側面注入?で、手前切欠からの上面排湯。
水(湯)質は冷水槽のほうがいいように感じ、これは非加温の源泉槽かもしれません。
絶妙の温度とやわらかな湯ざわりに、とりことなってなかなか抜けられません。

 
【写真 上(左)】 男湯主浴槽の湯口
【写真 下(右)】 潤沢なオーバーフロー

ごくうすく懸濁したお湯は、うす茶の浮遊物をわずかに浮かべ、湯中の指先がよわく青白に発光しています。
うすめの石膏泉系味臭。

きしきしとヌルすべが拮抗する湯ざわりで、かすかなとろみも感じます。
成分はうすめで派手さはないものの、どこかおくぶかい浴感と当たりのやわらかさがあって記憶に残ります。
浴後は肌にはりがでて肌がつるつるになる美人の湯系。

分析をかけていますが、温泉規定には該当していません。
でも、このお湯の価値を語るとき、温泉であろうがなかろうが、たいしたことではないようにも思いました。

湯慣れた方がしみじみと湯浴みをしたいときには、うつてつけのお湯かと思いますが、事前問合せ必須かと。

 
【写真 上(左)】 神部神社
【写真 下(右)】 手水鉢

帰りしなに神社に参詣しました。
手水鉢には源泉とおぼしき冷水がかけ流されていました。

〔 源泉名: 岩間温泉〕 <S60.8.17分析>
本検水は、温泉法第2条の規定する温泉に該当しません。
23.2℃、pH=9.46、519L/min自噴、成分総計=0.187g/kg
Na^+=22.2mg/kg (78.23mval%)、Ca^2+=4.5 (17.74)、Cl^-=5.3 (12.40)、SO_4^2-=14.8 (25.62)、HCO_3^-=15.3 (20.66)、CO_3^2-=15.0 (41.32)
陽イオン計=28.2 (1.24mval)、陰イオン計=50.5 (1.21mval)、メタけい酸=25.7、遊離炭酸=81.5

〔 館内掲示 〕
徳川家康公入國ノ砌黒印●石八斗余寄附(山梨懸神社取調書抄)永禄四年ノ番帳元亀二年ノ棟札ニハ岩間ヲ湯山ニ作ル社中霊泉アレバナリ (以下略)

■ブランドグルメ
〔 塩山のプラム 〕
旧塩山市、とくに大菩薩連嶺のふもとではプラムの栽培がさかんで、観光農園もあります。
円錐形の独特な形状と絶妙な味わい・芳香をもちながら生産量がすくないため「幻のプラム」と呼ばれる”月光”という品種も栽培されています。
塩山の塩山洋酒醸造では、塩山市神金地区のプラムを100%使用したプラムわいんもつくられています。

〔 2010/10/22UP (2008/08入湯) 〕


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■ 上尾温泉 「湯の道 利久 上尾店」

 

上尾温泉 「湯の道 利久 上尾店」
住 所 :埼玉県上尾市中分2-180-1
電 話 :048-783-9988
時 間 :10:00〜25:00 / 原則無休
料 金 :650円/6h(土日祝 750円/6h)
オフィシャルHP
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

群馬県吉岡町にあるスパ銭「湯の道 利久」が、埼玉県上尾市に2012/04/20新規オープンしたスパ銭。
位置的にはJR高崎線「北上尾」駅から西側荒川方面に3kmくらいのところ、県道57浦和鴻巣線「中分」交差点のそばです。

この交差点は変則で、かつややおくまっているので、目立つ「ケーヨーデイツー」に気をとられていると確実に見落とします。
この日は夜、北上尾方面から県道57でアプローチしたのですが、分岐を見落とし一周しての到達となりました。
前に「ケーヨーデイツー」のPがあり、そのおくにちょっとスパ銭的じゃない体育館的な建物、しかも(たしか)県道に向けて電飾サインがなかったのでわかりにくいです。

 
【写真 上(左)】 外観
【写真 下(右)】 正面から

Pはたくさん。正面はさすがにスパ銭的装いをみせていますが、なんとなく大味。
玄関左手に大きな足湯。この足湯の左端にある石の湯口からは、おそらく源泉を入れていると思います。

 
【写真 上(左)】 玄関と左手に足湯
【写真 下(右)】 足湯の案内

スタッフの応対はとても感じのいいものでした。
1階に土産品ショップ、食事処「楽座」、個室(露天付きもあり)、2階が浴場フロアです。
2階正面にフィットネスがありなんとなく浮いています。チラシに載っていなかったので、暫定利用かも・・・。
手前に溶岩浴、左が男湯、右が女湯で固定制のようです。

 
【写真 上(左)】 エントランス
【写真 下(右)】 玄関の温泉案内

脱衣所はたっぷり広め、というか余分なスペースがあってがら〜んとした感じも。
浴場に入って左手が内湯「風花の湯」、右手が露天「朝霧の湯」。
女湯の内湯は「羽衣の湯」、露天は「夕霧の湯」と、それぞれ風雅なネーミング。
女湯にはパウダールームがあります。

<内湯「風花の湯」>
白い床面、青磁色壁面&黒いエッジ材のシャープな色味で構成され、やや無機質な印象。
パネル天井は高くなく、やや閉塞感のあるイメージながら、換気が効いていてこもりはほとんどなし。

入ってすぐ右手に掛け湯。これは少量間欠投入ながらにごりもあって、お湯の感じからしても源泉かと思います。
右手から時計まわりにアカスリ、高温サウナ、水風呂、機能浴槽(真湯)、洗い場、座湯、内湯(白湯、20人位)とローマ風呂風円形の炭酸泉。
スパ銭ご用達アイテムはほとんど揃っています。

内湯には掛け湯をのぞき温泉利用の浴槽はなさそう。
内湯と水風呂はおそらく井水使用と思われ、若干のとろみも感じて悪くないです。
カルキをほとんど感じないのも好感。

カランセパ型6+15の計21、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
平日19時で10〜20人ほどと埼玉南部のスパ銭にしては空いています。

<露天「朝霧の湯」>
ピロティタイプの露天で、塀に囲まれ展望はききませんが風はよくとおります。
ただ、緑がすくないのでちと殺伐とした印象。

右から時計まわりに、壺湯×2(陶製1人)、メイン露天(石組石敷数10人)とその右手おく上段に小露天(同5-6人)。
その右手に寝湯「浮雲の湯」と檜風呂がならんで配置されています。

確信はもてませんが、ほとんどの浴槽は温泉使用かと思います。

メイン露天(下段)は、上段小露天からの流し込み&底面注入で、底面吸湯&側溝への上面排湯。
小露天は変形の石の湯口からときおり(10分毎くらいか?)大量投入(湯温は変動)で底面注入口からの注入は不明。
槽内排湯は見あたらず、おそらく投注入全量を下段小露天への流し出し。

チラシではメイン露天と小露天をあわせて「源泉かけ流し岩風呂」としていますが、下段はなんとなく循環併用のような感じも・・・。
上段小浴槽はお湯の感じからしてかけ流しにちかいのでは?

檜風呂はいい木材をつかっているようで、どっしりとした質感。
檜の湯口からの間欠投入+底面注入で、側溝への上面排湯。

湯温は、壺湯が適温、メイン露天と檜風呂がやや熱、小露天はぬるめ。
吉岡の利久も上段源泉槽から下段に流し込んでいますが、あちらはゲキ熱湯。こちらはぬる湯なので逆ですね。

 
【写真 上(左)】 足湯−1
【写真 下(右)】 足湯−2

お湯は小露天とその他の浴槽であきらかにちがうので別々にレポします。

<小露天>
緑茶色ささにごりで茶色の浮遊物が少量。しっかりとした塩味にかすかに甘味がまじり、よわい泥臭を感じます。
ひっかかるような湯ざわりととろみ。
鮮度感はさほど感じないものの、えらく当たりのやわらかなやさしいお湯でなごめます。

ただ、湯口からの間欠投入は疑問。一気に大量投入するなら絞りでもいいので常時投入してほしいところ。
全体に527L/minという豊富な湯量のダイナミック感を楽しめなかったのはちと残念。

<その他の温泉槽>
うすく茶色がかって茶色の浮遊物少量。塩味は小露天とさほどかわらずほぼ無臭。(檜風呂のみよわいうがい薬臭。)

お湯のイメージはなんとなく川越の「小江戸はつかり温泉」を思い起こしました。(モール系入っているのでは?)

よくあたたまり湯上がり感も上々。浴後は肌がしっとり落ちつき、さりげに美人の湯では?
浴感もしっかりあるし、悪くはありません。
悪くはないが、なんとなくインパクトに欠ける(というか浴感に華がない)ような感じがしました。

 
【写真 上(左)】 足湯の湯口−1
【写真 下(右)】 足湯の湯口−2

お湯は悪くないし、設備はひととおり揃っているし、料金もリーズナブルだし、これが日帰り温泉稀少エリアだったら集客ぜんぜん問題なしでしょう。

ただ、ここは車で一走りすると県南屈指の人気施設「さいたま清河寺温泉」があります。
「さいたま清河寺温泉」はこのところさらに湯づかいがよくなっているし、泉質的な面白さも充分なので、温泉好きはどうしてもそちらに流れてしまうかな?
また、露天の風情も清河寺のほうが上かと・・・。

埼玉初進出、候補地などいろいろと検討したかと思いますが、強豪、「清河寺」に挑戦状をたたきつけるような立地、しかも場所的にわかりにくいところに出店したのはなにか事情があったのかな?
ただ、近場の客や「清河寺温泉」の混雑を避ける客は安定してとれるだろうし、近くに広域幹線道路「上尾道路」の開通も予定されているので、そのときには商圏も変わってくるのだと思います。

〔 源泉名:上尾温泉 利久の湯 〕 <H22.11.5分析>
Na-塩化物温泉 40.2℃、pH=7.67、527L/min掘削揚湯、成分総計=5678mg/kg
Na^+=1899mg/kg (87.05mval%)、Ca^2+=155.4 (8.17)、Fe^2+=2.3、Cl^-=3167 (94.60)、Br^-=13.3、I^-=2.9、HS^-=0.02、HCO_3^-=296.9 (5.19)
陽イオン計=2134 (94.89mval)、陰イオン計=3483 (94.44mval)、メタけい酸=44.7、メタほう酸=16.7、遊離炭酸=8.7

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過:実施 塩素消毒:実施

■ブランドグルメ
〔 榎本牧場のジェラートアイス 〕
上尾市の荒川寄りにある乳牛の牧場で、「搾りたての牛乳をたっぷり使ったアイス」を製造販売しています。
ジェラートアイスはたくさんの種類があって通販もしているようです。
「利久」のチラシにはここのソフトクリームを販売とありましたが、確認しわすれました(^^;)

〔 2012/05/22UP (2012/04入湯) 〕


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■ 清河寺温泉 「さいたま清河寺温泉」

清河寺温泉 「さいたま清河寺温泉」
住 所 :埼玉県さいたま市西区大字清河寺683−4
電 話 :048-625-7373
時 間 :10:00〜25:00 / 原則無休
料 金 :700円(土日祝 800円) ※会員各50円引
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (ぽかなぴ.jp)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

県南有数の人気施設となった「さいたま清河寺温泉」。
ここは平日に早く帰れたときなどついつい足が向いてしまいます。
月1ペースで入っているのでもう数十回の入湯になっていると思いますが、オープン時から変わっているところについて、最新情報をまじえてリニューアルレポします。

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2003年秋に一時開放され、埼玉のお湯とは思えぬ鮮度感と潤沢なアワつきで伝説と化した仮設浴場(レポ)の正規施設で、施設のできやお湯のよさから県南屈指の人気を誇る日帰り施設です。

場所は、R17新大宮バイパスとR16が合流する「宮前IC」の西北、「清河寺」の六叉路から県道216上野さいたま線を上尾方向に少し走った右手(カインズホームの少し手前)にある「マルハン清河寺店」のとなりです。

施設前の第1Pは週末はほとんど満車状態で、たいていは「マルハン清河寺店」と共用の裏手Pに停めることになります。
(なお、以前は「パチンコCube」という、ややぱっとしないP店でしたが、いまはメジャーな「マルハン」となって流行っているようです。)

典型的なT岡設計仕様の和風スパ銭で、採光のよいあかるい館内。
当初、休憩スペースがすくなかったのですが、いまは浴場よこにゆったりとした休眠室が増築され改善されています。

浴場は男女固定制で手前が女湯、奥が男湯。
脱衣所は広くなく、たいていごったがえしていますが、露天側に屋外ポーチがあるのは優。

内湯ゾーンに檜湯(檜枠木目調磁器タイル貼10人、温泉、加温循環表示あり)、各種機能浴槽(真湯)、白湯槽(石タイル貼5人、真湯)、サウナ、水風呂(カルキ臭弱、常に冷たい)。

サウナはあかり採りのあるあかるいもの。
水風呂前のぬる湯かけ湯はなかなか気がきいています。
カラン26、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
週末はもちろん平日夜でもかなりの入り込みがある人気施設ですが、浴場のスペースがゆったりしているので、イモ洗いになることはあまりありません。

内湯は赤茶に色づいた石の湯口から大量投入、側面注入、底面吸湯ありでオーバーフローなし。
やや赤味がかったうす茶色透明のお湯は、うがい薬がかった薬品臭ながら濃度感はしっかりとあります。やや熱めでよくあたたまり、なぜか明瞭なとろみがあります。

水風呂は井水と思われ水質がいいですが、たいていやたらに冷たいです。
白湯槽も井水使用と思われ、湯中の指先がよわく青白発光し、よわいとろみも感じられて硫酸塩泉系浴感。
カルキは若干感じるものの、清澄なイメージであたたまりは温泉槽よりむしろつよいほど。
かならず何回が入るマストアイテムになっています。

露天はなかなかにすばらしいでき。背景に大きな竹林が広がり、さわさわと竹林を渡る風の音がここちいいです。
よくある和風露天ですが、周辺環境と浴槽配置が優れていて、風情あふれる露天に仕上がっています。
首都圏のスパ銭系ではもっともすぐれた露天のひとつかと思います。
(ただ、北風の通り道なので、冬場はかなり寒いです。)

右手手前から、生源泉湯(鉄平石造円型10人)、源泉岩風呂(岩+鉄平石造20人以上、東屋付)、源泉あつ湯(石枠鉄平石貼7-8人)、つぼ湯(陶製1人×2)、寝湯(3人)、寝ころび湯(6人)と多彩。

生源泉湯は中央みかげ石の湯口から投入でオーバーフロー。
源泉岩風呂は源泉あつ湯からの流し込み+岩の湯口からの投入で、寝湯側の排湯路への流し出し。
源泉あつ湯は石樋の湯口から熱湯を投入で源泉岩風呂への流し出し。
すべての湯口は鉄分の赤茶変と石灰華がでています。
HPによると露天の温泉槽はすべてかけ流しのようで、お湯の感じからしてもまちがいないかと・・・。

■生源泉湯:35℃、黒い浮遊物わずかに浮遊。空いていれば鮮度感高いが、人気浴槽なので混むとお湯がなまり気味になる。アワつきあるがタイミングにより量は変動。
■源泉岩風呂:40℃位、黒&うす茶の浮遊物あり。広め浴槽ながらコンディションいいときはかなりのアワつきがあるのは立派。
■源泉あつ湯:42℃位、浮遊物見あたらず。アワつきはたいていなし。
■つぼ湯:37℃位、ここはオープン当初いまいちだったが、いつのころからか非常に湯づかいがよくなり、たいていベストコンディション。潤沢なアワつきと香り立つ温泉臭。
■寝湯:ややぬる。底面から源泉を注入していてかなり状態がよい。

