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ザ・リッツカールトン東京 ひのきざか。

言わずと知れた超高級ホテル『ザ・リッツカールトン東京』。

クラブラウンジでの宿泊やスパには来た事がありましたが、
唯一このホテルで入ったことのない領域へ、初めて潜入しました。



それがここ、『ひのきざか』。



日本料理、寿司、天ぷら、鉄板焼。





おおざっぱなカテゴリーでいうところの高級和食レストランですね。
内装はもう、それこそ美術品レベルです。

店内に入って中の方に案内される途中にあるこの石(岩?)。



本当は1枚岩だったそうですが、このホテルへの搬入経路の確保が難しく、
3枚に分けて運んだそうです。

それでも大きい。

水が流れているように輝いていますが、
そういう風に見せかけた光沢のある作品です。



この岩だけで一部屋ありそうな贅沢なつくり。

案内されたのは奥まったところにある鉄板焼の部屋。



私たちの他には3組いて、それでも落ち着きのある大人の空間です。



ここではっと息を飲むほど驚いた出来事が。



店に入ってすぐだったのに、だんなの席の食器が、
ちゃんと左利き用に提供されていたのです!

飲み物を飲むのが左手だったから?
(そこまで見ている??)

「なんでわかったんだろー!(・・;)スゴイ!」

もちろん私の分は右利き用に添えられています。



さすがに一流ホテルです。

最初に出て来たアスパラガスのスープ。



先ほど添えられたスプーンで頂きます。

かつおのたたき、にんにく味噌添え。



お刺身を味噌で頂くなんて、新鮮でした。

そして目の前の鉄板で焼いていただいた季節の野菜と黒毛和牛。

この日は私の大好きなお肉、希少部位の『カイノミ』でした。



程よい脂身、歯ごたえ弾力があってとても美味しいのですが、
残念ながら近所のスーパーでは売っていません。

3種類の薬味を添えられて、レアで美味しく焼いて頂きました。



またしてもここで息を飲むほど驚いた体験!

さめがわで丁寧におろされたわさび。
これがふわふわで香り高く、まったく辛くないんです。

辛いものが苦手な私ですが、わさびだけもう2つ3つおかわりをしたいくらい。

弾力のあるお肉にはこのわさびと塩がぴったりでした。
こんなに美味しいわさびは初めて。



サラダに入っている季節の珍しいお野菜を紹介して頂きながら、
丁寧にひとつひとつ味わいながらお食事を満喫しました。





もちろんご飯はおかわり自由です。

お腹いっぱい頂きました。


ホテルの鉄板焼コース料理の場合、
今までの経験上デザートは席を移ることがほとんど。

「デザートもこちらで頂くのですか?(・・)」と声をかけると、

「では展望のよい、窓際のお席をご用意致しましょうか。(^_^)」

わがままは試しに言ってみるものです。

六本木の景色が一望できる、窓際の席に案内してもらいました。







デザートはこちら。
酒粕のブラマンジェとホワイトチョコといちごをぎゅうひで巻いたもの。
食べたことがあるようなないような、とても美味しいプリンみたいな感じ。



このお店、奥の方はどうなっているのだろうと思っていたら、

「ご案内いたしましょうか。(^_^)」

と、なんとこの『ひのきざか』の店内、全室。
一部屋ひとへや見せていただけたのでした。

おそらく個室使用料は料理とは別にン万円。

こんなチャンスは滅多にありません。







お座敷席も案内して頂きました。

『黒松庵』というお部屋はもともと千代田区にあった料亭をそっくり移設してつくられた由緒ある茶室。





その昔、政界人や著名人、文化人をもてなす特別なお部屋だったとのこと。

窓際には天空の日本庭園も造られてあり、贅沢のきわみ。



そのお隣にはもう少し広めのお座敷がありました。



丁寧に解説して頂きながら、全部屋を案内してもらえるなんて、
本当に本当に貴重な体験でした。



「ご丁寧にありがとうございます。
 今度機会がありましたら、是非使わせて頂きますわ。(^^)。」

ハッタリもこの位にしておこう。

こういうところでは、堂々としていれば何も怖いものはない?

お会計を済ませてお店を出ると、
「他のフレンチのレストランの方もご案内いたしましょうか。(^_^)」

と言われましたが、「いえ、他は宿泊した時に入ったので大丈夫です。」

これ以上ハッタリはきかない。

ロビーには国立新美術館にありそうなダイナミックな絵画が。





ロビーラウンジではバイオリンとピアノの生演奏。
贅沢の極みのようなホテルです。



それにしてもゴールデンウィーク最後の最後に、
滅多にできない体験をしてしまいました。

人を感動させるのはやっぱり人なんですね。
さすが一流ホテル。スタッフの方に心から感謝です。



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