私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

没収!………腹立つぅ……

2013-10-23 00:01:00 | オーストラリア
パプアニューギニアではビルムという袋がある。






毛糸だけで編んだり、
毛糸で毛足の長い皮を編み込んだりしている。
形も大きさも色々あるが、持つ柄は長い。
持ち方は、背中にまわし、長い柄はおでこにかける。

何色かの毛糸を編み込み、色彩も美しい。

高地のマウントハーゲンでは、
女性の生活の質や地位の向上のために教えていた。





作った人の名前もつけて売っていた。

私も女性のために、2つ買ったのである。

パプアニューギニアからオーストラリアのケアンズに帰ると、
飛行場でリュックから、手荷物から、靴の底までチェック!
特にパプアニューギニアからが荷物検査が厳しい。

ビルムの1つが没収!あいつもお土産を没収されていた!
なんでなの?
なんでも、ビルムにクスクスの毛が使われていたらしく、
クスクスという動物はワシントン条約で禁止されているという。
あいつのは禁止されている動物の牙で作られていたらしい


それじゃ仕方ないと思っていたら……

もし不満があれば訴えればいいよ!
ただしあなた達は負けて罰金を支払う事になるから!
と上から目線で言われた。パプアニューギニアからのものは、
帰国まで預かるので、出国時にここに来て受け取るように言われた





貝殻の 目が取れちゃっていた。




ゴロカという村で踊るマッドマンの人形。
土なので壊れ、セメダインで修復しました。


オーストラリアは持ち込みが厳しく、それでなくても嫌な国なのに、
預かった木製や貝殻や土製の製品の取り扱いが雑なので壊れていた!


本当に腹が立った!人のものは大事に扱えよ!と言いたい

ケアンズで、クスクスの毛が編み込んだビルムを持っていた人がいたので、
余計に腹が立った