湯色は緑灰色で、透明度60cmくらいのうすにごりを呈しています。
いずれも湯口で塩味+重曹味+金気だし味(けっこう美味しい ^^; )、新鮮な金気による貝汁臭。
(各槽でコンディションにより、これに重炭酸土類泉系焦げ臭、天然ガス臭などが加わります)。
重曹泉系のよわいツルすべと重炭酸土類泉的な染み渡るような浴感。
あたたまりは成分濃度にくらべつよい方ではないですが、浴後もほっこり感が持続します。

ここは、オープン時から次第に湯づかいがよくなってきています。
こういうのはなかなかすくないのですが、埼玉では「サイボク天然温泉 まきばの湯」「埼玉スポーツセンター 天然温泉」などがあります。
こういう地道なオペレーションの積み重ねが、好施設、杉戸天然温泉「雅楽の湯」を産み出したのだと思います。

すぐれものの浴場とすばらしいお湯、埼玉を代表するハイレベルな日帰り温泉としておすすめです。

<オープン時の状況>
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どれもなまった感じはないものの、源泉あつ湯とつぼ湯はなんとなくお湯に勢いが感じられず、ほとんど生源泉湯&源泉岩風呂(ここがいちばん空いてる)にいました。
源泉岩風呂はアワつきや浮遊物が多く、温泉臭も他の浴槽よりややつよいような気がしました。
アワつきは仮設時の加熱浴槽程度はあったと思います。(時間により変化していた)
生源泉湯は、アワつきはわずかですが、絶妙のぬる湯で長湯し放題。
味からみて濃度はかなりあるのに、重曹が緩衝剤になっているためかすこぶるおだやかなお湯です。
お湯に個性を求める人は源泉岩風呂、鮮度感や癒しを求める人は生源泉湯かな?(笑)

連れによると女湯の生源泉湯はかなりすごいアワつき湯だったらしく、逆に源泉岩風呂はほとんどアワつきはなかったそう。
隣あっているのにこのアワつき量のはげしい落差は疑問です。
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源泉の素性がよく、スパ銭としては湯づかいもいいのでお湯はかなりのレベルです。
重曹泉系の爽快感と適度な湯づかれがでる浴後感は仮設時と同様で、やはりなかなかのお湯とみました。

ただ、仮設浴場のインパクトがあまりに強かったので、生源泉湯についてはなにか釈然としないものが残りました。
仮設時には関東有数のアワつき湯ということで話題を呼んだだけに、評価はわかれるところかも。(ガス抜き装置を通さないと、やっぱりヤバイのかな・・・?)
それでも、入りやすいスパ銭だしお湯もいいので、週末大盛況状態がつづいていくと思います。
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※源泉岩風呂のアワつきについては、ONKEN21さんも指摘されていましたが、源泉直の気泡(ガス)というよりは、加温による重曹分の分解で発生した炭酸ガスによるものかもしれません。

〔 源泉名:清河寺温泉 〕 <H21.12.14分析>
Na-塩化物温泉 38.3℃、pH=7.9、湧出量不明(1,500m掘削揚湯)、成分総計=4.109g/kg
Na^+=1411mg/kg (92.50mval%)、Ca^2+=59.1、Fe^2+=0.6、Cl^-=1987 (85.69)、HCO_3^-=563.8 (14.13)
陽イオン計=1540 (66.36mval)、陰イオン計=2555 (65.41mval)、メタけい酸=36.9、メタほう酸=7.9、遊離炭酸=5.7

〔 源泉名:清河寺温泉 〕 <H11.7.27分析>
Na-塩化物温泉 38.3℃、pH=7.71、480L/min掘削揚湯、成分総計=4.690g/kg
Na^+=1580mg/kg (91.97mval%)、Ca^2+=71.6、Fe^2+=0.4、Cl^-=2343 (87.33)、HCO_3^-=576.6 (12.49)
陽イオン計=1695 (74.73mval)、陰イオン計=2925 (75.68mval)、メタほう酸=8.1 、遊離炭酸=13.2

<温泉利用掲示>
●生源泉湯:
 加温、循環ろ過、塩素消毒はしていません。
●源泉あつ湯・源泉岩風呂・寝湯・寝ころび湯・足湯・壷湯:
 加温しています。循環ろ過・塩素消毒はしていません。
●桧湯:
 加温、循環ろ過、消毒消毒しています。

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清河寺温泉続報 〔 2006年2月24日レポ 〕

平日夜にはじめて行ってみました。
回数券買ってしもた。回数券買うと無料招待券を1枚もらえます。(2月末まで)

お湯は前回レポと近いですが、源泉岩風呂のアワつき量は前回より増えていて、湯口のガス臭と焦げ臭が強まり浴感がパワーアップしています。
生源泉湯は32℃とぬるく、ザコザコオーバーフローながら、アワつきはあいかわらずほとんどありませんでした。
連れによると女湯の生源泉湯はアワつき好調だったそうですが、他の浴槽ではアワつきは感じられなかったそうです。

前回レポでは、「源泉岩風呂のアワつきは、加温による重曹分の分解で発生した炭酸ガスによるものかも?」と書きましたが、そうだとすると、さらに加熱のつよい源泉あつ湯で、もっとアワつきがみられるはずです。

そこで、大胆な(笑)推理をしてみました。
1.源泉供給ラインは2系統ある。
2.ひとつはメタンガス除去を強くかけていて、もうひとつはさほどかけていない。
3.メタンガス除去のすくないラインは、女湯生源泉湯と男湯源泉岩風呂でつかい、多いラインはその他のかけ流し槽でつかっている。

これで、男湯と女湯の生源泉湯のちがい、男湯源泉岩風呂の特異なアワつき、男湯生源泉で鮮度感あるのにアワつきがない理由などが説明できますがどうでしょう???。
ぜんぜん違うか・・・ (^^;;
生源泉湯は入り心地よくいくらでも入れそう、源泉岩風呂はお湯がいきいきとしていてパワーがあります。どちらもいいですが、個人的には源泉岩風呂のほうが好きかな。

〔 2012/05/22内容補強のうえUP (2006/02/05レポ (2006年2月のオープン以来数十回入湯)) 〕


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■ 清河寺温泉 「いずみの湯」 (仮設浴場)

 

清河寺温泉 「いずみの湯」
※ 現在、新施設オープン、当施設は撤去済 / 下記は体験入浴実施時のデータ
住 所 :埼玉県さいたま市西区大字清河寺683−4
電 話 :不掲載
時 間 :11:00〜22:00、毎時00分から50分間の貸切入浴(予約制)
料 金 :無料(体験入浴)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

人気日帰り施設、「さいたま清河寺温泉」の前身の仮設浴場。
2003年秋、仮設浴場に入浴したときの(※ 現在施設撤去済)レポです。
記録の意味で、画像を追加してリニューアルアップします。

 
【写真 上(左)】 体験入浴の案内
【写真 下(右)】 道路側から

パチンコ店が掘り当てた温泉に、仮設浴場で体験入浴できるのでいってみました。
場所は、R17新大宮バイパスとR16が合流する「宮前IC」の西北、「清河寺」の六叉路から県道216上野さいたま線を上尾方向に少し走った右手(カインズホームの少し手前)にある「パチンコCube」の敷地内です。

 
【写真 上(左)】 裏側から
【写真 下(右)】 ご挨拶

空いていれば飛び込みでも入れますが、けっこう人気のようなので、TEL予約がベターかと。
パチンコ店の景品カウンターで住所氏名を書いて申し込み、浴場のカギを受け取ります。毎時00分から50分間の貸し切り入浴ができます。

駐車場の道路ぎわにある仮設浴場は、トタン板で囲まれた露天ですが、屋根つきの脱衣所にはロッカーもあります。
持ち帰り用に分析書コピーが置いてあるのはえらい!

 
【写真 上(左)】 立派な分析書
【写真 下(右)】 全容

ベンチや観葉植物やパラソルなどもおいてあり、仮設にしては余裕のあるつくり。

 
【写真 上(左)】 水風呂
【写真 下(右)】 水風呂の掲示

細長い露天ゾーンには人工芝が敷いてあり、左手に木樽の1人用の浴槽が3つでややぬるく、これは非加温の源泉槽でしょう。
右手には、かけ湯槽と水風呂(地下300mからの天然水)とかがり火(温泉とともに噴出する天然ガスを燃焼)。

 
【写真 上(左)】 かけ湯槽
【写真 下(右)】 かがり火

さらにおくには、やや大きめの木樽風呂(1-2人)がふたつ。左が適温槽で右手が高温槽、適温槽には非加温源泉と加温源泉のパイプ、42℃くらいの高温槽には加温源泉のパイプのみが引かれています。

 
【写真 上(左)】 手前の非加温3槽
【写真 下(右)】 おくの加温2槽

 
【写真 上(左)】 おくの右、高温槽
【写真 下(右)】 おくの左、適温槽

どの浴槽も塩ビパイプから注(投)入で、当然オーバーフローの源泉かけ流し。床は川状態。とくに一番おくの非加温槽は、30L/minほども投入のザンザコかけ流しで鮮度感はピカ一。

 
【写真 上(左)】 おくから非加温3槽
【写真 下(右)】 非加温槽(おく)

お湯はすばらしいものです。(ほとんど非加温槽にいたのでその様子です)
緑灰色ささにごりのお湯は、気泡でさらに白濁。気泡は非加温槽で多いですが加温槽にもあり。
遊離炭酸=13.2mgなので、この気泡は炭酸ガスではなく、窒素などの気体によるものでしょう。

 
【写真 上(左)】 非加温槽(中)
【写真 下(右)】 非加温槽(手前)

入ったとたん全身がアワアワに包まれます。すごい量で、アワつきで有名な韮崎旭や山口を軽く凌駕しています。
拭っても次の瞬間にはアワがつき始め、湯面では気泡がはねています。

 
【写真 上(左)】 ただようアワアワ
【写真 下(右)】 アワまみれの手

肌をなでるあわあわがくすぐったくてサイダーに浸かっているよう。
弱塩味+微重曹味+明瞭なだし味。金気臭にかすかなモール?臭は、甲府の自噴泉群のイメージに近いもの。分析書データより鉄分がつよい感じです。

 
【写真 上(左)】 気泡でにごる非加温槽
【写真 下(右)】 ザンザコです

お湯じたいにも重曹泉系のツルすべがありますが、アワつきのぬるぬるがすごいです。
浴中は清涼感ある軽やかな浴感で長湯できますが、浴後はのどが乾きどっしりときてあとを曳きまくります。さすがに総計5g/kg近い力のあるお湯です。

体験入浴は10月末日までで、その後入浴施設の建築に着手するよう。
「保健所の許す限り『100%天然温泉掛け流し』をめざし新施設をたちあげていきたい」とのはり紙があったので期待できそうです。
浴後書いたアンケートにも、「非加温源泉かけ流し槽」の設置をお願いしてきました。
優良スペックなので可能性は充分あるかと・・・。

〔 源泉名:清河寺温泉 〕 <H11.7.27分析>
Na-塩化物温泉 38.3℃、pH=7.71、480L/min掘削揚湯、成分総計=4.690g/kg
Na^+=1580mg/kg (91.97mval%)、Ca^2+=71.6、Fe^2+=0.4、Cl^-=2343 (87.33)、HCO_3^-=576.6 (12.49)
陽イオン計=1695 (74.73mval)、陰イオン計=2925 (75.68mval)、メタほう酸=8.1 、遊離炭酸=13.2

●現在、T岡設計の設計により新施設を建設中で開業は2006年1月の予定。
パースを見る限り典型的なスパ銭になりそうなので、どこまで源泉が活かせるか興味ぶかいところです。

●新施設「さいたま清河寺温泉」は2006年2月2日グランドオープンしています。
(→ 新施設「さいたま清河寺温泉」のレポ

●仮設浴場に入浴した温泉好きの声の多くは「非加温源泉かけ流し槽」の設置だったようで、これは、新施設で「生源泉湯」として見事実現されました。
この浴槽は新施設屈指の人気浴槽となり、埼玉県を中心に小ブームとなった「ぬる湯源泉かけ流し」のはしりとなりました。

〔 場内掲示 〕
約二ヶ月の間の「無料体験入浴」は、ご満足いただけましたでしょうか?
大変ご好評頂いておりましたが、10月31日をもちまして終了とさせていただきます。
ご入浴された皆様方のご意見、ご指導を参考にさせていただき、保健所の許す限り「100%天然温泉掛け流し」をめざし新施設をたちあげていきたいとスタッフ一同頑張ってまいります。
どうぞ新しい清河寺温泉にご期待ください。
清河寺温泉「いずみの湯」

一郷一会100名湯

〔 2012/05/22画像補強のうえUP (2003/10/04レポ (2003/10入湯)) 〕


E139.35.7.080N35.55.49.919
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■ 大丸温泉 「大丸温泉旅館」

 

大丸温泉 「大丸温泉旅館」
住 所 :栃木県那須郡那須町湯本269
電 話 :0287-76-3050
時 間 :11:30〜14:30(受付終了) / 不定休(事前確認必須)
料 金 :1,000円
オフィシャルHP
紹介ページ (MAPPLE トラベル)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (ぐるなびトラベル)
紹介ページ (るるぶトラベル)
紹介ページ (じゃらんnet)
紹介ページ (那須温泉旅館協同組合)
紹介ページ (温泉みしゅらん)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

※ 浴場内カメラ持ち込み不可なので、浴場の写真はありません。こちらをご覧ください。

那須温泉郷のいちばん上、茶臼岳中腹の標高1,300mに位置する、”川の露天”で有名な創業二百年の老舗人気旅館です。
日帰り対応もしていますが、天候の関係などで中止とすることもあり、じっさいこれまで2度トライしてロスト。3度目でようやくの制覇となりました。

 
【写真 上(左)】 大丸への道
【写真 下(右)】 駐車場下から

 
【写真 上(左)】 衝撃の「本日休館」看板(笑)
【写真 下(右)】 日帰り案内看板

大丸の展望台駐車場に駐車し、坂道を谷筋の宿に向かっておりていきます。
白土川(この白土川が”温泉の川”です)の小沢をはさんで、右手が母屋、左手が浴場棟、橋をわたって正面に玄関の絶妙なアプローチ & 高級旅館的たたずまい。

 
【写真 上(左)】 入口
【写真 下(右)】 高級旅館の趣

GW中につき、なかばあきらめモードで突入するも意外にもOK。
ただ、館内は日帰り客でごった返していました。

 
【写真 上(左)】 玄関
【写真 下(右)】 建物の下を流れる白土川

下駄箱は日帰り客と宿泊客で分離され、日帰り客用のはスリッパが備えられています。
玄関左手の帳場で受付。人気宿なのでタカピーな応対かと思いきや、丁寧な接客で好感。
こんなところにも人気の理由があるのかも。
ここは「日本秘湯を守る会」会員宿で、同じく会員の人気宿、福島の二岐温泉「大丸あすなろ荘」は”だいまる”と読み、こちらは”おおまる”と読みます。

 
【写真 上(左)】 玄関先の案内板
【写真 下(右)】 日本秘湯を守る会会員宿のスタンプ

帳場おくの廊下を左手に進むと飲泉所で、「桜の湯」源泉を飲むことができます。
さらに進むと分岐があり、右手にいくと女湯、左手が男湯。
女湯は階段を上るので全体に男湯より高い位置にありそうです。
また、男湯へのアプローチで白土川を渡るので、男湯は右岸、女湯は左岸にあります。

