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カツオ節大手2社が偽装 「枯れ節」「枕崎産」にあらず(朝日新聞)

2009-01-23 05:10:34 | ちょっと 『気になる』 はなし
http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY200901220148.html


『朝日新聞の取材に、ヤマキは「乾燥工程を省いても、カビを2回培養したものと風味や香りが同等のカビを発生させる技術を開発した。従来の枯れ節と成分の分析でも差はなく、技術革新だと判断していた」と説明する。ヤマキの役員の一人は「法令に違反するとの認識はなかったが、技術を過信して、企業としての社会性に欠けていた」と話している。』

最近はこのような報道があっても特に驚かない時代となった。産地偽装や表示の偽装はまだ許される部類になる?

許されないのは有害物質の混入や偽装だ。それらが入っていなければまあいいか。と思う時代となった。

もちろんこのような偽装は、詐欺にあたり、社会的な問題ではある。製造メーカーのエゴも垣間見られる。古紙混入率の問題の時と同じような発言もある。技術革新だと思っていたならば、正直にそのように表示すればよい。

取材に対してこのような回答をするのはどうだろうか?『企業としての社会性に欠けていた」と話している』問題はこの点にある。食品メーカーに求められるのは、安全、安心である。今、企業に求められるのは「正直」である事。その商品が優れた製品であるのは事実としても、だから表示を偽装してよいというもではない。

先日テレビで、売上をのばしているスーパーマーケットが報道されていた。この店ではその製品が安い理由をきちんと説明していた。この商品はまだ出はじめなので、甘味が少し不足しています。このような調理法で料理すると美味しく食べられます。というように商品の欠点をはっきり説明して、その対処方法を示している。

何も偽装しなくても、商品に自信があればいくらでも方法はあるのではないかと思う。それがまさに今の時代に求められている。中国産でもきちんと検査ををして自信を持って販売すれば、それは消費者も受け入れてくれるのではないかと思う。そのような情報公開や説明が不足している。
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