相撲協会、３０日に暴力団との関係断絶宣言(読売新聞)

相撲協会、３０日に暴力団との関係断絶宣言(読売新聞) - goo ニュース

『2010年8月26日（木）20:37
　反社会的勢力との関係遮断を目指している日本相撲協会は、秋場所の新番付が発表される３０日、東京・両国国技館で「暴力団排除宣言」を行う。

　当日は親方や横綱白鵬ら力士の代表、行司、呼び出しらが参加、放駒理事長（元大関魁傑）が暴力団との関係断絶を宣言する。理事長は２６日、「国民に向けて、効果的に行いたい」と語った。

　大相撲の維持員席での暴力団幹部の観戦や野球賭博問題が相次いで発覚した相撲協会は「ガバナンス（統治能力）の整備に関する独立委員会」（座長＝奥島孝康・日本高野連会長）の提言を受け、「暴力団等排除対策委員会」（委員長＝伊藤滋外部理事）も設置、９月１日に初会合を開く。また、賭博常習者や暴力団らとの交際などを禁じる罰則付きの規定も作成した。』

反社会的な勢力と交際しないと宣言するだけでは、再発防止としては弱い感じがする。
今でも相撲界は閉鎖的な社会であり、一般社会との接点が少ない。
相撲部屋制度や親方制度、支援者など、制度そのものに今回の問題の原点がある。
そのような制度の改革に着手しない限り問題の根絶は難しい。