 
【写真 上(左)】 飲泉所
【写真 下(右)】 浴場へのアプローチ

館内は暖色系間接照明やちょっとした意匠がきいて、シックな和の雰囲気。
このあたりの環境づくりはさすがに老舗旅館です。
ちなみにここは明治時代にかの乃木希典将軍が毎年湯治に訪れたという格式ある旅館で、廊下などに宿の歴史を語る写真が掲示されています。

 
【写真 上(左)】 和シックな館内−1
【写真 下(右)】 和シックな館内−2

 
【写真 上(左)】 渋い意匠−1
【写真 下(右)】 渋い意匠−2

休憩スペース左手の暖簾の先が男湯。
扉を開けると左手が脱衣所、右の階段を上がると休憩所があります。

 
【写真 上(左)】 休憩スペースと男湯入口
【写真 下(右)】 男湯のサイン

13時過ぎにいったときには、入口にスリッパが折り重なり、脱衣所はごった返し。
辟易して、一旦、館内のそば処でそばを食べたあと、13:40ころに再トライ。
スリッパの数はさきほどの半分くらいに減っていました。

 
【写真 上(左)】 シンプルなそば処のメニュー
【写真 下(右)】 男湯の暖簾

ここは11:30から日帰り受付、14:30に受付終了し、15:00までに退館のシステム。
内容からして、一浴客よりじっくり過ごす客が多そうなので、早めの時間が混み、遅くなるにつれ空いていくようです。
じっさい、14:40過ぎにはあの広い浴場にわたし1人の独占状態でした。

 
【写真 上(左)】 男湯入口
【写真 下(右)】 お風呂のご案内

脱衣所の扉を開けると内湯『笹の湯』。ここの浴場で男性専用はこの『笹の湯』だけです。
さほど広くはないものの落ちついた風情の浴場で、右手手前と左手窓側の2槽がとなりあってあります。

露天への扉を開けると一気に別世界。
白土川がせきとめられて池のようになった川面すべてが露天風呂です。
川の露天というと、関東周辺では群馬の尻焼温泉や長野・秋山郷の切明温泉が知られていますが、川が露天風呂としてここまできっちり収まった例は関東では記憶にありません。

まずは露天の全貌を・・・。
川筋に沿って配置された露天はすべて混浴で、バスタオル巻き入浴可。
下から『白樺の湯』、『あじさいの湯』、『あざみの湯』で、上流側の『あざみの湯』から小滝を成しつつ流れ込んでいます。

入湯前はなんとなくむやみに広くて大味な露天を想像していましたが、入ってみると立体感や奥行きがあって、浴槽ごとのもち味もちがう、湯めぐり楽しい露天でした。

なお、女湯ゾーンは、下から『相の湯』(貸切・日帰り客不可)、『桜の湯』(内湯)、『石楠花の湯』(屋根付露天)、『山ゆりの湯』(屋根なし露天)という構成。
女性は貸切風呂を含めると、じつに7つもの浴槽を楽しめるわけで、なるほど女性に人気があるのもわかります。

では、男湯・混浴露天について浴槽ごとにいきます。
(右・左は下流からみた方向で、右岸・左岸とは逆です。)
HPによると冬期の露天は下記のとおり
 『山ゆりの湯』は、冬期間中 (1月上旬〜4月中旬まで) 積雪が多いため一時閉鎖。
 『あざみの湯』は、冬期間中(12月上旬〜4月中旬まで)積雪が多いため一時閉鎖。

<内湯・笹の湯/手前浴槽>
木枠伊豆石敷8-9人ほどで、(たしか)石の湯口からやや熱湯を投入しスリット?からの排湯。
ややぬるめのお湯はほぼ無色透明で芒硝石膏味臭。窓側浴槽より芒硝気がつよいように感じました。
よわいとろみときしきしの硫酸塩泉らしい湯ざわり。
GWで混んでいたせいか、お湯はやや鮮度感に欠けていたような・・・。

<内湯・笹の湯/窓側浴槽>
木枠伊豆石敷6-7人ほどで、石膏の析出がでた石組の湯口からやや熱湯を投入し側溝への上面排湯。
ほぼ適温のお湯は無色透明で石膏芒硝味臭。手前浴槽より石膏気がつよいかな?。
ここもよわいとろみときしきしで、お湯の鮮度にやや生彩を欠いていたような・・・。

<露天下段/白樺の湯>
白土川をせきとめた数十人はいける大ぶりな露天で、石組に湯底は砂地と石がまじった河床そのもの。おくの右手にたたずむ東屋がいいアクセント。
川なので、当然浅いところとふかいところがあり、岩組は赤茶に変色し、少量ながらイガイガ石灰華も。

上流『あじさいの湯』湯からの大量流れ込みと、右手下流側に石組湯口から木升に熱湯を落とし込んでの投入。
手元のガイド写真では、左手山側の樋から打たせ湯が落とされているがこの日はなし。
このほか、左手なかほどから相当量の水の投入と、『あじさいの湯』からの流れ込み口あたりの岩底からぬる湯の湧出。
(ほかにも湧出があると思うが広すぎて探索断念(^^;))

湯温は場所によりさまざまですがおおむねややぬる。
一番熱いのは右手木升湯口そば、一番ぬるいのは左手の水が流れ込んでいるあたり。
とくに左手から流れ込む水は冷たくて量も多いので、流入口あたりに陣取ると半分水風呂状態が楽しめる。

お湯はうすく赤茶に懸濁し、うす茶の浮遊物。
木升への投入湯はゲキ熱でろくに味見できなかったが、おそらく重炭酸土類泉系の旨味が感じられるのでは?
香りも焦げ臭に金気がまじる重炭酸土類泉系。(さほどつよくない。)
湯ざわりも重炭酸土類泉的なぎしぎし感と、よわいながら肌にくい込むような質感も感じる。

<露天中段/あじさいの湯>
上流『あざみの湯』から流れ込む石組河床仕様7-8人の浴槽で隠れ湯的。
下流『白樺の湯』への流し出しで、たぶん岩底からお湯の湧出があると思うが詳細不明。
ここのお湯は、『白樺の湯』より重炭酸土類がつよい感じか・・・。
じっさい、『あじさいの湯』の上部あたりから岩組がいきなり赤茶に変色しているので、このあたりは重炭酸土類系の泉源があるのだと思う。

<露天上段/あざみの湯>
上流から流れ込むぬるい川を受ける石組河床仕様20人ほどの浴槽。
まわりはクマザザ生い茂る山の斜面で野趣たっぷり。あかるい雰囲気のいい露天。
川の上流側には立派な仕切があり行けないようになっている。
(この上流右手がおそらく女湯の『山ゆりの湯』にあたる。)

上流からの流れ込みと右手上流側の岩肌を伝ってゲキ熱湯のポタポタ投入。
このあたりの岩のすきま数ヶ所からも熱い源泉が湧出している。
下流『あじさいの湯』への流し口に水門があり、これで水量調整(=湯温調整?)しているかと思われる。

湯温は本流筋の左手でぬるめ、熱湯湧出のある右手上流側でやや熱。
右手上流側に大石があり、これに背をもたれさせつつ浸かるのが一番快適かな。

ここのお湯は、下の2槽とはニュアンスがちがって硫酸塩泉系。
芒硝石膏味臭が明瞭で、湯中の指先も青白く発光し、きしきしとした湯ざわりにとろみも・・・。
大量加水あると思うにあたたまり感はかなりのもの。

<女湯系>
連れのはなしによると、どの浴槽も無色透明で硫酸塩泉では?といっていた。
お湯は上流の『山ゆりの湯』がいちばんいいと思うけれど、樋から水をたくさん入れていたし長湯してもヘタらなかったので、それほど濃くはないのでは・・・?とのこと。
『あざみの湯』の上流にある『山ゆりの湯』は、大丸泉源地帯にあるのでは?と思ったが、お湯は岩の湯口数ヶ所からの投入で、底からの湧き出しはよくわからなかったとの由(^^;)
『山ゆりの湯』は”川の中の露天”という感じではなかったけど、ロケーションは抜群とほめていた。

〔 お湯について 〕
↑のように、『あざみの湯』と女湯系は硫酸塩泉系、『あじさいの湯』と『白樺の湯』は重炭酸土類型のイメージがでていると思われます。
お宿では硫酸塩泉系の「桜の湯」の分析書しか確認できませんでしたが、自遊人Webの『温泉分析書 図書館』には「川の湯」という別源泉も掲載されています。

「桜の湯」は、ほぼピュアな硫酸塩泉系。
「川の湯」は、硫酸塩メインながらも副成分的に炭酸水素塩がまじります。
(ともに泉質名は単純温泉で、陽イオンにCaやMgなどを含む。)
炭酸水素塩は陽イオンにCaやMgなどの土類がいると、たちまち重炭酸土類泉的イメージを発するので、おそらく『あじさいの湯』&『白樺の湯』は「川の湯」源泉メインでは。(木升湯口の湯温にちと疑問は残るが・・・)

でもって、硫酸塩泉系イメージのあるそれ以外の浴槽は「桜の湯」が主力源泉ではないでしょうか。
じっさい『あざみの湯』のポタポタ湯口と飲泉所(桜の湯)の味はかなり近いものがありました。
(ほかに分析されていない自然湧出泉もあると思う。)

----------------------------------------------------------------------
カラン8、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
GW14時で10人以上〜独占。

客層はGWということもあってか行楽客的。若いカップルがかなり入り込んでいました。
女湯からのアプローチが『あじさいの湯』のよこなので、どうしてもここがカップルの溜まり場になります。
個人的に混浴はあまり好きではないので、どうも落ちつきません(笑)。
ここは夜のほうがじっくりと入れるのでは?

 
【写真 上(左)】 脱衣所2階の休憩所
【写真 下(右)】 冬の外観

浴槽ごとの湯質の変化は面白いものの、加水もあるし、はっきりいって「絶妙にいい」といったレベルのものは感じられせんでした。
(この後攻めた「ニューおおたか」(「相の湯」源泉使用)が異様に好みのお湯で、ここのイメージがかすんでしまったということもあるかも・・・)

また、内湯『笹の湯』のどちらかの浴槽に「川の湯」源泉を入れると泉質的に変化がでるような感じもしました。(析出がでるのでメンテが大変か・・・)

でも、”川の露天”のロケは希有のものだし、料理の評判もいいし、落ちついた大人の雰囲気を満喫できそうなので、トータルで満足度の高いお宿なのだと思います。

〔 源泉名:桜の湯 〕 <H13.11.14分析>
単純温泉(Ca・Na-SO4型) 78.6℃、pH=7.1、177.5L/min自然湧出、成分総計=0.897g/kg
Na^+=54.0mg/kg (29.53mval%)、Mg^2+=19.0 (19.66)、Ca^2+=67.8 (42.47)、Fe^2+=0.0、Cl^-=1.9 (0.66)、HS^-=0.0、SO_4^2-=378.3 (97.40)、HCO_3^-=9.2 (1.87)
陽イオン計=166.7 (7.96mval)、陰イオン計=389.6 (8.09mval)、メタけい酸=318.8

自遊人『温泉分析書図書館』より「川の湯」源泉の分析書データを抜粋引用します。
------------ 引用データ ------------
〔 源泉名:川の湯 〕 <H15.7.30分析>
単純温泉(Ca・Na・Mg-SO4・HCO3型) 38.0℃、pH=7.5、200L/min自然湧出、成分総計=0.362g/kg
Na^+=16.9mg/kg (22.70mval%)、Mg^2+=8.0 (20.33)、Ca^2+=33.8 (52.08)、Fe^2+=0.0、Cl^-=3.0 (2.68)、HS^-=0.1、SO_4^2-=107.7 (70.87)、HCO_3^-=49.7 (25.74)
陽イオン計=65.0 (3.24mval)、陰イオン計=161.4 (3.16mval)、メタけい酸=132.8
------------ 引用データおわり ------------

〔 脱衣所掲示 〕
歴代館主が200年以上前から守り続けてきた湯の恵み。
当源泉は那須御用邸にも引湯されており、その成分はメタケイ酸を多く含有し保温成分が高く古くから美人の湯と云われております。(以下略)

■ブランドグルメ
〔 ジョイア・ミーアのイタリアン 〕
やんごとなき方々もお忍びで訪れるという那須の人気イタリアン。
薪釜で一枚一枚焼き上げる手作りピッツァのレベルも高いですが、個人的には海の幸ドリアと地鶏のあぶり焼きガーリック風味にインパクトを感じました。
名うての人気店なのでプライムタイムを外していくのがポイントか?

〔 2012/05/11UP (2012/05入湯) 〕


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”来る曲” J-POP Female Vers.

突然ですが、”来る曲” J-POP Female Vers.です。

それにしても、このところのJ-POP Fem. Vocalって、
どうしてこんなにメロディアスでセツナ系なんだろう。
これは世界で売れると思うが・・・。

今回は余計なコメントつけませぬ。じっくりきいてみてください。

※ You-Tubeの試聴(クリック)は自己責任にてお願いします。
※ 気に入ったら買ってあげてね。

01.A PLACE IN THE SUN〜The Days I Spent With You - 今井美樹


02.小さなてのひら - riya


03.Way To Love - 唐沢美帆


04.最後の恋 - erica


05.Best Friend - 西野カナ


06.By Your side - 西野カナ


07.Because - LGYankees feat.中村舞子


08.Let Go - 中村舞子


09.compass - 川嶋あい


10.Voice 〜辿りつく場所〜 - タイナカサチ


11.最高の片想い - タイナカサチ


12.Aozora - Lia


13.きっと - 藤田麻衣子


14.瞬間 - 藤田麻衣子


15.千年の恋 - 杏里
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■ 新木鉱泉 「新木鉱泉旅館」

 

新木鉱泉 「新木鉱泉旅館」
住 所 :埼玉県秩父市上山田1538
電 話 :0494-23-2641
時 間 :12:00〜21:00
料 金 :900円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (じゃらんnet)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

秩父札所四番金昌寺にほど近いところ、現女将は9代目という秩父を代表する老舗旅館で、これまで幾度となく入っている近場のお気に入りです。
文政十年のむかし、初代おきくばあさんが鎮守様(恒時神社)のお導きで発見したという古いお湯で、「御代の湯」ともいわれ「秩父七湯」のひとつに数えられています。
ちなみに「秩父七湯」とは、どうやら新木の湯・鳩の湯・柴原の湯・千鹿谷の湯 <以上現存> 鹿の湯(白久)・梁場の湯・大指の湯を云うらしいですが、和銅や不動の湯が入っていることもあり固定化されていないようです。

 
【写真 上(左)】 由緒書(旧)
【写真 下(右)】 由緒書(新)

火山もなく、高温泉も少ない秩父は温泉のイメージがうすいエリアですが、古くから「秩父七湯」をはじめとする自然湧出や浅井戸の鉱泉群があって、秩父札所巡りの宿として親しまれてきました。
その多くは”たまご水”といわれる硫黄を含んだアルカリ性のヌルすべ冷鉱泉ですが、湧出量は多くなく、源泉をいいコンディションで味わえる施設は稀少。
新木鉱泉は、そんな数少ないお湯のひとつとして温泉好きに知られています。

 
【写真 上(左)】 高篠温泉郷のお湯
【写真 下(右)】 梅紫色の看板が目印

場所は秩父市内東部、”高篠鉱泉郷”といわれる一画にあります。
県道82長瀞玉淀自然公園線からすぐですが、細い路地をたどっていくので要注意。
県道沿いに看板がでています。
Pは建物前と手前にありますが、建物前は宿泊者メインのようなので、日帰りは手前に停めたほうがいいかも。

