私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

ノープロブレム???アカンやん!!!落馬するぅぅぅ!!!

2012-09-30 18:50:20 | 南米
2008年8月31日~9月25日まで、アメリカ、コロンビア、エクアドルを旅した。

今回の旅の一番の目的はガラパゴス諸島だった。

いくつかの島からなっている「ガラパゴス諸島」
海イグアナ、陸イグアナ、ゾウガメ、くちばしが曲がっているフィンチ、アシカ・・・
この島でしか見られない動植物がある。
それぞれ、進化を遂げていった。
ダーウィンの進化論「種の起源」の島でもある。

イザベラ島・・・アシカや海イグアナがお迎え・・・
ここで3泊する。

2日目は小雨。
火山登山に参加する・・・が!!!なんと馬での登山だった。
モンゴルでは乗ったことはあるが、草原での事!
雨にぬかるんだ細い山道を馬で登るなんて・・・びっくりした。

「乗れない!!!」と言っても、ガイドは「ノープロブレム」しか言わない((+_+))
それを観ている「あいつ」は笑うだけ。
「落馬したらどうするの?」と強く行ってもゲラゲラと笑い、
「しっかり乗れ!」だって!!!



(真ん中が私、右が呑気なあいつ)

与えられた馬は、私をバカにする。
真っすぐに歩いてくれない!
突然、走り出すし、細い山道なので、他の馬の間に突っ込んでいく。
あぁ~私の足にウンチするんじゃない(涙)
本当にじゃじゃ馬だった。

ガイドが面白がって「アリ(早く)・アリ(早く)」とムチで馬のお尻を叩く。

「アァ~~~~~~落ちるぅぅぅぅ」・・・・
「あぁ~~~~~~アカン」・・・・・
私の叫び声が木霊してた。




私に意地悪したガイドの馬が、ぬかるみに足を取られドサッとこけた。
ガイドが落馬・・・ざまぁみろ(^_-)


シャワーを浴びようと・・・なんと足にでっかい内出血が!!!
両足の太ももの後ろにでっかいアオタンが出来てた。
それに両足首の前にもアオタンが!!!




もう二度と馬に乗るのは嫌やぁ~


海イグアナ



陸イグアナ




ビンタ亀のロンサムジョージ君
お嫁さんが来ていたが・・・残念ながら天国に行っちゃった。
世界一長寿だったジョージ君に会えてよかったで~す










フランス語はチンプンカンプン((+_+))・・・

2012-09-26 23:56:09 | アフリカ
2004年12月25日~1月9日まで、
西アフリカ(モロッコ、セネガル、マリ)を旅した。

セネガルのダカールに午前2時半に到着!
仕方なく夜が明けるまで、空港で待つことにした。

夜が明けて、ダカールの街をリュック背負って歩いて宿探しをしていたら、
身なりの良い日本人が声をかけてくれた。
ビルの2階から、日本人らしい我々を見かけて、思わず下りてきたと言う。
ブラブラ歩いていた路は、メチャ治安が悪く、
いつナイフでリュックを切り裂かれるか解らないという

足が震えた・・・彼が紹介してくれたホテルに泊まる事に!
「あいつ」は下痢するし、一人で外出できないし・・・
空腹を抱えて寝た。

翌朝、あいつも元気になり、マリに行く為に長距離列車のチケットを買いに出た。




ダカールの駅の外観は立派だけど、切符売り場も締まり、
どこで情報を得るか皆目解らない。
もちろん英語は通じない!
数人に聞くと「バンドレディ、バンドレディ」と言う。
何を言ってるかチンプンカンプン。

次の日にまたダカール駅に行くと、英語を話す駅長さんがいた。
マリのバマコまでは週に1回土曜日に運行し、
金曜日にチケット(1等=7600円、2等尾=5600円)を、
売り出すので、金曜日に来いと言った。
なんとマリの首都バマコまで2日間かかる。
今日は火曜日!そんなに旅の日数に余裕が無い!

結局、ダカール航空(35000円)でマリに飛ぶことにした。

「バンドレディ」とは金曜日の事だった。

世界は色んな言葉を話す。
フランスでは「トレビアン」「シルブプレ」「メルシー」でOKだけど、
西アフリカでは、そうはいかなかった(=^-^=)ふふ

個人の旅はチケット買うのもメチャ難儀なのだ。
でも、それが面白いから止められない。


セネガルにはバラ色の湖がある。




塩湖でプランクトンの影響で乾季の日中は美しいバラ色に染まる。
マットな黒い肌に白い塩が付き、
何とも不思議な光景だった。




中国 成都で反日デモに遭遇・・・

2012-09-17 21:02:06 | 中国
2010年10月8日~23日まで中国&チベットを旅した。

チベットに入るには「成都」から行くのが便利!
昆明から成都へ入った時に・・・反日デモに遭遇した。

四川省成都市で16日・・・
中国漁船衝突事件に関連したとみられる 反日デモがあり、
ヨーカ堂春熙店に数千人のデモ隊が押し掛け、ガラスなどを壊した。


成都のユースホステルでは、日本人の外出禁止が貼りだされた。
成都では、デモとは名ばかりで、過激ですぐに暴徒化する。
日頃の鬱憤ばらしか、ガス抜きか・・・
違和感いっぱいのデモなのである。

