恐竜を食べるヘビ：来訪の記録（ナショナルジオグラフィック）

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010030212&source=goo

『孵化したての竜脚類の恐竜と、それを食べそこなったまま死んだ全長3メートル50センチほどのヘビの骨の化石を含んだ石。インドのグジャラート州で発見された（写真）。同じ場所から孵化前の竜脚類の恐竜の卵3個の化石も見つかっている。

　このヘビは新種で、ラテン語で“古風な口の開け方をするインドのヘビ”という意味のサネイェ・インディクス（Sanejeh indicus）と名付けられた。

　生まれたばかりの恐竜は、ヘビだけでなく卵を狙う恐竜や哺乳類の格好の獲物だったと考えられている。研究を率いたジェフリー・ウィルソン氏は、「まだみずみずしくて柔らかい生まれたての恐竜が生きるには厳しい環境」と説明する。

　この研究の一部は、ナショナルジオグラフィック協会の研究・探検委員会（CRE）の支援を受けている。』

人間の歴史はこのような地球の歴史に比べると実に短い。時間のスケールを超えた太古のロマンが感じられる。