 
【写真 上(左)】 和シックな外観
【写真 下(右)】 いい味をだしています

木造民芸調の重厚な建物は独特の風情があり、館内もしっとりと落ち着いた和風旅館の雰囲気。
訪れるたびに綺麗になっていくようで感心します。

 
【写真 上(左)】 玄関脇のサイン
【写真 下(右)】 小道具が効いています

帳場で受付し、右手別棟の湯屋棟へ向かいます。
かわいい太鼓橋を渡った正面左が男湯、右が女湯の固定制です。

 
【写真 上(左)】 帳場
【写真 下(右)】 右手が湯屋棟

以前は太鼓橋手前の小スペースは休憩所(待合せ所)として提供されていましたが、いまはエステができています。
また、別に日帰りでも利用可能(3,150円/h)の貸切風呂もあります。

 
【写真 上(左)】 湯屋棟
【写真 下(右)】 以前の休憩所

 
【写真 上(左)】 太鼓橋2003
【写真 下(右)】 太鼓橋2007

細長い脱衣所はガラスを介して内湯に面した棚式。
蔵造り調のシックな内湯は天井高くこもりもなく、きもちの落ちつく空間に仕上がっています。
すぐ外にある露天は、木塀越しに前に広がるのどかな畑の景色を眺めながら入れるもので、夕暮れどきなど風情ある湯あみを楽しめます。

 
【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 サウナ

内湯(木枠石貼7-8人、ジェット3付)、源泉水風呂(樽造1人)、サウナ、メイン露天(木枠伊豆石貼円形2-3人)、小露天(陶製1人)。
以前の露天は、メイン露天(木造円形2-3人)、小露天×2(木造各1人)と3槽ありましたが、いまはリニューアルされて2槽になっています。
なお、連れの話をきくと露天は女湯のほうがゆったりしていそう。
サウナは源泉水風呂入浴用に設置されたもので、ビシっと熱めできもちがいいです。

 
【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 源泉水風呂

カラン8、シャンプー、ドライヤーあり。
人気宿で日帰り客もけっこう入るので、夕食前など混むときもありますが、わたしはほとんど18時以降にいくので、たいてい独占かせいぜい3人程度と空いています。

 
【写真 上(左)】 露天
【写真 下(右)】 以前の露天

ここの浴槽は比較的コンディションの変化が激しいのですが、最近(2012/04)入ったときはメイン露天がかなりいいコンディションになっていました。(内湯はうすい感じだった。)

 
【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 メイン露天の湯口

お湯はコンディションがいいときは青みがかってうすく白濁。
甘いイオウ臭と燻したような臭いが混ざった独特の温泉臭があります。

 
【写真 上(左)】 入りごこちのいい内湯
【写真 下(右)】 渋い桶

源泉槽以外は槽内注吸湯ありでオーバーフローなく、たぶん循環ですがカルキ臭はほとんど感じられず。
タイミングにより湯口から源泉を投入することもあるようです。
アルカリ性のヌルすべと重曹系のツルすべが明瞭で、湯あがりさっぱりでお肌すべすべになる典型的な美人の湯です。

 
【写真 上(左)】 メイン露天
【写真 下(右)】 小露天

でも、ここはなんといっても内湯にある源泉水風呂が出色かと。
コックをひねって冷たい源泉を自分で溜めます。
Maxで5L/min程度の吐水量ですが、浴槽がちいさいのですぐにオーバーフローします。
投入口にはコップがあって飲泉もできます。

 
【写真 上(左)】 溜め中の源泉水風呂
【写真 下(右)】 源泉水風呂の湯口

明瞭な甘イオウ臭とたまご味は”たまご水”の面目躍如。
甘〜いイオウ臭香るヌルすべたまご水にかけ流し状態で入れるこの浴槽は、秩父でも屈指のものかと思います。

 
【写真 上(左)】 旧分析書
【写真 下(右)】 文句なしの美人の湯

なお、以前は昭和38年の分析書しか見あたりませんでしたが、平成17年1月に分析がなされ、総硫黄6.1mg/kgの堂々たる硫黄泉であることが証明されています。

 
【写真 上(左)】 露天からの景色
【写真 下(右)】 夜の玄関

〔 源泉名:新木鉱泉 〕 <H17.1.17分析>
単純硫黄冷鉱泉(Na-HCO3型) 14.8℃、pH=9.4、8.5L/min自然湧出、成分総計=0.599g/kg
Na^+=156.1mg/kg (94.83mval%)、Cl^-=17.1、OH^-=0.3、HS^-=6.1、チオ硫酸イオン<0.1、SO_4^2-=56.5 (16.50)、HCO_3^-=295.6 (67.69)、CO_3^2-=7.1
陽イオン計=161.9 (7.16mval)、陰イオン計=391.7 (7.15mval)、硫化水素=<0.1

■源泉槽の横に下記のような説明板があります。
含硫黄アルカリ泉(?)
1.5℃、pH=9.5、11.4L/min、蒸発残留物=45000PPM、ヒドロ炭酸=34400PPM、総硫黄=5.71PPM <S38.11.12分析>

〔 由来 〕(オフィシャルHPより)
新木の名称は、荒木丹下という悪党が四番・金昌寺のご本尊により改心させられ、仏道に帰依したところから金昌寺は別名新木寺とも呼ばれ、それが当館の名ともなったとのいわれがあります。
その新木鉱泉の創業は江戸時代、文政10年(1827年)にさかのぼります。

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一郷一会100名湯

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。

■ブランドグルメ
〔 みな寿しの岩魚すし 〕
秩父の岩魚をつかった上品な押し寿司で、新木鉱泉にも近い大野原にお店があります。
個人的に好物(^^)で、道の駅「ちちぶ」で見つけるとたいてい買って帰ります。

〔 2012/05/04リニューアルUP (2000年以前から幾度となく入湯) 〕


E139.6.47.075N36.0.24.418
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■ 勝浦うばら温泉 「かんぽの宿 勝浦」

 

勝浦うばら温泉 「かんぽの宿 勝浦」
住 所 :千葉県勝浦市鵜原2183-5
電 話 :0470-76-3011
時 間 :10:30〜20:00 (繁忙期等利用制限あり要事前確認)
料 金 :800円
オフィシャルHP
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (るるぶトラベル)
紹介ページ (じゃらんnet)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

勝浦市鵜原の高台にある自家源泉のかんぽの宿が日帰り対応するもの。
勝浦市には意外に自家源泉の施設がたくさんあってここもそのひとつ。
海沿いを走るR128からも見えるし、看板も完備しているので迷うことはないでしょう。

「かんぽの宿」らしい白亜の大規模建物でPもたっぷり。
緑濃い高台から太平洋を望む抜群のロケで、なるほど「高原リゾートとマリンリゾートの両方の魅力を兼ね備えています。」(HPより)とうたうだけのことはあります。
観光地勝浦、海の幸を活かした料理も売りのようで、人気が高そうな施設です。

 
【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 内湯浴場

男女別の浴場は左手が男湯、右手が女湯。べつに専用露天風呂(温泉)付和洋室があります。
脱衣所はゆったりで団体客対応も万全。

窓の広いあかるい浴場で、窓越しに海がみえます。
左手扉から出る露天はさらに眺望絶佳で、やわらかくうねる丘陵越しに青く輝く太平洋が一望できます。
これだけ開放感あふれる露天はそうはありません。

 
【写真 上(左)】 開放感あふれる露天
【写真 下(右)】 露天からの眺望

内湯ゾーンは内湯(黒みかげ石&水色タイル枠鉄平石敷10人以上、やや熱)ととなりあってジャグジー槽(同3-4人)。べつに真湯でカルキつよめの機能浴槽があります。
露天ゾーンに露天(丸石造5-6人、適温)1槽。

カラン13、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
正月14時で3人〜15人、グループ客が多いので入り込みに波があります。

 
【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 内湯の湯口

内湯はクリーム&うす茶に色づいた石の湯口から投入でオーバーフローないので、槽内排湯とみました。
露天はクリーム&茶色に変色した岩組の湯口から投入で軽いオーバーフロー+側面吸湯?。

 
【写真 上(左)】 露天
【写真 下(右)】 露天の湯口

お湯は緑がかった透明のお湯に茶色の浮遊物とこまかな気泡がただよい、ともにアワつきがあったのにはびっくり。(ただし、給湯過程による気泡だと思う。)
ともによわい塩味重曹味。

 
【写真 上(左)】 露天の湯色
【写真 下(右)】 内湯の湯色

内湯はかすかな磯の香と薬品臭、露天ではあざというがい薬臭を感じました。
感じからして、露天のほうが消毒つよめかと・・・。
内湯は消毒気あるといっても気になるほどではなく、かんぽ系にしてはいい湯づかいでは?
ジャグジー槽は内湯・露天とくらべるとややうすめかと思います。

 
【写真 上(左)】 内湯の湯口&湯色
【写真 下(右)】 掲示

きしきしとツルすべを兼ね備え、重厚な浴感があってよくあたたまります。
温泉に入った!、という感じのお湯なので宿泊客も満足では?

 
【写真 上(左)】 機能浴槽
【写真 下(右)】 泉源施設?

なんといっても黒潮おどる太平洋を望むロケは抜群なので、オーシャンビュー露天好きにはたまらない施設かと思います。

〔 源泉名:勝浦うばら温泉 〕 <H15.4.22分析>
Na-塩化物冷鉱泉 22.9℃、pH・湧出量不明(1,500m掘削揚湯)
Na^+=1589mg/kg (93.84mval%)、Ca^2+=65.4、Fe^2+=0.4、Cl^-=2470 (94.39)、Br^-=6.8、I^-=2.4、SO_4^2-=21.4、HCO_3^-=178.8、CO_3^2-=18.6、メタほう酸=26.1
※ 分析書に成分濃度関係の掲示はみあたりませんでしたが、主要成分(Na、Cl)だけでも4g/kgを越えているのでなかなかの濃度です。

<温泉利用掲示>
加水:あり(湯張り時のみ) 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり
※一部浴槽には真湯を使用しています。

〔 脱衣所掲示 〕
天然温泉のため浴槽内に湯の花が散見されることもありますがご了解下さい。

■ブランドグルメ
〔 勝浦産コシヒカリ(勝浦米) 〕
あまり知られていないですが、千葉は質のいい米の産地でいくつかの銘柄米があります。
勝浦市のオフィシャルHPで、カツオ、なまり節(カツオは日本有数の水揚げ港)などとともに米(コシヒカリ)が「非常に美味しい勝浦米」と紹介されているので、相当のものがありそうです。
「常温除湿乾燥方式のライスセンターで米本来の味を逃さず乾燥調整し、販売」しているとのことです。
(勝浦市オフィシャルHPなどを参考。)

〔 2012/05/04UP (2008/01入湯) 〕


E140.16.28.200N35.8.48.820
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■ 梅ヶ島温泉 「さつき苑」

  

梅ヶ島温泉 「さつき苑」
住 所 :静岡県静岡市葵区梅ケ島5255-9
電 話 :054-269-2010
時 間 :7:00〜19:00
料 金 :500円
オフィシャルHP ← 音がでます
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (じゃらんnet)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

静岡有数の名湯、梅ヶ島温泉は安倍川の上流、山ふところふかくにあります。
南アルプスも南に下ったこのあたりの山は、通称”安倍奥”といわれ、2000メートル級の山々がふかい渓谷を刻んでいます。
梅ヶ島温泉は1700年ほど前に発見されたと伝えられる古湯で、武田信玄公の隠し湯としてつかわれ、近くに金山があったことから「黄金の湯」と呼ばれたこともあります。

 
【写真 上(左)】 林道の交通情報板
【写真 下(右)】 林道からの景色

静岡市といってもすぐ上の安倍峠を越えれば甲州、身延で、静岡よりも距離的にははるかに近いです。
この日も身延から林道豊岡梅ヶ島線経由で安倍峠を越えてのアプローチ。
ただ、この林道はたびたび通行止めとなるので要注意。事前確認必須です。
(例年、晩秋〜GW頃まで冬期閉鎖、夜間通行止、道は急傾斜ワインディングで路面は荒れ気味ながら全線舗装。ただし落石なども多く走行は自己責任で・・・。)
通行情報、照会先:055-240-4148/峡南林務環境事務所治山林道課

 
【写真 上(左)】 安倍峠
【写真 下(右)】 梅ヶ島温泉

ふつうは静岡側からのアプローチとなりますが、静岡駅からバスで1時間45分、マイカーでも東名、静岡・清水の各ICから優に1時間はかかります。
ただ、2012/04/14に開通した新東名の「新静岡」ICからは、距離的に近く街なかを通らないのでアクセスはかなり改善されています。

 
【写真 上(左)】 山手のお宿
【写真 下(右)】 浴場入口

湯宿は安倍川沿いと山手に点在し、ここは山手に位置します。
日帰り受付している宿も多いので迷いましたが、なんとなくお湯のよさげなここにしました。
(老舗の「梅薫楼」が有名ですが、ここはまたの楽しみに・・・)

全8室のこぢんまりとしたお宿で、外観はやや古びているものの、館内はよく手入れされています。
お宿の方の対応もきもちよく、居ごこちがよさそう。
やまめの刺身、しし鍋、自家製ごま豆腐など、地元食材を活かした料理にも自信がありそうで、泊まってみるのもいいかも。

 
【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 男湯の浴槽

浴室は手前が女湯、おくが男湯で、男湯のほうがきもち広いようです。
明るすぎず暗すぎず、落ちついた雰囲気のあるいい浴室です。

 
【写真 上(左)】 右が適温槽、左がぬる湯槽
【写真 下(右)】 ぬる湯槽

男湯は左手4-5人のぬる湯槽と、となりあって右に2人ほどの適温槽。
石組石枠青い丸タイル敷で2槽のあいだの黒タイル貼の仕切りがいいアクセント。
両槽は側面の孔と仕切り上の越流でお湯の行き来があります。

 
【写真 上(左)】 適温槽
【写真 下(右)】 硫化したカラン

ぬる湯槽おくの石の湯口から適温湯の少量投入+仕切り窓よりの石の湯口からややぬる湯の投入+適温槽の窓際、ガラスブロック越しに引き入れられた塩ビ管からの熱湯注入の3ヶ所からの投注入。
槽内排湯はみあたらず、ぬる湯槽側切欠からの上面排湯は、掲示どおりの加温かけ流しかと思います。
カラン2、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
土曜11時で独占〜2人。

 
【写真 上(左)】 ぬる湯槽の湯口
【写真 下(右)】 窓よりの湯口

お湯はうすく黄色味を帯びてわずかに懸濁し、灰白〜うすピンク色の湯の花多数。
湯中の指先がよわく青白に発光しています。
甘+弱しぶ焦げイオウ臭が浴室でも香ります。

 
【写真 上(左)】 塩ビ管の湯口
【写真 下(右)】 湯色

明瞭なたまご味+重曹味+甘味で、この甘味はこのあたりのお湯に特有のもの。(山梨市の「初花」で感じられるようなもの。)
イオウ臭は味のインパクトほどにはつよくないですが、硫黄重曹泉のイメージゆたか。
オイリーなツルすべにとろみをまじえる独特の湯ざわりで、浴後お肌つるつるになる文句なしの美人の湯です。

さすがに名湯、梅ヶ島。それも好みの硫黄重曹泉とあって、ついつい長湯になりました。

〔 源泉名:梅ヶ島温泉 混合泉 〕 <H14.11.28分析>
Na・Ca-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉 39.5℃、pH=9.6、湧出量不明、成分総計=0.253g/kg
Na^+=56.3mg/kg (93.16mval%)、Ca^2+=3.0、Cl^-=3.4 (3.19)、HS^-=13.4、SO_4^2-=18.7 (12.46)、HCO_3^-=30.6 (15.97)、CO_3^2-=48.2 (51.44)
陽イオン計=60.1 (2.63mval)、陰イオン計=118.6 (3.13mval)、メタけい酸=74.2

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:なし 消毒薬使用:なし

■ブランドグルメ
〔 梅ヶ島のしし鍋 〕
山ぶかい梅ヶ島温泉では冬になるとしし鍋(いのしし肉の鍋)がよく出されます。
赤身のつよい肉をぼたんの花のように皿に盛りつけることから「ぼたん鍋」ともいわれます。いのししの肉は、滋養強壮効果があり、からだがよくあたたまるといわれます。

〔 2012/05/04UP (2007/08入湯) 〕


E138.20.34.101N35.18.6.413
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〔 温泉地巡り 〕 伊香保温泉

 

〔伊香保温泉について〕
伊香保づくし(伊香保温泉旅館協同組合)
伊香保観光協会((社)伊香保観光協会) 

<プロフィール>
伊香保温泉は草津温泉とともに上州を代表する温泉地で、かの「上毛かるた」で”伊香保温泉日本の名湯”(著作権:(財)群馬文化協会)と詠まれているほど。
榛名山の山腹、傾斜を活かした石段の両側に、温泉旅館、みやげ物屋、飲食店などが軒を連ねて「石段街」とよばれる独特な景観をつくり出しています。
ベルツ博士に賞賛されたお湯は、独特な赤茶のにごり湯で、温泉街上の泉源地から石段の下を流されて、”小間口”と呼ばれる引湯口から各旅館に分湯されています。

 
【写真 上(左)】 石段街−1
【写真 下(右)】 小間口

伊香保温泉も団体客の減少など、観光産業の構造変化に悩まされているようですが、他の温泉地にはない「石段街」や、温泉マニアをうならせる湯元の露天風呂、歴史ある飲泉所など多くの資産をもっている分、活性化は図りやすいのでは?