いつまで続くのか解らず、どうしようかと考え・・・
「あいつ」の提案で、「大足石刻」へ逃げようと決めた。

「大足石刻」は見事な岩の彫刻で、一度行ったことがあった。
大足に着き、ホテルを探すがなかなか泊めてくれない。

反日デモのせいか?日本人と解ると「ダメ!ダメ!」という。
次から、次へとホテルを当たるが・・・答えは同じ。

諦めて、ここを最後にしようと覚悟を決め、
フロントにいた女性に部屋は有りますか?と聞くと・・・
OK!と言ってくれた(ホント???)
パスポートを見せると、少し躊躇をみせたが、
多分どこも泊まるホテルは無いと思うのでと、
良いですよと!!!
本当に嬉しかった。



大足では、デモの事も忘れ、素晴らしい石刻を堪能した。






おまけ

大足でたべた「土鍋」が凄く美味しかったです。
栗や鶏や色んな具が入り、あっさりとしてホクホクで、
2回も通いました。





爪が剥がれた・・・

2012-09-10 00:05:41 | 東南アジア
2006年2月23日~3月5日までマレーシアの旅をした。
メインはキナバル山(4095m)に登ることだった。

「あいつ」とは近畿の低山を登ったりしていた。
本当に気軽に「キナバル山に行こうか?」というので、
「良いよ」と軽々しく返事をした。
まさか富士山より高いなんて思いもしなかった。

OKと言ったので、覚悟を決めてた。
目の前に聳える雲がかかった「キナバル山」を見た時は、
背中がゾクゾク、足先から怖さが襲った。

3000mくらいから「高山病」があると言うじゃないの!!!
「あいつ」は大丈夫や!みんな登っている!といとも簡単に言う。

ガイドを雇い、午前8時に登り始め12時45分にレストハウスに到着!
1日目は6Kの行程だった。
ガイドのピトは「ジャラン、ジャラン、パラン、パラン」と声をかけてくれる。
ジャラン(歩く)パラン(ゆっくり)




2日目は午前3時にヘッドライトをつけて出発。




白い太いロープが道筋を教えてくれる。
勾配はかなりきついので、一歩、一歩ゆっくりと登って行った。



ヘッドライトしかないので、星空はとてもきれいだった。
午前6時20分に頂上に達した。
高山病には強かった(^◇^)





頂上に到達した人にはカラーの証明書をくれる。





もし途中で挫折するとモノクロの証明書なのだ。


達成感に酔いしれ、下山して海のまち「コタキナバル」にバスで戻った。
登山シューズからビーサンに替え・・・
バスから降りようと大きなリュックを思いっきり上に下げたら、
右足の親指が引っかかりバリっと音がした。
うぅぅぅぅ痛い!!!右の親指の爪が剥がれたぁ~!!!
みるみる内に真っ赤な血が噴き出した


あまりの痛さに気分が悪くなり、「あいつ」に病院を探して!!!と叫んだ。
「あいつ」はここか?ここか?とのんびり言うじゃないの!!!
どこでも良いから早く!!!

マレーシア人のドクターが爪を見て、
『爪は剥がれても生えてくるから大丈夫だよ!
それより血圧が高くて、下げないと飛行機に乗ってはダメだよ』
と言った。
血圧???その方に神経が行って・・・爪は生えるに納得・・・

もちろん英語なので、あいつが通訳してくれた。
こんな時は役に立つ(^_-)

ホテルで寝ていると、胸が締め付けられるように痛い!
「心筋梗塞?」「狭心症?」・・・・
私の命もコタキナバルで終わる~と一人で涙していた


「あいつ」は一人で夕飯を食べにでて帰ってこない!!!
あぁ~病気の時くらい傍に居れよ!

なんと、帰国後病院で聞くと、「胸のこむら返り」と診断された。
その時の自分を思いだすと・・・恥ずかしい(=^-^=)ふふ


結局、登山の後遺症で半月板が割れ「左膝半月板切除術」を受けた。

あいつよ!少しは痛みを解れよと言いたかった


後日、パソコンが故障し、マレーシアの写真が消えちゃった。
登頂の写真は「あいつ」だ((+_+))
私の登頂記録は、証明書だけになった。
痛く、辛く、ショックな思いをしたマレーシアの旅だった。

えぇ???没収とは・・・

2012-09-04 00:07:05 | 中国
2009年4月8日~22日まで、香港、マカオ、中国を旅した。

マカオの関門から中国の珠海に入り広州へ・・・
永定から龍岩に行き、世界遺産の「土楼」を見学。
そして「アモイ」(4月12日)に入った。

アモイのコロンス島は、西洋風の瀟洒な建物が並び、
中国じゃない風情がした。

年間100万人が訪れる一大観光地!
土産物屋、レストラン、宝石店がズラッと並んでいた。

その1軒で、面白いおもちゃ(?)が目についた。





磁石の原理を利用した空とぶ独楽
S極とN極との反発する性質をうまく使った独楽なのだ。
しかし、なかなか巧く回せない。
「あいつ」は必死で挑戦していた。
うまく回るとメチャ喜んで、何度も、何度も店先でチャレンジ。



お店のおっちゃんに、はよ、買って!とせがまれていた。
なんと!!!子供心が目覚めたのか、とうとう買っちゃった。


ホテルでも楽しそうに遊んでいた。

22日上海の飛行場で荷物を預けると、
別室で「あいつ」の荷物の検査があった。
何で???
どうして???
麻薬???まさか!!!
空飛ぶ独楽???

飛行機の機器に影響を与えるとの説明!
あまりにも磁気が強く、機内に持ち込めないとの事!

『没収~~~~~~~~~~』

「あいつ」の落胆は凄かった(@_@;)
泣く泣くお別れ・・・もっと遊んどいたらよかった!!!
          誰かにあげたらよかった!!!
と愚痴が出ていた。

あぁ~可哀想になぁ~(=^-^=)ふふ