世界の気象が変だ ロシアで熱波・南米では寒波（朝日新聞）

http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY201007240512.html?ref=any

『連日猛暑の日本。だが、世界に目をやると、各地を異常気象が襲っている。ロシアは記録的な暑さに見舞われ、中国は大雨続き。一方、季節が逆の南米では寒波が猛威をふるい、各地で多くの死者が出ている。原因の一つは上空で吹く偏西風の異変とされる。 』

このような異常気象と地球温暖化の因果関係はどうだろうか？
地球の気温が上昇すれば、さまざまなところで異常気象が起きるとされる。
しかしそれが何によるのか？原因は特定されることはない。

地球温暖化問題と二酸化炭素の関係についても、いまだに懐疑論がある。
そもそも地球の歴史を見れば、安定的な気象条件が普通ではない。
今よりも海面水位が高い時代もあった。
氷河期になり氷に閉ざされた世界もあった。

異常気象と温暖化の問題を結び付けて考えるのは仕方がない事だが
そこで何ができるのかと言えばできることは限られている。
日本各地で40℃近い猛暑が続いている。
ヒートアイランド現象では、建物の中にいれば暑さはしのげる。

地球温暖化の問題もこのヒートアイランドの問題と似ている。
現実的に何かが起こり、その被害が自分に向かってきた時に初めて
その問題を知ることになる。

今いろいろなところで、さまざまな問題が起きている。
それを結び付けて考えるには無理な面もある。
ヒートアイランドは人類が作り出した都市だ。
気候を変えることはできなくても、都市に緑を増やしたり
屋上や壁面を緑化したり、街路樹を植えたりすることはできる。
道路に散水して暑さをしのぐこともできる。
自分たちの町を住みやすくするための工夫が大事な事だ。