 
【写真 上(左)】 以前の石段
【写真 下(右)】 手スリがつきました

近年、すこしづつ手が入れられて歩きやすくなってきましたが、2010年春には石段街が下の県道まで延長・拡幅され(計365段となった)、足湯も設けられるなど、新たな振興策が図られています。

 
【写真 上(左)】 新装なった石段街下部
【写真 上(左)】 新設された足湯

ただ、個人的には伊香保本来の魅力は、こういう開けっぴろげな明るさより、むしろ、しっとりと落ちついた湯場の風情にあると思われ、その意味では、石段街上から露天風呂にかけてのエリアの方がよほど面白い気がします。

 
【写真 上(左)】 開けた感じになりました
【写真 下(右)】 石段365段

多くの観光客は石段街上の「処々や」あたりまで来て”伊香保焼き”を食べて戻ってしまいますが、ここから露天風呂まで足をのばすことをおすすめします。
露天風呂はすぐ下まで車で入れますが、石段街下のPに停め、石段街を散策しつつアプローチすれば、別の魅力がみえてくるような気がします。

 
【写真 上(左)】 石段街の上
【写真 下(右)】 露天風呂への道

伊香保温泉は情報発信も活発で、関連サイトによる情報提供のほか各種のイベントが企画・開催されています。
とくに10〜11月にかけての河鹿橋周辺の紅葉ライトアップは見事。
新しいところでは、「石段鍋」。「あつ〜く熱した石の器を使用した料理」だそうです。(冬期限定かも?)

 
【写真 上(左)】 河鹿橋の紅葉−1
【写真 下(右)】 河鹿橋の紅葉−2

<歴史> (「岸権旅館」/「ふくぜん」HPなどを参考)
古来、”伊香保”は榛名山一帯をさしていたとされ、万葉集第十四巻、東歌のなかで伊香保を詠った歌が九首収録されています。
その九首の歌碑が建てられて観光ポイントとなっています。

 伊香保風吹く日吹かぬ日ありといへど吾が恋のみし時なかりけり (14-3441)

   
【写真 上(左)】 与謝野晶子の詩碑
【写真 下(右)】 ポストが効いています

伊香保の湯は、第十一代垂仁天皇の御代に開かれたという説と、天平時代の僧、行基(668-749年)によって発見されたというふたつの湯縁起が伝わります。
室町時代の連歌師、宗祇(1421-1502年)についての記録「宗祇終焉紀」には、伊香保についての効能が記されているので、すでにこのころから効能あらたかな湯場として知られていたようです。

 伊香保といふ名所の湯あり。中風のためによしなど間きて、
 宗祗はそなたにおもむき、二かたになりぬ。
 此の湯にてわづらひそめて、湯におるゝ事もなくて、
 五月のみじか夜をしもあかしあびぬるにや

  (デジタル化/笹心太氏)

永禄六年(1563)、上州の名族、長野氏の居城箕輪城を甲州武田氏が攻略した後、当地の有力者千明氏や神官職の岸氏をはじめ、付近の地主であった大島氏、木暮氏、後閑氏、望月(永井)氏、島田氏も武田氏に属するようになりました。

 
【写真 上(左)】 絵図
【写真 下(右)】 温泉都市計画第一号の地

天正四年(1576/長篠の戦いの翌年)、武田勝頼公が戦傷者の保養地とするために温泉街を整備,傾斜を利用して石段街をつくり、湯元から引いた樋から石段街の左右に配置した温宿に湯を分けたとされ、これが現在の石段街の原型となっています。
この時期に計画的に温泉街が整備されたのは期を画することで、石段街に建つ町制施行100周年記念碑には「わが国第一号の温泉都市計画であり、先駆的役割を果たして参りました。」と誇らしげに刻まれています。
(なお、石段街整備以前の伊香保は、湯元(現在の露天風呂周辺)にいくつかの浴舎があって、これが石段街に移転・引湯がなされたとみられています。)

 
【写真 上(左)】 記念碑
【写真 下(右)】 老舗宿二軒

このときに上の7氏が引湯権を与えられたとされ、その後寛永十六年(1639)、引湯(小間口)権についての規定が定められた頃には、引湯権をもつ氏は14になりました。
温泉宿を兼ねた「大屋」(おおや/14軒)とこれに属する施設「門屋」(もんや)があり、とくに12軒の「大屋」についてはそれぞれ十二支があてられました。
伊香保温泉の石段には、これにちなむ十二支のプレートが埋め込まれています。

□ 大屋12軒と干支
伊香保温泉観光ナビ、小間口湯量は伊香保温泉小間口権者組合HPより引用)

「子」 小暮武太夫 → 「ホテル木暮」(9分/2寸4分)
「丑」 小暮八左衛門
「寅」 小暮金太夫 → 「金太夫」
「卯」 島田平左衛門
「辰」 岸権三衛門 → 「岸権旅館」(7分9厘/5分)
「巳」 岸六左衛門
「午」 永井喜左衛門
「未」 大島勘左衛門
「申」 岸又左衛門
「酉」 千明三右衛門 → 「千明仁泉亭」(9分7厘/8分/末端) 
「戌」 後閑弥右衛門
「亥」 島田治左衛門

 
【写真 上(左)】 石段街上部から
【写真 下(右)】 水澤観世音

江戸時代には上州を代表する湯治場として栄え、とくに「子宝の湯」として知られて婦人客を多く迎えたとされ、温泉番付でもたいてい前頭上位〜関脇あたりに位置づけられています。
近くに坂東十六番札所の五徳山水澤寺(水澤観世音)や、榛名神社があるので参詣を兼ねた宿泊客を集めたものと思われます。
多くの湯治客の往来を受けて、口留番所が設けられました。

 
【写真 上(左)】 榛名神社
【写真 下(右)】 榛名山

明治に入ると伊香保の名声はますます高まり、徳冨蘆花、田山花袋、萩原朔太郎、芥川龍之介、島崎藤村、与謝野晶子など錚々たる文人が逗留して著作をものしています。

 榛名山の一角に 段また段を成して 騾馬時代の野外劇場の如く
 斜めに刻み附けられた 桟敷形の伊香保の街
 屋根の上に屋根 部屋の上に部屋 すべてが温泉宿である
 そして榛の若葉の光が 柔らかい緑で 街全體を濡してゐる

 〔「伊香保の街」 与謝野晶子 (大正四年)〕 石段街石段より 

とくに徳富蘆花は伊香保をこよなく愛し、ここを舞台に名作「不如帰」を成し、この地でその生涯を終えています。
さらに、大正浪漫を代表する画家、竹久夢二も伊香保にゆかりをもち、「竹下夢二伊香保記念館」に代表作が収蔵されています。

 
【写真 上(左)】 伊香保神社
【写真 下(右)】 渋い木造建築の「横手館」

明治9年、ドイツより招聘されたエルヴィン・フォン・ベルツ(Erwin von Balz)博士は、伊香保の泉質に注目し、著書「日本公泉論」のなかで婦人病や胃病などへの効用や入浴法について書き記しています。
標高700mの高所にある伊香保温泉は避暑地としても知られ、お湯の効能もあいまって多くの要人を迎えました。
1893年から1945年まで、「伊香保御用邸」が設けられ、迪宮裕仁親王・淳宮雍仁親王・光宮宣仁親王が避暑のため逗留されていることからも、保養地としての当時の地位の高さがうかがわれます。

 
【写真 上(左)】 飲泉所
【写真 下(右)】 飲泉所湯口

 
【写真 上(左)】 今はなき「ベルツの湯」
【写真 下(右)】 レトロなWC

明治43年、伊香保電気軌道として開通した東武伊香保軌道線は、昭和31年に廃線となるまで多くの観光客を運びました。
渋川〜伊香保を結ぶこの線は有数の長距離軌道で、路面電車としてはめずらしいスイッチバックをもつ路線として広く知られていました。

 
【写真 上(左)】 石段街下部から
【写真 下(右)】 石段街上部

戦後の高度成長期にも交通の便のよい伊香保の人気は衰えず、大型ホテルが相次いで建てられて団体客の集客に成功しました。
その後、個人客へのシフトなど環境の変化につれて、個人の嗜好を重視するお宿も増えて現在に至っています。
伊香保を代表する老舗「金太夫」が伊東園グループ入りしたのはおどろきでしたが、客層が若返り、カップル層も増えて活性化に貢献しているような感じもします。(このへんは見方の分かれるところか・・・)

 
【写真 上(左)】 伊香保焼き
【写真 下(右)】 まんじゅう屋さんも数軒

<温泉>
「温泉今昔物語その18(伊香保温泉) 木暮金太夫氏著 (地熱エネルギーVol.19No.4 1994年)」を適宜参考(数値等引用*印)にしています。

伊香保温泉には「黄金の湯」と「白銀の湯」があります。
(「おはぐろの湯」といわれる源泉もあるらしいが、現在、入浴できる施設はありません。)
古来からの伊香保の湯は「黄金の湯」で、「白銀の湯」は「黄金の湯」の湯量不足を補うために1996年に開発されたもの。

〔黄金の湯/伊香保温泉本線(総合湯)〕
「黄金の湯」の正式名は、”伊香保温泉本線(総合湯)”で、伊香保温泉本来のお湯です。

 
【写真 上(左)】 源泉湧出口観覧所
【写真 下(右)】 湧き出る源泉

● 源泉
・旧来の伊香保の源泉は8ケ所の自然湧出泉であった。昭和23〜34年にかけて、湯量増加を目的として6本の温泉井掘削がなされた結果、旧源泉の湯量の激減と温度低下をきたしほとんど使用不能となった。(新規掘削後の総湧出量は旧源泉湧出量とほぼ同量)
・現在の主な源泉は掘削井6本のうちの5本(1.2.4.5.6号泉)で、すべて深度400m*以内の比較的浅い井戸である。
・湧出量がもっとも多いのは露天風呂よこの2号泉の1210L/min*でこれが主力源泉。泉温がもっとも高いのは砂防堰堤上の6号泉で65.9℃*。総湧出量は約5000L/min*。
・これら掘削泉に自然湧出泉を併せた源泉は集められ総合湯(本線)として、自然流下等により石段街などに引湯されている。
・3号泉は水位調査井、5号泉は飲泉所用として使われているらしい。
・これら新旧の源泉は、湯沢川紅葉橋より上流、砂防堰堤上にかけての約300mの谷筋に集中している。また、源泉の熱源は、6世紀に活動した二ッ岳の火山活動の余熱と考えられている。

 
【写真 上(左)】 このおくが泉源地帯
【写真 下(右)】 5号源泉

● 泉質
・自然湧出泉のなかには単純温泉もあるが、湧出量の多い2号泉の泉質をうけて、総合湯(本線)の泉質はCa・Na-SO4・HCO3・Cl泉となっている。

 
【写真 上(左)】 河鹿橋と赤茶に変色した河床
【写真 下(右)】 赤茶の川 (露天風呂P付近)

● 本線(混合泉)の分析書データ
Ca・Na-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉 41.6℃、pH=6.3、5000L/min、成分総計=1.39g/kg
Na^+=115mg/kg (33.25mval%)、Mg^2+=30.8 (16.77)、Ca^2+=138 (45.60)、Fe^2+=7.34、Cl^-=127 (24.40)、SO_4^2-=313 (44.49)、HCO_3^-=278 (31.06)、陽イオン計=306 (15.1mval)、陰イオン計=718 (14.7mval)、メタけい酸=181、メタほう酸=8.0、遊離炭酸=174 <H19.6.8分析>

Ca・Na-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉 40.9℃(平成10年10月現在44.3℃)、pH=6.4、3300L/min、成分総計=1.28g/kg
Na^+=105mg/kg (30.99mval%)、Mg^2+=29.5 (16.56)、Ca^2+=142 (48.29)、Fe^2+=8.28、Cl^-=118 (23.42)、SO_4^2-=301 (44.06)、HCO_3^-=282 (32.42)、陽イオン計=296 (14.7mval)、陰イオン計=701 (14.2mval)、メタけい酸=177、メタほう酸=7.7、遊離炭酸=98.6 <H9.7.18分析>

 
【写真 上(左)】 「処々や」よこの源泉落とし口
【写真 下(右)】 流れる源泉

● 引湯による影響
・湯元から石段街下のベルツの湯まで約2.1km*の自然流下による引湯がされているため、これによる泉温や泉質への影響が考えられる。
・泉温変化は以下のとおり。
 '88/3/29調査* 湯元45.4℃ → 金太夫小間口45.0℃ → ベルツの湯第1受湯槽41.8℃
 '88/12/10調査* 湯元46.5℃ → 金太夫小間口46.1℃ → ベルツの湯第1受湯槽42.7℃
・石段街上部にある金太夫小間口までは大きな温度低下はなく、非加熱で利用できる範囲であり、実際、石段街には本線を非加熱利用している旅館がいくつかある。(下記参照)
・成分的にはCO2の減少と鉄分の変化が顕著。とくに鉄分は、湯元付近では溶存態(Fe^2+)であったものが、引湯されるにつれて懸濁態(Fe^3+)へと変化する。
・露天風呂では貝汁臭のする緑がかったうす懸濁湯、石段街の旅館ではやや赤みがかった濁り湯、ベルツの湯では鉄サビ臭の強い濃い赤茶濁り湯というふうに変化していく。

