「賞味期限切れ」も原材料に（NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/k10014719191000.html

『委員からは、食品メーカーに社内基準や記録の保管などが求められることをあわせて明記するよう求める意見が出されました。今回のガイドラインの改正は、原材料としてまだ使える食品が捨てられている現状を変えるねらいで行われるもので、農林水産省は「去年、菓子メーカーの『不二家』が賞味期限の切れた原材料を使って問題になっただけに、使う際の条件などについてメーカー側に十分な説明をしていきたい」と話しています。』

このガイドラインはほぼ適正な判断だと思います。本来はメーカー側が安全性に対して責任を持つ必要があります。最近の食品偽装でメーカーは信頼できないと考える気持ちはわかりますが、これはあくまで一部の話と考える必要があります。

消費者はメーカーを信じること、そしてメーカーはその信頼にこたえることが本来の姿と言えます。世の中の多くの食品はほぼ適正に管理されています。仮にでたらめばかり行っていればそれはいつか表面化します。

私たちには「長年愛用している商品があると思います」食品でもあるでしょう。それらについては、多くの場合信頼を寄せているはずです。野菜や肉については生産者の写真を飾っているスーパーマーケットもあります。

世の中信頼できるものが少なくなっています。今メーカーはその信頼という商品をどのように売るのか？その事が求められているのではないでしょうか？