私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

アホや!高い勉強代やな!・・・と『あいつ』が私に言う・・・

2013-10-22 00:01:00 | キューバ
キューバの通貨は外国人用とキューバン用と2種類がある

外国人用は・・・1クック(106,1円)現地用で換算すると24モネダ・ナシオナルになる。
現地人用は・・・1モネダ・ナシオナル(4,4円)

2種類のお金はとても紛らわしい作りである。

クックは多色刷りで中央にpesos convertiblesの文字が書かれている。
モネダナシオナルの方は一色刷りで冴えない色使い。




(この写真を見ても今もっても判りずらい)



コインもクックのほうは分厚く八角形の模様がある。





モネダ・ナシオナルのほうは薄っぺらくチャチ。





土地の人はすぐにわかるが、わざと似せて、外国人観光客を戸惑わせて、
あわよくば間違って使わせようとしているみたいに感じた。

問題をさらにややこしくしているのは、2つの通貨の呼称と表記。
「モネダ・ナシオナル」ともいうが、「ペソ・クバーノ」あるいは単に「ペソ」と呼ばれる。
一方で「クック」と言うことが多いが、スペイン語では「セーウーセー」と呼ぶ。
あるいは単に「ペソ」と呼ばれることもある。

どちらも「ペソ」では区別が付かない

さらに表記はどちらも$マーク。
たまに親切に「クック」としてくれている場合もあるが、
そうは問屋がおろさない!

キューバの金銭感覚に慣れていない私は、
売店で売っているジュースが1$と表示されていたので、
当然1クックと思い支払ったのである。
すると売店のおばちゃんが、もう1杯ただでくれたので、めちゃ喜んだ!

1$の表示はクックじゃなく1モネダ・ナシオナルだとあいつが言った
1杯4,4円を106,1円払っていたんやで、そりゃ1杯くらい只でくれるやろ!とあいつが笑った。


本当に油断は禁物で、一番大切なのは「キューバの金銭感覚になれること」なのである。


例えば、缶入りのジュースが「$0.8」と表記されていれば、それはクックに決まっている。
現地通貨であれば、日本円で3,5円程度になってしまう。そんなことはあり得ない。

逆に、サンドイッチが「$10」と表記されていれば現地通貨である。
クックなら日本円で1060円にもなってしまう。そんなことはあり得ない。

いちいち確認しないといけないのが・・・しんどくなった。

大体キューバという国は外国人から取れ!という国、
間違って1クック出しても違うよなんて誰も言わない。
間違った私が悪いんだけど・・・高い勉強になった