 
【写真 上(左)】 伊香保露天風呂−1
【写真 下(右)】 伊香保露天風呂−2

● 伊香保露天風呂の凄さ
・このように伊香保のお湯は鉄分を多く含むため、引湯によるお湯の変化が体感的に味わえる。
・泉源分布から考えて、「伊香保露天風呂」がいかに恵まれた立地にあるかが判る。
・伊香保でのおすすめは、やはり「伊香保露天風呂」と下記の石段街周辺の本線かけ流し施設かと思われる。

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湯元〜石段街周辺の本線(黄金の湯)のみ使用のかけ流し施設は以下のとおり。
(旧 伊香保町HPより、平成17年7月現在、現時点で変わっている可能性あり。)
(○:通年非加温槽あり / □:殺菌処理なし槽あり)

伊香保露天風呂→○□ ・・ 橋本ホテル→□ ・・ ホテル紅葉→□
柏屋旅館→□ ・・ 横手館→□ ・・ 金太夫旅館→
吉田屋旅館→○□   ・・ 岸権旅館→□ ・・ 金田屋旅館→□
有明館→○□   ・・ 青山旅館→□ ・・ 丸本館→□
千明仁泉亭→○□ ・・ 観山荘→□ ・・ 村松旅館→□
市川旅館→○□    ・・ 石坂旅館→□ ・・ 古久屋旅館→○□
森秋旅館→□     ・・ ホテル木暮→□ ・・ 町営石段の湯→□

 
【写真 上(左)】 千明仁泉亭
【写真 下(右)】 青山旅館

 
【写真 上(左)】 処々や
【写真 下(右)】 吉田屋旅館

● お湯
お湯については、各レポをご覧ください。

 
【写真 上(左)】 有明館
【写真 下(右)】 柏屋旅館

伊香保本線は、鉄分を多く含むので、酸化すると赤茶のにごりがつよくなります。
お湯的には、露天風呂は別格として、石段街上部の小規模な湯宿にいいものが多く、なかには”小間口”から湯船に直接お湯を落としているのではないかと思われるものもあります。
鮮度が高いと緑味を帯びたうす透明となり、成分的にきわめてバランスのよい名湯を堪能することができます。

 
【写真 上(左)】 石段の湯−1
【写真 下(右)】 石段の湯−2

〔白金の湯/西沢の湯〕
「白銀の湯」は、正式には”西沢の湯”といい、元は伊香保町営でしたがいまは市町村合併で渋川市に移管され、「渋川市伊香保温泉白銀の湯供給条例」および施行規則に則り運用されています。

 
【写真 上(左)】 白銀の湯(かのうや露天)
【写真 下(右)】 石段街−2

● 源泉・泉質
「白銀の湯」についてのやませみさんの貴重な情報を引用させていただきます。(「温泉みしゅらん掲示板」2004/08/12付でレスをいただいたもの。)
---------------------------
「群馬県温泉協会二十年誌」に掲載されている分析では以下のようになっています。(中略)

西沢の湯1号 H07.08分析 大字伊香保乙湯元586-17
  規定泉(メタ珪酸) pH=6.4
   ER=0.32 g/kg 無色澄明
   Na=9.39 K=2.41 Mg=12.0 Ca=56.3 Fe(II)=0.4 Mn=0.95 Al=0.4
   F=0.06 Cl=3.48 SO4=62.5 HCO3=160 NO3=12.1
   H2SiO3=87.0 HBO2<0.2

西沢の湯2号 H07.08分析 大字伊香保一二平589-1                
  規定泉(メタ珪酸) pH=6.3
   ER=0.31 g/kg 無色澄明
   Na=10.1 K=1.54 Mg=8.58 Ca=58.8 Fe(II)=0.3 Mn=0.03 Al=0.13
   F=0.05 Cl=5.31 SO4=58.4 HCO3=154 NO3=12.1
   H2SiO3=91.3 HBO2=0.2

西沢の湯3号 H08.02分析 大字湯中子字西沢992-1
  規定泉(メタ珪酸) pH=7.1
   ER=0.13 g/kg 無色澄明
   Na=5.09 K=0.92 Mg=2.56 Ca=17.1 Fe(II)<0.01 Mn<0.005 Al=0.5
   F=0.13 Cl=1.88 SO4=30.9 HCO3=26.9 NO3=12.8
   H2SiO3=58.7 HBO2=0.9
---------------------------

伊香保の小字はWeb地図で曳いてもでてこないので、小字( )を外して検索してみました。

■西沢の湯1号 大字伊香保(乙湯元)586-17
 → 586は「橋本ホテル」
■西沢の湯2号 大字伊香保(一二平)589-1
 → 588は榛名湖へ上がる県道、旧榛名町との境の手前の二ッ岳西側
 → 591は湯元河鹿橋の東側
■西沢の湯3号 大字湯中子(字西沢)992-1
 → 991は榛名湖へ上がる県道の途中にある「老人憩の家」

場所はおのおのバラバラですが、どこかに集湯され混合配湯されているのではないかと・・・。

● お湯
ほぼ無色透明でうす茶の湯の花が大量に浮かびます。
よわい芒硝系の味といわきあたりの鉱泉で感じる漢方薬のような苦っぽい湯の香。
きしきしとした湯ざわりに弱とろみをまじえた、つつみこまれるようなやわらかなお湯で、悪くありません。
泉質は通ごのみの含芒硝−重炭酸土類(Ca-HCO3・SO4)型で、どことなくクセもの湯的なイメージもあります。

<font color=008080> ←−バグ対策の挿入−
 
【写真 上(左)】 石段街−3
【写真 下(右)】 伊香保神社参道

伊香保温泉はどうしても古来からの「黄金の湯」が主役で、新源泉「白銀の湯」はメタけい酸の規定泉ということもあって低く評価されがちです。
名湯「黄金の湯」とくらべるのはさすがに気の毒ですが、「かのうや」露天で充分な浴感を感じられたのはある意味おどろきでした。
ただ、「かのうや」内湯ではさして浴感を感じられなかったので、湯づかいに影響を受けやすいデリケートな源泉なのだろうと思います。
→ レポ

■ 源泉名:西沢の湯1号2号3号の混合(伊香保温泉・白銀の湯)
規定泉(メタけい酸)(Ca-HCO3・SO4型) 10.7℃、pH=6.2、湧出量不明、成分総計=0.38g/kg
Na^+=8.51mg/kg、Mg^2+=7.31、Ca^2+=38.9、Fe^2+=0.20、Cl^-=2.9、SO_4^2-=51.7、HCO_3^-=102、NO_3^-=3.1、陽イオン計=57.4、陰イオン計=159.8、メタけい酸=74.8、遊離炭酸=83.9 <H8.11.28分析>

多くの旅館で日帰り客を受け入れているので、入りくらべてみるのも面白いかも。

 
【写真 上(左)】 源泉湯桶
【写真 下(右)】 石段街−4

ずいぶんとながくなりましたが、それだけ魅力に富んだ温泉地ということか・・・。
東京からも近いし、もっともっと注目を浴びてもいい温泉地だと思います。

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■ 杉戸天然温泉 「雅楽の湯」

 

杉戸天然温泉 「雅楽の湯」
住 所 :埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸2517
電 話 :0480-53-4126
時 間 :10:00〜24:00 / 年中無休
料 金 :980円(土日祝 1,080円)タオルセット・館内着付 / 19:00〜 780円(土日祝 880円)
オフィシャルHP
※ 営業状況、時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

※ この施設は浴場内撮影禁止です。掲載写真は、開業前に開催された「施設見学会」時に支配人さんの諒解を得て撮影したものです。

埼玉県杉戸町に2012/04/11オープンした最新鋭の日帰り温泉。
運営は「さいたま清河寺温泉」と同じ三和興産(株)で、オフィシャルHPにも「杉戸天然温泉『雅楽の湯』は、清河寺温泉の姉妹店です。」と表記されています。

杉戸は日光街道の宿場町として賑わいましたが、いまはわりに地味なエリアで、「東武動物公園のそば」といったほうが通りがいいかも。

鉄道だと、東武伊勢崎線「東武動物公園」駅から送迎バス(約30分毎/無料?)あり。
車だと高速利用は東北道「岩槻」IC or 「久喜」IC経由で20〜30分ほど。「久喜」ICからはちとルートが複雑なので、「岩槻」IC〜R16〜R4という幹線経由が無難なところか。
東武動物公園駅入口をすぎてしばらく行ったAOKIのすぐ先(カインズの手前)の歩道橋の角(信号なし)を右折してしばらく走った左手。
R4は交通量が多いので右折要注意です。

 
【写真 上(左)】 平日午後の入り
【写真 下(右)】 玄関サイン

田んぼのなかに突如として和風スパ銭があらわれます。Pは広々で停めやすいもの。
外観はこぢんまりとしていますが、おくがふかく施設充実。

 
【写真 上(左)】 玄関
【写真 下(右)】 エントランス

中庭&回廊形式を大胆にとりいれた構成で、全体に外光が入ってあかるい雰囲気。
ここらへんのつくりは、小川町の「花和楽の湯」を彷彿とさせるもの。
中庭に面して足湯も設置されています。

 
【写真 上(左)】 シックな館内
【写真 下(右)】 足湯

 
【写真 上(左)】 足湯&中庭
【写真 下(右)】 中庭

フロントで入館受付、右手おくのリネンカウンターで入浴セット(館内着+タオルセットなど)を受けとります。
現在のところ、昼間で入浴セットなしのコースは設定されていません。
リネンカウンターのおくは別料金の岩盤浴ゾーン。

 
【写真 上(左)】 岩盤浴ロビー
【写真 下(右)】 岩盤浴

フロント左手は飲食ゾーンで食事処「みやび」とビュッフェレストラン「irodori」があります。

 
【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 洗い場

浴場は手前右手が男湯、左手おくが女湯で交替制かは不明。
脱衣所はスペース広く、天井高く、外光もたっぷりとられて(露天がみえます)なかなかのでき。什器類のシックな色づかいも好感。

入って内湯ゾーンは回廊形式で、なんとなく北本の「湯楽の里」を思い起こしましたが、上質感はこちらのほうが上。
とくに完全セパレートされた洗い場は、高級旅館並の仕上がりか?
カランはセパレート型15+オープン型8の系23。アメニティ類完備。
平日16時で20〜30人程度でしたが、浴場が広いのでえらく空いているように感じます。

 
【写真 上(左)】 高い木組みの内湯天井
【写真 下(右)】 内湯
内湯は回廊のおく、露天を借景として窓が広くとられ、高い天井に太い木梁がわたされた雰囲気あるもの。このあたりも高級旅館的質感。
露天に面して半露天的な「シルク風呂」(超微細気泡浴槽)の乳白色が、いいアクセントになっています。

 
【写真 上(左)】 シルク風呂
【写真 下(右)】 水風呂

水風呂はやや冷たいものの、カルキ気がなく若干のとろみも感じるなかなかのもの。
水風呂のよこには機能浴槽(真湯)もあります。

サウナは日に3回ロウリュを実施中。かなり広いので扇ぎ手がたいへんそうですが、なかなか気合い入ったパフォーマンスを展開していました。(入ったとき(16:30〜)のオイルはシトラスでこれもかなりの使用量。)
ただ、4/27までの実施ということで、その後継続するかは不明です。

 
【写真 上(左)】 サウナ
【写真 下(右)】 緑ゆたかな庭園露天

露天はすばらしいものです。
背面左右に照葉樹の大木2本を配し、左手おくには竹林がつづきます。
いつも思うのですが、露天風呂と竹林はほんとうに相性がいいですね。
雰囲気ある和風庭園のなかに多様な浴槽を配置した、いわゆる「絵になる露天」で、さいたま見沼の「小春日和」を思い起こしましたが、それより野趣ゆたか。

手前から時計まわりに、休憩ゾーン(デッキチェアあり)、「高濃度炭酸温泉」(温泉)、左手おくに「寝湯&寝ころび湯」。中央上部に「あつ湯」、下段に「源泉岩風呂」。
右手おくに「壷風呂・石風呂」と浴槽は多彩。
ただ、雨よけは「源泉岩風呂」の一部に東屋が掛けられている程度で、大雨のときはどうなるかな?

 
【写真 上(左)】 源泉岩風呂
【写真 下(右)】 絵になる露天

また、スケール感は申し分ないですが、逆に見通しがよすぎてややあけ広げ過ぎな感も・・・。
若干の仕切りなどを施すと、さらに居ごこちはアップするかも。

--------------------------------------
それでは主要浴槽ごとにレポしていきます。

 
【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 内湯の湯色

<内湯>
石造20人程度で湯温はかなり熱め。
中央の石の湯口数ヶ所から熱湯源泉投入+側面注入で窓際スリットからの排湯。
踏み込みの形状がちと人間工学的じゃないので要注意。(踏み込みがふかく、奥行きがあるので、浅湯か?と油断していると浴槽中央あたりでいきなりふかくなる感じ、出るときもかなり手前に段差がセリ出しているのでつまづきそうになる。”段差注意”のハリ紙は出ているが・・・)
設計段階ではここまでのにごり湯を想定していなかったのかも。
この内湯建屋は露天(壷風呂)サイドからみると湯抜きを備えた湯屋建築で、いいアクセントになっています。

 
【写真 上(左)】 高濃度炭酸温泉
【写真 下(右)】 寝湯&寝ころび湯

<高濃度炭酸温泉>
壁際にL字型に設置で湯温はややぬる、計7-8人ほど。木樋の湯口はあるが間欠投入で槽内注入がメイン。
炭酸はかなりつよめ。掲示では温泉利用の”加水なし”だが、かなりうすめに感じる。
ただ、それでも温泉利用の炭酸泉はかなりの入りごたえ。
底に黒砂が溜まっていてちと気になるが、これは内湯掲示によると「源泉汲み上げ時にまじるもの」とのこと。

<寝湯&寝ころび湯>
大木のたもとに設えられて”隠れ湯”的。お湯は高濃度炭酸温泉と同様、うすめに感じる。
ぬるゆなので長湯可。計7-8人ほど。

 
【写真 上(左)】 あつ湯
【写真 下(右)】 あつ湯の湯口

<あつ湯>
石組小石敷7-8人。加温かけ流し浴槽でかなり熱い。
赤茶に色づいた石組の湯口から透明な熱湯源泉を投入+側面注入で下段「源泉岩風呂」への流し出し。

<源泉岩風呂>
石組小石敷10人以上+寝湯×4付設。循環浴槽で湯温はほぼ適温に調整されている。
上段「あつ湯」からの流入+底面注入で側面スリットからの排湯。
お湯は循環槽としてはいいできだが、かけ流し系浴槽にくらべるとどうしても劣る。

 
【写真 上(左)】 壷風呂
【写真 下(右)】 石風呂

<壷風呂・石風呂>
間隔を置いて1人×3槽を贅沢に配置し、陶製×2&石づくり×1。
アプローチの踏み石がいびつで滑りやすいので注意。
赤茶に色づいた石樋の湯口からかなりの量の透明な源泉を投入でけっこう熱い。

それにしても、人気アイテムはもれなく盛り込んだと思われるほどのすばらしい充実ぶりをみせています。

〔お湯〕
さて、問題のお湯です。
ここではかけ流し系3槽(壷風呂・石風呂/内湯/露天あつ湯)についてのイメージのみ書きます。

湯色は緑がかった茶色がベースの透明度10〜20cm程度のにごり湯で、赤茶の浮遊物がただよいます。
壷風呂・石風呂は緑色、内湯は赤茶、露天あつ湯は黄色系の色味がつよくなっています。
透明度は、内湯 > 露天あつ湯 > 壷風呂・石風呂の順で濃く、もっとも鮮度感を感じた壷風呂・石風呂のにごりがいちばんうすくなっています。
お湯のよさは、壷風呂・石風呂 > 内湯 > 露天あつ湯の順かな?
ただ、内湯は食塩泉&鉄泉、壷風呂・石風呂は重炭酸土類泉がそれぞれ卓越したニュアンスがあって、イメージが微妙にちがいます。

 
【写真 上(左)】 湯色のコントラストが綺麗
【写真 下(右)】 源泉岩風呂の湯色

強塩味+微苦味+微旨味+微金気だし味の複雑な味。
重炭酸土類泉系焦げ臭+金気貝汁臭+アブラ系鉱物臭のいかにもよさげな湯の香。
重炭酸土類&鉄泉系のぎしぎしとした湯ざわりながら、浴後は意外なほど肌がすべすべになります。

高張性食塩泉のあたたまりに、重炭酸土類泉の力感&奥行きを加えた力強いイメージのお湯。
あつ湯槽が多いのでトド多発、湯あたり注意。
場所的に化石海水系の濃いめ食塩泉を想像していましたが、ここまで重炭酸土類がでているとは正直おどろきました。
なお、このあと物好きにも「東鷲宮百観音温泉」に突入しましたが(意外に近い)、強食塩泉バリバリの「百観音温泉」に対し、こちらはやはり重炭酸土類がつよく出ているように感じました。
温泉好きは入りくらべてみるのも面白いかと・・・(ヘロヘロになりますが)

鮮度感、湯質、湯づかいとも申し分なく、これは埼玉屈指の名湯といっても過言ではないかと・・・。
とくに壷風呂の鮮度感は、埼玉では「埼玉スポーツセンター」の源泉槽、清岸寺温泉の壺湯などとならぶ屈指のレベルかと思います。(還元系だと思う)
また、かなりの広さの内湯でも相当の鮮度感を維持しているのは立派。

ただ、問題は湯温。
スタッフの話によると壷風呂・石風呂や内湯は加温していないが、気温によってかなり熱くなるので、投入量で調整をかけているがなかなか微妙との由。
源泉温度は46.0℃ですが、わたしがいったときは(非加温槽の)湯口はおそらく50℃近くはあったような気がします。
夏場はさらに投入量を絞ることになると思いますが、そのときの鮮度はどうなるか、しばらくお湯とスタッフとの格闘がつづくのだと思います。

さすがに埼玉屈指の人気施設「清岸寺温泉」を運営しているだけあって、すばらしいできの施設となっています。
贅沢な空間どりと環境演出はチェーン系スパ銭とはあきらかに一線を画すもので、設備も充実しているし、現行料金は1日過ごすならけっして高くないと思いますが、一浴利用のお客にはどうかな?
R4にも近いので、館内着なし割引料金を設定すれば、車利用客の吸引も期待できるような気もしますが、投資回収を考えるとそうもいかないのかも・・・。

 
【写真 上(左)】 生源泉かけ流し
【写真 下(右)】 湯休み処

それと名称「雅楽の湯」。これは”うたのゆ”とカナをふらないとまず読めないでしょう。
すなおに「うたの湯」ないし源泉名から「みやびの湯」としたほうが、知名度UPやパブリシティ上有利なような感じもします。

いずれにしても、埼玉を代表するハイレベルな日帰り施設がまたひとつオープンしたわけで、温泉好きとしては嬉しいところ。
それにしても、近年オープンした埼玉の日帰り温泉は軒並みレベルが高いです。
温泉不毛県と呼ばれたかつての埼玉県。それがいまや日帰り温泉施設の範疇に限っていえば、全国屈指の県になっているのでは? と感じるほどです。

〔 源泉名:杉戸みやび温泉 〕
Na-塩化物温泉 46.0℃、pH=7.3、560L/min(約1,500m掘削揚湯)、成分総計=16.07g/kg
Na^+=5250mg/kg (83.73mval%)、NH4^+=17.6、Mg^2+=188.6 (5.69)、Ca^2+=510.2 (9.33)、Fe^2+=5.4、Cl^-=9560 (98.29)、Br^-=35.9、I^-=6.7、SO_4^2-=2.2、HCO_3^-=250.8 (1.50)、陽イオン計=6058 (272.8mval)、陰イオン計=9856 (274.4mval)、メタけい酸=52.8、メタほう酸=91.4、遊離炭酸=7.9 <H21.2.19分析>

<温泉利用掲示>
●生源泉湯 / 壷風呂・石風呂
 加水:なし、加温:なし、循環ろ過:なし、塩素消毒:なし
●源泉あつ湯
 加水:なし、加温:あり、循環ろ過:なし、塩素消毒:なし
●源泉岩風呂 / 寝湯 / 高濃度炭酸温泉
 加水:なし、加温:あり、循環ろ過:あり、塩素消毒:あり

■ブランドグルメ
〔 武井鶏園の合鴨肉 〕
合鴨(アイガモ)は、マガモとアヒルとの交雑交配種。
杉戸町の武井鶏園では、埼玉県産合鴨を指定農場で70から77日飼育(ふつうより長い)し、職人さんが手作業で加工、「色付きと厚みにおいて各段の差」がある品質を確保しているそうです。通販でも販売しているようです。
(「武井鶏園」HPなどを参考。)

〔 2012/04/27UP (2012/04入湯) 〕


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タイトルを変えてみました

突然ですが、タイトルを変えてみました。
これまでのタイトルは長くて覚えにくく、それに「新設」じゃない温泉のレポが増えてきたので(笑)改題します。
新タイトルは、「関東温泉紀行」。

まんまで、ちと堅めですが、今後は紀行的な色あいをつよめていきたいので、とりあえずこれでいきます。
これまでのタイトルは検索の関係もあるので、当分、サブタイトルとして残します。
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AORの名曲 Vol.9

ひさびさに行きます。AORの名曲 Vol.9です。
今回はいつも以上に気分で選んでみました。(笑)

※ You-Tubeの試聴(クリック)は自己責任にてお願いします。
※ 気に入ったら買ってあげてね。

01.Heaven Is A Place On Earth - Belinda Carlisle

■ おそらくAORの範疇じゃないがなんとなく・・・(^^)。1987年Billboard誌Hot100で1位を記録した代表曲。  

02.No.1 Girl - Light Of The World

■ '80s初頭のBritish Jazz Funk Group。
この頃のBritish Jazz Funkでラテン色を強めたものは「ファンカラティーナ/Funk-A-Latina」と呼ばれ1ジャンルを画したが、このグループもその一派とされていた。

03.And When She Danced - David Foster & Marilyn Martin

■ 1988年制作の洋画"STEALING HOME"(邦題:君がいた夏)のテーマソングで、"Best Of Me"とならぶDavid Fosterデュエットの名作。
個人的にはDavid Foster全盛期のLASTを飾る傑作。

04.Funky Love - Ned Doheny

■ LA出身のシンガーソングライターで、典型的なウェストコーストサウンドは根強いファンを掴んでいる。
なぜか米国ではリリースされなかった1979年の3rd ALBUM『PRONE』収録のミディアム・チューン。

05.Joy Dancing - Michael Colina

■ 米国のJazz系マルチミュージャンで、これはたしか1988年リリースのALBUM『Shadow Of Urbano』収録の佳曲。
メロディアスなKeyboardとエモーショナルなSaxの絡みが秀逸。

06.Hero - David Crosby & Phil Collins

■ 1993年リリースのALBUM『Thousand Roads』収録曲でシングルカットされてヒットした。大御所ふたりの渋いヴォーカルが魅力。
リバーブの深いBackもいい感じ。

07.See You Soon - Birds Of A Feather

■ 米国Smooth Jazz KeybordのベテランDan Siegelが中心となったユニット。
このALBUMは「Disk Union」でなぜか買いそびれてから一度としてお目にかかっていないが、あっとおどろく検索ヒット。YouTubeおそるべし!。

08.Secret Lovers - Atlantic Starr

■ 米国のBCM Group、Atlantic Starrが1985年リリースしたALBUM『As The Band Turns』からのシングルカット曲でチャート上位に入るヒットを記録。
1987年の大ヒット甘甘バラード「Always」より個人的には上だと思う。

09.Carry On - Jason Scheff

■ Peter Ceteraの後任としてChicagoのリードヴォーカルの座についたArtistで、ハイトーンなVocalは典型的なAOR系。
これは1stSoloALBUM『Jason Scheff』収録のバラード。大御所Bill ChamplinのBack Vocalが冴え渡っている。

10.Save The Best For Last - Vanessa Williams

■ 1991年リリースの2nd ALBUM『The Comfort Zone』収録のシングルカット曲でスマッシュヒット。
プロデューサーKeith Thomasの存在感が大きく、このメロディラインは90年代屈指のものだと思う。

■ 全リスト

-----------------------------------
(おまけ?)
E-Girls / One Two Three (Short Ver)

K POP対抗策か?
美形ぞろいだし、歌もうまそな子もいるのになんだがもったいない気も・・・。
これはこれでありなのかな?
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■ 燕温泉 「山の湯宿 針村屋」 〔 Pick Up温泉 〕

 

燕温泉 「山の湯宿 針村屋」
住 所 :新潟県妙高市関山6113-1 (旧 中頸城郡妙高村)
電 話 :0255-82-3121
時 間 :要時間確認
料 金 :600円
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (関燕観光協会)
※ 営業状況、時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

妙高のお湯のなかでも名湯の誉れ高い燕(つばめ)温泉
妙高周辺ではもっとも高所にあるお湯で、妙高山の登山口にもなっている山の湯。
以前はスキー場があって、深雪&ハイレベルなゲレンデ構成で一部のコアなスキー好きにさりげに人気があったのですが、いまは休業(閉鎖?)しているようです。

ここは「黄金の湯」、「河原の湯」のふたつの露天風呂が有名です。
当然、ふたつとも入りましたが、お宿のお湯も気になったので帰りに攻めてみました。
たいていの湯宿が日帰り看板を出していて迷いますが、なんとなく温泉街のなかほどにある「針村屋」にしてみました。

 
【写真 上(左)】 燕温泉街
【写真 下(右)】 燕温泉案内図

燕温泉街は原則駐禁のようで、温泉街手前の共同Pに停めて歩いていきました。
坂道の両側に湯宿や土産物屋が並ぶ温泉街。
ところどころに流される温泉が路面を湯の花で彩り、雰囲気を出しています。

 
【写真 上(左)】 道ばたを流れる温泉
【写真 下(右)】 玄関

ここは山宿風たたずまいで、日帰り客の受け入れに慣れている感じ。
ふたつの人気露天ではゆっくり身体を洗うことができないので、帰りに立ち寄る登山者がけっこういそう。
階段をのぼった左手に男女別の浴室。手前右手が女湯、左手おくが男湯で、おのおの内湯と露天があります。

 
【写真 上(左)】 帳場前
【写真 下(右)】 浴室入口

脱衣所はやや狭いものの浴室は意外に立派で、赤みかげ?石タイル貼6-7人の内湯と扉の外に鉄平石枠タイル貼2人ほどの露天「渓雲の湯」?。
露天が空中に浮いたポーチ風になっているのは、わが国屈指の豪雪地帯(ふつうに3〜4mは積もる)ゆえかと思われ、谷から吹き上がる風が心地いいです。
内湯もあかるく、メンテばっちりで気持ちのいい浴場。

 
【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 男湯

カラン計4、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
日曜10時で独占。

 
【写真 上(左)】 女湯内湯
【写真 下(右)】 女湯露天

内湯は灰白色のイオウの湯の花がでた石組の湯口から投入。
にごり湯につき槽内注排湯は確認できず、切欠からの上面排湯。

 
【写真 上(左)】 男湯内湯
【写真 下(右)】 男湯内湯の湯口

露天も灰白色のイオウの湯の花がでた石組の湯口から投入。
オーバーフローはなく、たしか側面のスリット孔からの排湯だったかと思います。
湯温は内湯で適温〜ややぬる、露天で適温。ともにたっぷり深くて入りごこちのいいもの。
湯づかいはお湯の感じや、脱衣所掲示からしてかけ流しでしょう。

 
【写真 上(左)】 男湯露天
【写真 下(右)】 男湯露天の湯口

お湯は内湯・露天ともに同系ですが、浴槽がちいさな分、露天のほうが鮮度感がありました。
鼠色がかった濁白色のにごり湯には、灰白色の繊維状の湯の花が大量にただよっています。
山のイオウ泉にありがちな”味のない味”+弱苦味。
しぶ焦げイオウ臭+ラムネ臭に特有の鉱物臭をまじえた絶妙な湯の香が、浴室内にたちこめています。
この湯の香は「黄金の湯」、「河原の湯」よりもつよいのでは・・・?。

硫酸塩泉系のきしきしとイオウ泉系のするするにツルすべととろみが加わる複雑かつ絶妙な湯ざわりで、肌にくい込むような力感も備えています。
ともかく後を曳くお湯で、なかなか脱出できません。
浴後はお肌するするになり、イオウ臭が肌にのこります。

 
【写真 上(左)】 内湯の排湯口と湯色
【写真 下(右)】 大量にただよう湯の花

硫化水素泉ながら、どこかすっきりとした味わいがあり、日光湯元のお湯を思い起こしました。
ここはおそらく山側からの引湯かと思われます。
ふたつの露天(おのおの源泉がちがうと思う)のどちらかと同じ源泉かは不明ですが、同じ源泉だとしてもだいぶイメージがちがいます。
引湯しているうちにお湯がまろやかにこなれるような気もしますが、どうでしょうか。
個人的にはふたつの露天より気に入りました。これは文句なく名湯かと。
このタイプのお湯は好物なので、いつか真冬に泊まってじっくり堪能したいと思います。

温泉分析書はみあたりませんでしたが、掲示されていた泉源地と「自遊人 温泉倶楽部」の『温泉分析書図書館』掲載の「ホテル花文」の分析書記載泉源地がおなじなので、ここからデータを抜粋引用します。(〔 〕は現地掲示より。)

------------ 引用データ ------------
〔 源泉名:燕温泉(集合升) 〕
含硫黄-Ca・Na・Mg-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉〔含硫黄-Na・Ca-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉〕 44.8℃〔43.5℃〕、pH=6.4、758L/min自然湧出、成分総計=1680mg/kg
Na^+=120mg/kg (33mval%)、Mg^2+=41 (22)、Ca^2+=130 (41)、Fe^2+=0.04、Cl^-=130 (22)、HS^-=-、SO_4^2-=230 (29)、HCO_3^-=490 (49)、陽イオン計=309 (16mval)、陰イオン計=851 (16mval)、メタけい酸=210、メタほう酸=8.6、遊離炭酸=200、硫化水素=2.2 <H17.8.25分析>〔H3.11.20分析〕
------------ 引用データおわり ------------
※ 引湯にしては湯温のわりに湯口の温度が高いが、分析書の湯温は集合升での計測かもしれません。

〔 脱衣所掲示 〕
当館の温泉は、天然温泉100%掛け流し温泉です。
加水、加温、循環はしておりません。

■ブランドグルメ
〔 大洞原のくだものトマト 〕
旧 妙高村はトマトの名産地として知られていました。
なかでも標高の高い大洞原産のトマトは味に定評があるらしく、有機質の肥料をつかい露地栽培された「くだものトマト」が出荷されています。

〔 2012/04/20UP (2011/09入湯) 〕


E138.8.56.200N36.53.57.260

【 BGM 】
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■ 湯元滑川天然温泉 「なめがわ温泉 花和楽の湯」 / 旧 「なめがわ森林スパ 花明かり」

  

湯元滑川天然温泉 「なめがわ温泉 花和楽の湯」
住 所 :埼玉県比企郡滑川町羽尾2178
電 話 :0493-57-2683
時 間 :10:00〜24:00 / 不定休
料 金 :1,280円(18:00〜 1,050円、21:00〜 650円(タオルセット、岩盤浴等なし)) 会員各100円引
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
※ 営業状況、時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

旧「なめがわ森林スパ 花明かり」が改称してリニューアルオープンしたもの。
2010年4月22日にオープンした「なめがわ森林スパ 花明かり」は、約1年後の2011年5月9日より休業し、8月12日「なめがわ温泉 花和楽の湯」に改称してリニューアルオープン。
遅ればせながら、リニューアル後の施設についてレポします。

 
【写真 上(左)】 サイン−1
【写真 下(右)】 サイン−2

リニューアルの理由について、公式ブログ2011年8月15日付記事で↓のように説明されています。
「小川町の『花和楽の湯』が泊まれない旅館をコンセプトにした施設に対して、滑川町の『花明かり』は、泊まれないリゾートをコンセプトにした施設でした。広大の敷地の中に、温浴棟、レストラン棟、休憩棟等を分棟形式に配置し、自由に歩いて移動できるのが特徴の施設でした。しかし、天気の良い日は良いのですが、雨の日や冬の時期等、お客様より動線の不便さをご指摘頂く事も多々ありました。そのようなお客様のお声にお応えする為、今年のGW明けから、施設全体を裸足で歩いて移動できるよう、各棟を全てドッキングする増築工事を実施してまいりました。」

 
【写真 上(左)】 門
【写真 下(右)】 ほとんど変化のないエントランスアプローチ

上記のとおり、施設内動線が大幅に変更されています。
また、全体イメージも比較的”洋”のイメージがつよかった前施設から、”和モダン”寄りにアジャストされて、和シックな「花和楽の湯」のイメージに統一されたような感じがします。

 
【写真 上(左)】 足湯
【写真 下(右)】 母屋へのアプローチ

リニューアルのポイントは、従来別棟だった浴場棟が回廊&母屋で食事処や他の付帯施設とつながれたこと。
これにより、寒い時季や雨天時の移動が格段に楽になりました。
前施設のレポ↓で、浴場棟と他施設の連結について案めいたものを書きましたが、それよりも遙かに本格的なかたちで実現されたわけです。

 
【写真 上(左)】 母屋の玄関
【写真 下(右)】 浴場〜母屋間の回廊

以前の浴場棟エントランスは閉鎖され、新設された和風のメインエントランスから回廊経由のアプローチとなります。
回廊導線が見事に効いていて、まったくの別施設のよう。(→ 施設レイアウト図

位置関係からして、以前の「花*花食堂」が「お食事処 楽膳」に、お休み処「月明かり」が「ひとやすみ 一休」に変わり、それをつなぐように母屋&回廊が新設されたような気がしますが、定かではありません。
施設が点在し、「芝生&植栽の公園かゴルフ場のような空間」と書いた庭は、回廊やテラスで画されメインガーデン的に仕上げられて、雰囲気を一新しています。
ここらへんの空間づくり、「カワラリゾート」はほんとうに巧いと思います。

 
【写真 上(左)】 和シックな館内
【写真 下(右)】 夜のテラス

また、設置がなく疑問を呈した(^^)、岩盤浴もしっかり新設されています(料金内)。

浴場構成や湯づかいはほとんど変化がないように感じました。(ちょっと希釈がつよまったか?)
ただ、露天の湯口の一部がかなり強烈に赤茶変しているので、非希釈非濾過系の源泉を投入することがあるのかもしれません。

また、ロウリュのアロマオイル使用量が増え、さらにパワーアップしているようです。
わたしはロウリュ好きでいろいろと入っていますが、ここのロウリュは設備といい、アロマオイルの質といい、スタッフの技術といい、関東屈指のレベルかと・・・。
それと、ゲキ冷だった水風呂がきもち入りやすい温度になっていました。

ということで、浴場やお湯については以前のレポ↓を参照ください。
それにしても、お客の声を受け、オープン1年でリニューアルを決行した「カワラリゾート」の対応の速さにはおどろきです。

はっきりいって居酒屋にあるような”和モダン”風施設はすぐにつくれるのですが、空間構成を含めてコンセプチャルに創り込むのには相当なセンスが要ります。
ディテールやアイテムに至るまでの知識やセンスが”和シック”な大人の雰囲気につながっていくのかと・・・。
正直、”和シック”的な小ワザの効き方からすると、本家小川の「花和楽の湯」に及ばないような気もしますが、コンセプト「泊まれないリゾート」がよく表現されたいい施設かと思います。

〔 2012/04/17UP (2012/01入湯) 〕


〔 旧施設のレポ 〕
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<湯元滑川天然温泉 「なめがわ森林スパ 花明かり」>
(埼玉県滑川町羽尾2178、10:00〜24:00、原則無休、1,200円(会員100円引)※18:00以降1,000円(暫定?)、0493-57-2683)
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)

2010/04/22オープンの、小川町「花和楽の湯」を運営するカワラリゾートの2号店です。
ONKEN21さんのレポあり。

場所は埼玉県滑川町の「国営武蔵丘陵森林公園」の東京寄り。
アプローチは旧「熊谷東松山道路」、これは2004年11月に無料化された有料道路で片側2車線の走りやすい道です。(ネズミとり注意 ^^)
関越道東松山ICからだと、ベイシア・カインズホームがある「なめがわ森林モール」の手前の交差点を左折(目立つ看板がなかったようなので要注意)、しばらく走った突きあたり。
東松山ICからのアプローチもスムーズだし、サイクリングのメッカ森林公園にもほどちかい、なかなかに絶妙な立地です。


【写真 上(左)】 エントランス看板
【写真 下(右)】 フロントへのアプローチ

Pの入口からして、はやくもリゾート的上質感を醸し出しています。
Pは巨大、Pのオペレーションで苦労している1号店のうさを晴らすかのような広さ(^^)。

エントランスの門を抜けたところにフロント「花だより」、ここで入館料を払い施設説明を受けます。
「花和楽の湯」にはナイト料金があるので、ここもあるかと思い夜に攻めたところ(^^)やはりありました。
18時以降は200円引の1,000円(会員だと900円)。ただ、これは販促物などに載っていないので暫定かも・・・。
会員入会金300円は5/31までなら無料、ここだけの会員で「花和楽の湯」ではつかえません。


【写真 上(左)】 足湯
【写真 下(右)】 「花*花食堂」

「花だより」裏手に足湯、ここはバリバリのカルキ臭でパス。

左手のおくが「花*花食堂」、その手前にお休み処「月明かり」&温泉たまご無人販売所。
右手のおくが温泉棟の「花明かり」でそれぞれ芝生&植栽の公園かゴルフ場のような空間のなかに別棟で配置されています。
「花*花食堂」は、地元の食材を活かしたメニューということで美味しそう。


【写真 上(左)】 お休み処「月明かり」
【写真 下(右)】 温泉棟「花明かり」のサイン

「花和楽の湯」とはちがった別棟構成ですが、ONKEN21さんも指摘されていたように、雨の日や寒い日は辛いかも・・・。
やはり温泉棟「花明かり」と「花*花食堂」は廊下でつないだ方がいいような・・・。

温泉棟「花明かり」はいわゆる”和モダン”系で、シャープな上質感があります。
フロントでロッカーキーとタオル・バスタオルを受け取り(6月中旬より作務衣無料貸出予定)ますが、フロント「花だより」と温泉棟で2回も受付するのが面倒。

現在でも「花*花食堂」のみの利用も可能なようですが、温泉棟「花明かり」のみで受付し、フロント「花だより」での受付をやめても別段問題ないのでは?
その方が温泉棟以外フリーとなり、「花*花食堂」の利用も増えるような?(ただし、お休み処「月明かり」のフリー利用を防ぐためには受付設置か、温泉棟と廊下で結ぶ必要あり)

フロント右手に家族風呂、左手に浴室、さらに浴室左手の廊下の先にトリートメント(手もみ・エステ・アカスリ)と休憩所。左が男湯、右が女湯で固定制のよう。
当然あると思われた岩盤浴はありません。


【写真 上(左)】 温泉棟「花明かり」
【写真 下(右)】 浴場入口

脱衣所は「花和楽の湯」と同じつかいにくい縦長ロッカーでスペースもやっぱり狭め。
ただ、「花和楽の湯」よりは浴場への出入口が広く水切りスペースもあるので、水でべちゃべちゃになることはなさそう。

内湯は手前にかけ湯(温泉?)、正面に内湯。
天井高く、窓の広い開放的な浴場で、行ったときは窓が開け放たれていたのでこもりはまったくありませんでした。

内湯は石づくりでスペース的には10人以上いけそうですが、外周があさくなっているので肩までつかれるのは6-7人か。施設規模のわりに狭めです。
セパ式カラン17の一部は内湯のすぐよこに設けられているので、シャワーを横につかったりすると内湯のお客にかかるのでは?
ここは「花和楽の湯」と同様、浴槽と洗い場をセパレートした方がよかったような・・・。
シャワー・シャンプーあり。シャンプーは「花和楽の湯」と同様、ブースによって種類がちがいます。
土曜20時で10〜30人くらいとわりに空いていて、客層は若いグループ客がメイン。
ただ、30人くらいのときはやや混雑感がでたので、トップシーズンの夕方など、どういう状況になるのかちと気がかり。

露天への入口よこにサウナ。本場フィンランドの”ikiサウナ”で、県内では初だそう。ロウリュではたしかにいままで経験したことのない”熱波”が感じられたので、これは必浴かと。(男湯は毎時15分、女湯は45分くらいに実施のよう。)

露天ゾーンは手前に水風呂(16.5℃で冷たくあまり入っていない。カルキ臭。)とそのおくに露天。
石組み小石敷の露天は手前の全身浴槽とおくの寝湯浴槽にわかれていて、全身浴槽は屋根なし、寝湯槽は九州あたりにありげながっしりとした太い柱に低い屋根が掛かっています。
全身浴槽もスペース的には15人以上いけそうですが、ここも外周があさくなっていて肩までゆったりつかれるのは7-8人か?
槽内に段差があって、つまずいている客を何人か見ました。
また、石組み浴槽の宿命ですが、背当たりのいい場所が限られてしまいます。
寝湯槽は広くて20人以上か。湯面にぷかぷかと木枕が浮いています。

寝湯槽のおくに一段高くウッドデッキ、デッキチェア数個となぜかチェア&テーブルセット×2があります。ここは寝湯を経由しなくても水風呂の脇からアプローチ可。
ここからの眺めはなかなかのもので、林のなかのヒーリング露天というイメージがぴったり。「森林スパ」と謳うだけのことはあります。

内湯は、中央の石の湯口からの適温湯投入+熱め側面注入で窓側への上面排湯+側面排湯?。湯口のお湯は強塩味+苦味で消毒臭がありました。

露天は全身浴槽に4ヶ所の湯口と数ヶ所の槽内注湯。排湯はよくわかりませんでした。
A.一番手前の水風呂側から熱湯大量投入。強塩味+苦味で明瞭な磯の香。
B.Aの右手の茶褐色に色づいた湯口からぬるめの少量投入。強塩味+苦味+金気だし味、金気貝汁臭+土類系焦げ臭の質感高い味臭で、これはおそらく非加温(or微加温)、非ろ過除鉄なしのピュアな源泉でしょう。
C.奥側の大ぶりな岩組みからの投入。湯口は1ヶ所にみえるが、左手の高みと右手下側2ヶ所からの投入。
左手の高みからのやつは茶褐色に色づいてぬる湯少量投入。
Bとほとんどおなじ味臭でこれも源泉かと。ただ、こちらはかすかに消毒臭がまじっていたような・・・。
D.奥側の右手下側の湯口から熱湯投入で、お湯の感じは内湯湯口に近いもの。

強塩味+苦味はどの湯口もほとんどおなじ、成分総計14.35g/kgなりの濃度がでているので加水はほとんどないと思います。

浴槽のお湯は湯口のお湯じたいがかなりちがうので、場所によってイメージが変わります。(湯温も場所によってかなりちがう。)
ただ、内湯はよわい消毒臭、露天ではつよい磯の香が感じられました。

湯色は夜だったのでよくわかりませんでしたが、茶色にうすにごっていたような・・・。
濃いめの食塩泉らしいどっしりとした重厚な浴感と、土類食塩泉系のぺとぺととした湯ざわりが特徴。
いかにもほてりそうなお湯ですが、ほてりはさほどなく、湯切れよくさっぱりとした湯あがり感。このあたりは成分に含む重曹分(HCO_3^-=178.8mg/kg)が効いているのかもしれません。

湯脈としては「四季の湯温泉 ヘリテイジ・リゾート」に近いものかと思いますが、それより金気や土類がきいている分、お湯に個性があるような・・・。
それだけに源泉浴槽がほしいところです。

充分練り上げて設計されているのでしょうが、なんとなくつくりが平板で、飽きがきます。(個人的には「花和楽の湯」のつくりのほうが変化があって面白い。)
なんとなく気になったのはどこにいても他の客と視線がぶつかる配置になっていて、ちと落ち着かないこと。(これけっこう重要。)
また浅い浴槽が多く、冬場はかなり湯温を上げないときびしいようにも思いました。

どうしたら変化と落ちつきがでるのか、露天につかりながらつらつらと考えてみました。
● デッキのよこに人気の人工炭酸泉をつくる。
● 全身浴槽はすべてゆったりふかめにし、中央に目隠し的な置き石をおく。
● 寝湯槽をふかくして、微加温のぬる湯源泉かけ流し槽にする。
● 露天左側のスペースを寝湯にする。
● 水風呂はせめて18℃はキープする。

これで、ぬる湯源泉槽と人工炭酸泉というふたつの人気アイテムが補強でき、水風呂ももっとつかわれるようになるでしょう。
源泉の湯量不足の問題があるなら、内湯を真湯槽か加水浴槽にすればいいでしょう。

施設コンセプトは「泊まれない温泉リゾート」。
近くの「四季の湯温泉 ヘリテイジ・リゾート」も”温泉リゾート”を謳っているので、このエリアでは温泉リゾート対決が熾烈になりそうです。

ま〜、浴場についてはいろいろ書きましたが(^^)、郊外の温泉リゾートとして出色の出来であることはまちがいなく、マスコミ受けもしそうなので今後人気が出ていく施設だと思います。

Na・Ca-塩化物温泉 32.0℃、pH=7.50、湧出量不明、成分総計=14.35g/kg、Na^+=4030.0mg/kg、NH4^+=3.9、Mg^2+=122.9、Ca^2+=1094.0、Fe^2+=10.6、Cl^-=8652.0、Br^-=30.7、I^-=5.2、SO_4^2-=15.6、HCO_3^-=178.8、陽イオン計=5296、陰イオン計=8883、メタけい酸=55.6、メタほう酸=87.9、遊離炭酸=25.1 <H20.4.2分析> (源泉名:湯元滑川天然温泉)

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり

■ブランドグルメ
〔 森林まんじゅう 〕
地元“滑川ひまわり会”のお母さんたちが手作りする、1日1,400個も売れるという名物まんじゅう。100%滑川産の小麦粉と厳選した小豆を使用した炭酸まんじゅうです。
森林公園内のほか、「花明かり」そばの滑川農産物直売所(滑川町羽尾1348-1、0493-56-2535)でも売っています。
(「ごちそう埼玉」などを参考。)

〔 2010/05/13UP (2010/05入湯) 〕


E139.22.14.674N36.3.19.580

【 BGM 】
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